今日はシクラメンの播種です。
つい最近までシクラメンの販売をしていたかと思いきや、
もう来年の生産に向けてタネ播きが始まります。
シクラメンの種子は発芽までに、
1ヶ月くらいかかるので、
発芽までの途中で病気にかからないように、
殺菌処理をします。
それから、発芽までの期間が長く、バラバラに発芽してきてしまうため、
植物成長調整剤(ジベレリン)で発芽促進処理をして、
少しでも発芽のタイミングが揃うようにします。
たくさんの品種を作るので、
品種が混ざらないように、
シャーレに品種ごとに分けて処理をしていきます。
あとは、セルトレイに播くのみ!!
播き終わったものは、
台車に乗せていきますが、、、、
台車が何やら、怪しい暗幕で包まれています。
これは、なぜかというと、、、
シクラメンは、発芽のためには光を遮断しないといけないからなのです。
種子の発芽には、
光が必要な植物もあれば、
光があたるとダメな植物もあります。
シクラメンは典型的な後者です。
発芽に光を避ける必要がある種子を暗発芽種子(または嫌光性)といいます。
なので、光を遮るため暗幕を台車にかけています。
さて、、、
播き終わった種子は、
温度を一定にした発芽室に入っていきます。
この中は、シクラメンの発芽に必要な温度に管理されています。
シクラメンは冬の代表的な植物ですが、
発芽には意外と温度が必要で、18~20℃くらいが発芽に必要になってきます。
これで、約1ヶ月程でシクラメンのこどもが発芽してきます。
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