こんにちは。学部4年の松田です。
今、ちょうど卒論発表の準備の真っ只中で、忙しい日々を送っております。黙々と学生部屋でパソコン作業をしていたときに、ふと先輩のデスクにあるチランジアが目に入りました。
…デスクライトの光に照らされてご機嫌ですね笑
週2、3回葉の表面に水をやって、ある程度光が当たれば、問題なく育つらしいです。
どうしてチランジアは、このような光も水も十分にないような過酷な環境でも生存できるのか…気になり調べてみました。
どうやら、多種多様な環境に適応できるその秘密は葉の上にある細かい産毛にあるようです。この産毛はトライコーム(毛状突起)といって、一般的に植物体の表皮細胞から分化してできるものを指します。チランジアはそのトライコームがかなり発達した植物で、強い光から葉を守る役割と強風時に気孔から過度に水分を失う事を防止する役割を果たしています。
写真の通り、チランジアは着生植物で根が張っていません。根の代わりに、葉の表面からの水分の吸収に特化しているのです。バイオマスを最小限に抑えて、失う水分を減らすという点では、サボテンと似ていますね。
毎度、植物の生き残り戦略には驚かされます。
私がブログの執筆を担当するのはこれで最後になります。
知らぬ間に、私にとってブログの執筆は、疑問に思っていたけれど調べてこなかったことを深堀りする良い学習機会になっていました。
私の記事を読んでくださった全ての皆様、そしてこのような機会を与えて下さった先生方に、この場を借りてお礼申し上げます。
(学部4年 松田)
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