なんと今年も!
今週末11月3日文化の日に!
千葉大学柏の葉キャンパスで‼
センター祭が開催されます‼‼
毎年恒例のパンジー・ビオラ、ハボタンなどの苗物、ミニバラやミンティアなどの鉢物が売店価格よりも安く!特別プライスで販売されます。
花卉苗生産の精鋭たちも出荷調整を急ピッチで行っております。
お花以外に野菜、果物、樹木の即売会。
各種イベント、フードトラックなどがございます。
今週末の予定をお考えの方やピクニックのついでなどにぜひともお越しください。
沢山のお花と共にお待ちしております。
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2019年10月31日木曜日
2019年10月30日水曜日
屋外パフォーマンス
もう10月も終わりに近づき、毛布もそろそろ干したいところですが、なかなかカラッと晴れた日がやってきてくれません。
明日のハロウィンには晴れ間がやってきてくれるでしょうか。
気温も下がり、露地の植物も紅葉や落葉する様子がみられています。
露地における薬用機能性植物の試験栽培も最終収穫を迎え、今年度の収量調査が進んでいます。
こちらは昨年、柏の葉キャンパス内のビニールハウスで栽培した品目ですが、今年度は露地栽培におけるパフォーマンスを比較・検討するために、委託栽培のなかで、千葉大学で保有するいくつかの系統を定植し、同一条件にて栽培していただきました。
定植から2ヶ月程度の様子。
今年は長い低温期や長雨、その直後の猛暑や台風など、様々な外的要因の影響により比較試験としての条件にやや難ありなところもありましたが、微気象や土壌水分などの環境の違いによって、使用した系統間において生育の違いがみられました。
昨年のハウス栽培において高い収量と生育スピードを示した系統が、露地栽培では伸びが悪く株の充実が遅いといった結果も。
ハウスと露地でのパフォーマンスが大きく異なるというのも面白いですね。
それらを収穫いただいたものが到着し始めましたが、見た目だけでも量や品質に様々な違いがみられています。
今後は、乾燥後の重量に加え品質面においても比較し、その場所で最も露地栽培に適した系統を選抜していきます。
(安藤匡哉)
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2019年10月29日火曜日
No.1決定戦 結果発表~!
本日は、昨年の3月にご紹介しました、オタネニンジン1年生苗の生産に適した用土の検討について、結果をご紹介!
前回のブログは、こちら http://naeseisan2.blogspot.com/2019/03/no1.html
上の写真は、用土毎、オタネニンジンの根を撮影した様子です。小さく球状のものから、大きく適度な長さのものまで、様々な結果が得られました。写真の中心のものが、高評価なものです。詳しいことは書けませんが、大まかな傾向として、播種用の培養土を使用すると、苗の品質が良くなるように思われました。一方、発芽率は多少減ってしまうようです。
用土が異なるだけで、これほどまでに、根の形や大きさが変わってしまうというのは、大変興味深いです。好き嫌いがはっきりしている分、好適な環境下で栽培することが、効率的なオタネニンジンの苗生産には非常に重要です。また、「何故その環境が適しているのか?」といった点についても追及していければ、他のニンジンにも応用できるかもしれません。
オタネニンジンの研究は、生理生態が十分に明らかになっていない分、非常にやりがいがあります。出来ることなら、分身の術を使って、どっぷりとオタネニンジンの研究に没頭したいものです。もしくは、愛情を込めて栽培した実験用のオタネニンジンを食べると、現実空間が今の1/2倍速で流れてみえるとか...笑
どうやら、私には、自分の能力の無さを棚に上げて、空想する暇があるようです。オタネニンジンも私も「伸びしろ」だらけですね。笑
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上の写真は、用土毎、オタネニンジンの根を撮影した様子です。小さく球状のものから、大きく適度な長さのものまで、様々な結果が得られました。写真の中心のものが、高評価なものです。詳しいことは書けませんが、大まかな傾向として、播種用の培養土を使用すると、苗の品質が良くなるように思われました。一方、発芽率は多少減ってしまうようです。
用土が異なるだけで、これほどまでに、根の形や大きさが変わってしまうというのは、大変興味深いです。好き嫌いがはっきりしている分、好適な環境下で栽培することが、効率的なオタネニンジンの苗生産には非常に重要です。また、「何故その環境が適しているのか?」といった点についても追及していければ、他のニンジンにも応用できるかもしれません。
オタネニンジンの研究は、生理生態が十分に明らかになっていない分、非常にやりがいがあります。出来ることなら、分身の術を使って、どっぷりとオタネニンジンの研究に没頭したいものです。もしくは、愛情を込めて栽培した実験用のオタネニンジンを食べると、現実空間が今の1/2倍速で流れてみえるとか...笑
どうやら、私には、自分の能力の無さを棚に上げて、空想する暇があるようです。オタネニンジンも私も「伸びしろ」だらけですね。笑
(黒沼)
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2019年10月28日月曜日
ペチュニア‘さくらさくら’の挿し芽 ~園芸学科2年生の実習~
今年も園芸学科2年生の花卉の実習でペチュニアの挿し芽の実習が始まりました。他の実習との関係から4班に分けて10月~1月に実施されます。
先週の実習は、その第1回目。ペチュニアの繁殖には、種子繁殖と栄養繁殖があること、用いられる品種がそれぞれ別にあることを説明し、さらにペチュニアの栄養繁殖の流れを培養苗の維持管理からセル苗、ポット苗や鉢花に生産されるまでの概略を説明しました。作業工数が多く、また注意すべき点も多いので、作業手順、用具、穂の大きさ、花芽の有無などすべて細かく決められた中で、いかに素早く、丁寧に同じ品質の苗生産を行なうのかがポイントです。
ハサミを使った採穂
下葉を取り除き、挿し穂を調整
水あげされた挿し穂
浸漬処理(殺菌剤)された挿し穂
200穴のセルトレイにピンセットを使って丁寧に挿していきます
左手で挿し穂を押さえながらピンセットを抜く
挿し芽完了!
挿し穂の葉の枚数、穂の大きさもほぼ揃っていますね。
単純な作業の繰り返しではありますが、植物をきちんと観察し、工程を理解し、注意深く作業を進めないと良質な苗を生産することはできません。このような基礎的な経験を重ね、園芸業界で活躍できる人材になって欲しいと思っています。
(渡辺 均)
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2019年10月25日金曜日
花の香りに酔い痴れて 第22回 キンモクセイ
こんにちは。学部4年の下重(しもじゅう)です。
朝晩の冷え込みが厳しくなり、柏の葉キャンパス駅前でも、徐々にTシャツ姿の方を見ることがなくなってきました。
天気が不安定な日が続いていますので、体調を崩された方は、ご自愛くださいね。
さて、第22回の今回は、キンモクセイをご紹介いたします。
千葉大学環境健康フィールド科学センター内に、キンモクセイが植えられています。
(花がほとんど咲いていません)
(台風で大半の花が散ってしまいました)
キンモクセイ(金木犀) Osmanthus
fragrans var. aurantiacus は、モクセイ科モクセイ属に分類される、中国原産の常緑性木本植物です。
樹高は、通常4~6mですが、大きなものでは10mを超すものも多いようです。
9月下旬から10月中旬にかけて、葉の腋に橙色の花を咲かせますが、空気が悪い環境では花付きが悪くなるそうです。
キンモクセイの花をよく観察してみると、約5mmの小さな花冠(花びら)が4つに裂けていることが分かります。
キンモクセイの属名のOsmanthus は「匂う花」の意味を持ち、ラテン語のosme(匂う)+anthos(花)に由来しています。
また、種小名のfragrans は「芳しい(香り高い)」、変種名のaurantiacus は「橙色」を意味しています。
実際に、キンモクセイの香りを嗅いでみると、秋を代表する「橙色」の花から「芳しい」香りがしてきます。
まさに、名は体を表していますね。
間もなく、10月も終了し、キンモクセイの旬も終わってしまいます。
皆様も、キンモクセイを見かけましたら、その秋の香りを堪能してみてくださいね。
(学部4年:下重)
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2019年10月24日木曜日
センター祭とシクラメン祭
今年もセンター祭とシクラメン祭をよろしくお願い致します。
センター祭のポスターはまだ出来ていませんが、
例年通り11月3日(日)に行われる予定です。
詳細が決まり次第、アップいたします。
そして、12月7日(土)は
こちらも例年通りシクラメン祭が行われる予定です。
どちらも柏市柏の葉の
千葉大学環境健康フィールド科学センター内で開催予定です。
お誘い合わせ もちろん歓迎、
SNS等での拡散 希望、
じゃんけん列車のリズムに乗って、大行列でのご来場も歓迎致します。
ヘリコプターでのご来場は駐車スペースがございません。
お支払方法は現金のみのお取り扱いとなります
(じゃあいいですぅ~って言わないで~)。
(長嶋)
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2019年10月23日水曜日
ビールもいいけど
肌寒さを感じる気温が続き、肌着も半袖から長袖へとシフトチェンジしてきました。
様々な服装を楽しめる季節ではありますが、急な寒さにも対応できるように厚手の上着を仕事先に一着おいておきたいですね。
そんな深まる秋の中、夏場に大人気だった飲物に関連する植物が…?
そう、こちらは麦との合体によりつくられるビールの原材料のひとつ、ホップ…ではありません。
よく似た姿、というよりもほとんど違いがなく見えますが、こちらはカラハナソウHumulus lupulus L. var. cordifolius (Miq.) Maxim. ex Franch. et Sav.と呼ばれるアサ科のつる性多年生草本です。
ホップHumulus lupulus L.も別名セイヨウカラハナソウともいい、カラハナソウから名付けられたとされています(分類上はカラハナソウがホップの変種であるとされています)。
北海道から本州中部地方以北の山地に自生し、雌雄異株であるうちの雌株は、秋に写真のような松かさ状の薄い小苞の重なった毬果状の果穂をつけ、枝から多数垂れ下がります。
熟した果穂の小苞基部にはそれぞれ果実がつき、果実を覆うようにつく黄色の小腺点はビールに似た苦味や芳香をもっています。
しかし、ホップに比べるとカラハナソウの小腺点の数は少なく、苦味が薄いとされています。
かつてアメリカ人教師が日本で野生のホップだと考えてカラハナソウからビールを作ったところ、苦味が無く不味いビールになってしまったという話もあるようですね。
こちらの苦味成分や芳香成分にあたるフムロンやルプロンと呼ばれる結晶性苦味配糖体はには健胃、鎮静作用のほか、利尿効果があるとされ、果穂を乾燥させたものを茶材として利用します。
ビールを飲むとトイレの回数が増えるのは、水分摂取だけでなく利尿作用も関係しているようです。
ホップを発酵させたビールも良いものですが、ついつい飲み過ぎてしまうから控えないと、でもあの香りを感じたい…という場面があるかどうかはわかりませんが、たまにはお茶でほっと一息つくのも良いかもしれません。
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様々な服装を楽しめる季節ではありますが、急な寒さにも対応できるように厚手の上着を仕事先に一着おいておきたいですね。
そんな深まる秋の中、夏場に大人気だった飲物に関連する植物が…?
そう、こちらは麦との合体によりつくられるビールの原材料のひとつ、ホップ…ではありません。
よく似た姿、というよりもほとんど違いがなく見えますが、こちらはカラハナソウHumulus lupulus L. var. cordifolius (Miq.) Maxim. ex Franch. et Sav.と呼ばれるアサ科のつる性多年生草本です。
ホップHumulus lupulus L.も別名セイヨウカラハナソウともいい、カラハナソウから名付けられたとされています(分類上はカラハナソウがホップの変種であるとされています)。
北海道から本州中部地方以北の山地に自生し、雌雄異株であるうちの雌株は、秋に写真のような松かさ状の薄い小苞の重なった毬果状の果穂をつけ、枝から多数垂れ下がります。
熟した果穂の小苞基部にはそれぞれ果実がつき、果実を覆うようにつく黄色の小腺点はビールに似た苦味や芳香をもっています。
しかし、ホップに比べるとカラハナソウの小腺点の数は少なく、苦味が薄いとされています。
かつてアメリカ人教師が日本で野生のホップだと考えてカラハナソウからビールを作ったところ、苦味が無く不味いビールになってしまったという話もあるようですね。
こちらの苦味成分や芳香成分にあたるフムロンやルプロンと呼ばれる結晶性苦味配糖体はには健胃、鎮静作用のほか、利尿効果があるとされ、果穂を乾燥させたものを茶材として利用します。
ビールを飲むとトイレの回数が増えるのは、水分摂取だけでなく利尿作用も関係しているようです。
ホップを発酵させたビールも良いものですが、ついつい飲み過ぎてしまうから控えないと、でもあの香りを感じたい…という場面があるかどうかはわかりませんが、たまにはお茶でほっと一息つくのも良いかもしれません。
(安藤匡哉)
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2019年10月22日火曜日
栽培育種学実験(3年生実験)が本格スタート
10月もあっという間に、下旬です。2019年もあと2ヶ月とちょっととなりました。よくわかりませんが、一種の焦りを感じているのは私だけでしょうか・・・?笑
さて、今日ご紹介するのは、10月よりあらたに分属された3年生実験(授業)についてです。10月より、ガイダンスや基本的な実験作法を習い、ついに実践となります。
今回は、池上文雄名誉教授の御指導のもと、マオウに含まれるエフェドリンのTLC(薄層クロマトグラフィー)による定性分析を行いました。
まずは座学!
実験の注意事項はもちろんのこと、マオウの来歴や、エフェドリンの作用など、見聞を広めるための様々なお話を頂きました。
次は、白衣を着て、実験!
実験手順に習って、それぞれ、実験を行っていきます。秤量や試薬混合の基礎もご指導頂きました。
さらに、実験の待ち時間を使って、薬用植物園の見学!
マオウだけでなく、薬用植物園に植栽されている植物について、薬学博士から、様々なお話を聞けるのは大変貴重な体験です。
今後、3年生は各自の研究テーマのもと、実験を行っていくことになりますが、社会人になる前に、自分の研究だけでなく、様々な人や植物、情報に触れて、見聞を広めることは非常に重要です。五感をフルに使って、多くの経験をして欲しいものです。
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今回は、池上文雄名誉教授の御指導のもと、マオウに含まれるエフェドリンのTLC(薄層クロマトグラフィー)による定性分析を行いました。
まずは座学!
実験の注意事項はもちろんのこと、マオウの来歴や、エフェドリンの作用など、見聞を広めるための様々なお話を頂きました。
次は、白衣を着て、実験!
実験手順に習って、それぞれ、実験を行っていきます。秤量や試薬混合の基礎もご指導頂きました。
さらに、実験の待ち時間を使って、薬用植物園の見学!
マオウだけでなく、薬用植物園に植栽されている植物について、薬学博士から、様々なお話を聞けるのは大変貴重な体験です。
今後、3年生は各自の研究テーマのもと、実験を行っていくことになりますが、社会人になる前に、自分の研究だけでなく、様々な人や植物、情報に触れて、見聞を広めることは非常に重要です。五感をフルに使って、多くの経験をして欲しいものです。
(黒沼)
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2019年10月21日月曜日
一筋アマリリス
以前のブログにも書きましたが、当センターは旧園芸学部附属農場を改組して平成15年に生まれた組織です。そのため、園芸学部の先人たちによって集められたコレクションが数多く残っています。
今回ご紹介する一筋アマリリスもそのような植物で、私が学生時代の時から、附属農場の木造温室の片隅で栽培されていたものです。
ヒガンバナ科 Hippeastrum reticulatum var. striatifolium
ブラジル原産の秋咲きのアマリリス。和名はシロスジアマリリスともいわれますが、当大学のこの植物に付けられているラベルは、昔から「一筋アマリリス」です。 葉に白い帯状の筋が入ることから、この和名が付けられたようです。
維持されているこの系統は、多くても葉は3枚ほどしか展開せず、葉の長さは20㎝程度、花茎の長さは30㎝ほどとアマリリスにしては小型です。
秋咲きの球根植物は、春咲き(スイセンやチューリップなど)や夏咲き(グラジオラスやダリアなど)の球根植物に比べて、比較的開花期が短いものが多いですが、花の少ない時期に開花するこのような植物をもう一度見直しても良いですね。
(渡辺 均)
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2019年10月18日金曜日
ダリアの華展
学部4年の五月女です。
ここ数日、急激に気温が下がり、朝起きたときの寒さに驚きますが、少し前の寒暖差が激しい日々に比べると、服選びがしやすくなりました。
10月4日(金)~6日(日)にかけて、池袋 サンシャインシティ 噴水広場 (アルパB1)で開催されていた、「第9回 ダリアの華展」を見に行きました。
今回は、新元号「令和」にちなみ、和をテーマにしたハンギングバスケットやフォトスポットが展示されていました。
会場の噴水広場には和というテーマを彷彿とさせる大きなパネルが並んでおりました。
パネルの裏には、使用しているダリアの説明が書かれていたのですが、私が行った時間帯は、ステージイベントの関係で、残念ながらしっかりと見ることができませんでした。
噴水広場の周りには、ダリアによる空間装飾がされており、フォトスポットになっておりました。
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10月4日(金)~6日(日)にかけて、池袋 サンシャインシティ 噴水広場 (アルパB1)で開催されていた、「第9回 ダリアの華展」を見に行きました。
今回は、新元号「令和」にちなみ、和をテーマにしたハンギングバスケットやフォトスポットが展示されていました。
会場の噴水広場には和というテーマを彷彿とさせる大きなパネルが並んでおりました。
パネルの裏には、使用しているダリアの説明が書かれていたのですが、私が行った時間帯は、ステージイベントの関係で、残念ながらしっかりと見ることができませんでした。
噴水広場の周りには、ダリアによる空間装飾がされており、フォトスポットになっておりました。
今回、ダリアの華展を見に行き、和の装飾の中に取り入れられたダリアを見たことで、ダリアの新たな魅力を知ることが出来ました。
(学部4年:五月女)
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2019年10月16日水曜日
スーパードライ
…というタイトルから、某会社の飲料を想像した方には申し訳ありませんが、今回は新たに苗生産にやってきたスーパーマシンのお話。
それがこちら。
銀色に光る大きな機器。
中を開くと…
黒いトレーとそれをセットするための多くの枠があります。
そしてトレー上のパンフレットに‘ドライフード’の文字が。
そう、こちらは大型の乾燥用機器です。
これまでも他の乾燥器を実験植物の乾燥体作成などに利用していましたが、薬用機能性植物の委託栽培における収穫物量が増えてきたため、それら収穫物を乾燥するためにフル稼働して対応していましたが、今回心強い仲間を迎え入れたことによってだいぶ余裕をもったローテーションを組めそうです。
内部では外部から取り込んだ空気を設定温度まで上げた風が送られ、植物体から奪った水分を含む空気を内部から外へ追い出すという循環が生じているため、植物体の乾燥が効率よく進んでいきます。
植物によっては香りの強いものも多く、乾燥後に別の植物に移し替える際に臭いの移りが気になることもありますが、強力な吸引による内部の空気の入れ替えのために、その心配も少なく済みそうです。
新たな仲間によるスーパーなドライを堪能しつつ、これまで以上のローテーションで進む作業に、こちらがフル稼働になりそうです。
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中を開くと…
黒いトレーとそれをセットするための多くの枠があります。
そしてトレー上のパンフレットに‘ドライフード’の文字が。
そう、こちらは大型の乾燥用機器です。
これまでも他の乾燥器を実験植物の乾燥体作成などに利用していましたが、薬用機能性植物の委託栽培における収穫物量が増えてきたため、それら収穫物を乾燥するためにフル稼働して対応していましたが、今回心強い仲間を迎え入れたことによってだいぶ余裕をもったローテーションを組めそうです。
内部では外部から取り込んだ空気を設定温度まで上げた風が送られ、植物体から奪った水分を含む空気を内部から外へ追い出すという循環が生じているため、植物体の乾燥が効率よく進んでいきます。
植物によっては香りの強いものも多く、乾燥後に別の植物に移し替える際に臭いの移りが気になることもありますが、強力な吸引による内部の空気の入れ替えのために、その心配も少なく済みそうです。
新たな仲間によるスーパーなドライを堪能しつつ、これまで以上のローテーションで進む作業に、こちらがフル稼働になりそうです。
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2019年10月15日火曜日
予期せぬ発見
今回ご紹介するのは、私の「予期せぬ発見」についてです。以前、ブログでもご紹介したように、本研究グループでは、理学部との共同研究のため、ペチュニアのF2世代を100個体栽培しています。
そのなかに、興味深い個体を発見しました!
まだ構想段階であるため、詳しくは記述できませんが、まさか、ペチュニアの管理作業が、自身の研究構想を後押しするとは。。。
出来るだけ早くこの仮説を実証し、皆さんに成果としてご紹介できるように、まだまだ挑戦は続きます。
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そのなかに、興味深い個体を発見しました!
お分かりいただけますでしょうか?そうです、新葉の葉先が褐変しています。
もしかすると、これは...チップバーン(葉先のCa欠乏症)???
新葉のアップの様子
実際にCa量を測定はしていませんが、観察すればするほど、チップバーンのようにみえます。実は、この予期せぬ発見、2つの興味深いことが背景にあります。
一つは、トマトやジャガイモなどの他のナス科植物で、非常によく似た障害が発生しており、その原因に関して、英語の論文を読んでいたということです。そしてもう一つは、この障害が出てきた植物体のステージと自身のトルコギキョウにおける研究成果の関係です。まだ構想段階であるため、詳しくは記述できませんが、まさか、ペチュニアの管理作業が、自身の研究構想を後押しするとは。。。
出来るだけ早くこの仮説を実証し、皆さんに成果としてご紹介できるように、まだまだ挑戦は続きます。
(黒沼)
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2019年10月14日月曜日
施肥の目的
植物に肥料を与えることを施肥(せひ)といいますが、先週の園芸学科2年生の実習では、露地圃場で管理されているパンジーの追肥を行ないました。
肥料の「肥」のつく用語はたくさんありますが、以下の用語の意味を説明できますか?
元肥、追肥、置き肥、液肥、化成肥料、有機質肥料、堆肥、肥効、肥切れ、寒肥、肥培管理
・・・
肥料については、実習の事前の説明ですべて説明しきれる内容ではないので、早々に実習を行ないましたが、少なくとも、なぜ、この時期にこの肥料を使って追肥を行わなければならないのか、追肥に使用する肥料の種類や肥料の効きについては理解して貰えたのではないかと思います。
また、肥料が植物に触れると肥料焼けを起こしてしまいます。そのため、植物体に触れないように慎重に1ポットに3粒ずつポットの隅に肥料を置くことも大切です。一方で、大量にあるポット苗に要領よくスピード感をもって作業をこなしていくためには、どうしたら良いのかを考えながら実践することも重要ですね。
(渡辺 均)
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