2025年12月16日火曜日

再整理

 現在、苗テラスでのセル成型苗生産の各種試作を行っております。蛍光灯からLEDに光源が変わったり、品種が変わったりと、少しずつ変化がありますので、再整理も兼ねて。
 
パンジーの苗

マリーゴールドの苗

 培養液の種類によっては、パンジーは葉色が薄くなったり(マグネシウム欠乏疑い)、子葉に褐色が出たり(ホウ素欠乏疑い)と、適切なタイミングで微量要素を補うことで、苗質の向上が図れそうです。また、発芽勢の向上を図ることで、製品率がグッと高まります。マリーゴールドも長期間苗テラスに入れておくと、褐色のスポットができ、次第に全体が褐色になりました。こちらもおそらくマグネシウムの欠乏ではないかと思われます。
 培養液の濃度を測ると、使用前後で、微量要素が減っていないことも確認されましたが、不溶化などの植物が利用できない形で存在し続けている可能性もあります。様々な角度から検証を行い、モノづくりに生かす。基本的なことですが、お客様のことを考え、一つずつ積み上げていきたいところです。
 

黒沼
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