あなたはどっち?
最近は少なくなりましたが、園芸学部の学生さんの中には花を見ただけで属名や種小名をスラスラと言えたり、蝶の幼虫を見ただけで、学名や齢がわかる学生さんがいらっしゃいます。そのような学生さんは、子供の頃から生きものが大好きで、色々な植物や昆虫を育てた経験をお持ちのようです。その興味や関心をそのまま中高生になっても持ち続け、園芸学部を目指して勉強して入学されて来られたのが良く分かります。かくいう私もそうでしたので・・・。
花卉・苗生産部のハウス内は、生産物が栽培されていますので、植物はあっても虫がいないことが大前提です。「いては困る!」と技術職員に言われそうですが・・・。 一方、約500種類の植物が植えられている薬草園は、色々な昆虫も見ることができます。先日、サルトリイバラに毛虫が沢山いると言われて見てみると・・・。
いました! ルリタテハの幼虫です。見た目はちょっと・・・ですが、羽化して成虫になると羽に綺麗な瑠璃色の帯状の模様が入る蝶です。その他にも季節により、アゲハチョウ、キアゲハ、クロアゲハ、ジャコウアゲハ、アオスジアゲハなどの幼虫も目にすることがあります。
以前のジャコウアゲハに関するブログです。
薬草園は蝶たちにとっては、食草の宝庫のようです。元虫好きの私としても、薬草園をひと回りしながら、思わず幼虫や蛹を探してしまいます。薬草園にはそのような楽しみ方もありますが、散策しているとマタタビを好物とするクサカゲロウに腕を噛まれたり、クズに付くマルカメムシの臭気に襲われたりすることもあります。でも、クサカゲロウもマルカメムシもれっきとした昆虫ですからね。
(渡辺 均)
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