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先週、NHK趣味の園芸 「氷川きよしグリーンサムへの12か月」の2回目の収録がありました。 今回は、ペチュニアをテーマに私がその指南役として出演させて頂きました。1回目に出演させて頂いた際にお渡ししたペチュニアがその後どうなったのか・・・?
収録場所は、前回と同じ渋谷のおしゃれな貸しスタジオでした。室内には様々なペチュニア品種が綺麗に飾られていました。
最後にペチュニア
‘さくらさくら’ と氷川さんと一緒に記念撮影!
今回収録された内容は、7月11日(日)8時30分からNHK Eテレで放送されます。
(渡辺 均)
5月17日のブログで御紹介しましたが、非常勤講師として行なった講義の中で、自宅でも簡単にできるペチュニアの挿し芽の方法をご紹介しました。今回はその続報です。
5月17日のブログ
http://naeseisan2.blogspot.com/2021/05/blog-post_17.html
ペチュニアの挿し芽を行なったのが5月1日でしたね。輪鉢に鹿沼土の細粒を入れ(バーミキュライトでも可)、土を湿らせ、長さ3~4㎝ほどに挿し穂を調整してから、ピンセットを使って挿しました。霧吹きで散水後、保湿のためにビニール袋の中に入れ、袋の口は開けたまま1日に1~2回ビニール袋に入れたまま、上から霧吹きで加湿し、明るい室内で管理しました。
挿し芽直後
ビニール袋の中で湿度を保たれながら約2週間が経過(新しい芽が伸長してきました)
挿し芽2週間目まで、前回のブログでご紹介しましたが、その後は・・・。
挿し芽後約4週間
挿し芽後約5週間(ポット上げ)
挿し芽を行なってから5週間後に、上の画像のようにもう白い根が鉢底から見えていましたので、輪鉢から抜いて花壇用の用土でポット上げを行ないました。
ポット上げ完了!
ポット上げ後の数日間は、直射日光の当たらない場所で管理し、根の活着を促しました。さらに10日が経過したところで、花が咲きはじめました。
開花!
得られた苗に大小はありましたが、挿し芽を行なってから約6週間で最初の花を見ることができました。
4月~5月に購入したペチュニアのポット苗を定植する前に摘芯して株の分枝を促すと同時に、切った先端の芽を使って挿し芽をすれば、2か月以内には、殖やした株の花も楽しむことができます。また、挿し芽は20℃以上あればいつでもできますので、摘芯や切り戻しを行なった際の茎を使えば、さらに殖やすことができますね~。
(渡辺 均)
一昨年に枝を頂戴して挿し木をしていたトキワレンゲ{モクレン科
Magnolia coco (Lour.) DC. } の花が咲きました。 挿し木をしたまま、植え替えもせずにハウス内のベンチの奥の方に置いてあったので、蕾が膨らんでいたことにも気がつきませんでした。早朝にハウスの鍵を開けて入ると、さわやかな甘い香りがしたので、その存在を知らせてくれました。何とも嬉しい瞬間です!
一昨年の7月に4~5本の枝を5㎝ほどに切って1鉢に挿しました。挿し木後も生長は遅く20㎝ほどしか伸びていませんでしたが、そのうちの1本の枝先に直径5㎝ほどの白色の丸い花を着けていました。別名をシラタマモクレンと言われていますので、その意味が分かりますね。花の近くで嗅ぐ香りは、さらに良いものでした。
トキワレンゲの生育は緩慢ですが、常緑樹で耐陰性があり、数は少ないですが比較的株が小さいうちから花を着け、開花期が長く、花の形や花の香りも良いことから、庭木や鉢植え、室内向けの観葉植物として利用されても良い植物ですね。ただ、一つの花の寿命は短く、翌朝には散っていました(一日花)。
人知れず白玉のような花を着け、花の香りで存在を知らせ、一日で散ってしまう植物。園芸植物には、生長スピードと鮮やかな花色で自己主張をする植物が多い中、トキワレンゲは美しさと、はかなさを備えた植物といえますね。
(渡辺 均)
今年も始まりました! 園芸学科3年生の栽培・育種学専門実習の課題の一つとして、樽プランターにペチュニア
‘さくらさくらシリーズ’の植え付けを行ないました。昨年は、この時期に実習ができませんでしたので、2年ぶりの実習です。
花は栽培して出荷するだけではなく、美しく魅せる、飾ることも重要なことですからね。 下の画像は、過去の作品!
1人ずつ、直径45㎝の樽プランターにペチュニア‘さくらさくら’、‘桃色吐息’、‘おゆきちゃん’を計8ポットを植え付けます。
考慮しなければならない課題は3つです。
① 7月末の最後の実習日に最も綺麗な状態に仕上げること。
② プランターの外側1/2まで植物(花)でバランスよく
覆われていること。
③ まんべんなく3色の花で覆われること。
もちろん、樽プランターの土が見えていたり、枝先にしか花が着いていなかったりするのは×です。日々の灌水は技術職員が対応しますが、それ以外の施肥、摘心、病害虫防除などは、各々の学生さんの判断で対応してもらいます。もちろん、教員はアドバイスはしますが、直接植物に手を加えることはしません。あくまでも学生さんにお任せです。
最初に樽の底にネットを敷き、大粒のパーライト(20号)を樽の約半分まで入れます。これは、持ち運びを考慮してプランターの重量を軽くすること、排水性を高めるためです。そこに培養土を入れ、樽の中央がやや高くなるようにならし、苗の植え付け位置を決めます。
どの品種をどの位置に植えるかも重要です。さらに分枝を促すため、伸びている枝を切り詰め、向きを考えながら植え付けます。
実習が終わる7月末までの約2か月間、自分の植物と向き合い、植物から様々なことを学んで欲しいと思っています。今年の作品の完成が今から楽しみです。
(渡辺 均)
初めまして。修士1年の舩木です。
私はこの春からこちらの研究室に移動してきました。ようやく、この研究室の雰囲気にも、先生方のノリにも、慣れてきたところです。
さて先日、NHK千葉放送局にて、とあるイベントに参加してきました。
局員さんやボランティアの方と一緒に、花壇へコスモスとひまわりの播種、縁どりにさくらさくらシリーズの定植を行いました。
ひまわりの種は大きいので一つ一つ穴へ埋めていきます。コスモスの種は軽いので均等になるように撒き、上から土を薄くかけていきます。厚すぎると発芽できないので、要注意です。
ちなみにこのひまわりの種は、千葉県警察さんの交通安全の想いが込められたひまわりだそうです。
元気に咲いてくれることを願って!どんな花壇になるのか今から楽しみです…!!
イベントの模様は、6月6日(日)のNHK総合の11時20分からの番組「どーも、NHK」で全国放送されるようです。
私は全然映っていませんけど、我らの渡辺先生が沢山ご出演されていると思うので…!!ファンの方は是非チェックしてみてください笑
(修士1年:舩木里桜)