2013年5月22日水曜日

NFT


タイトルがイニシャルだと格好はよいがわかりづらいですよね。
さて今日はNFTについてご紹介したいと思います。


NFTとは、
Nutrient Film Techniqueの頭文字を取った略称です。
栄養・・・、フィルム・・・、技・・・、???


その意味するところは、水深の浅い栽培ベッドによる水耕栽培法です。
装置の構成は栽培ベッド、培養液タンク、給液ポンプからなります。


栽培ベッドには勾配がつけてあり、上流から少しずつ培養液を流して、
下流のタンクに集め、再びポンプアップして給液する仕組みです。



装置全体





また、栽培ベッドにはフィルムが敷かれており、
水深が浅く、根に十分な酸素が供給されます。





ベッドの下では、こんなにぎっしりと根が張っています。



NFTは、ミツバ、ネギ、サラダナなど葉菜類で多く用いられていますが、
構造上、根菜類を栽培して収穫することは困難です。


一体、花卉苗生産部ではこの装置で何を生産しているのでしょうか?
やはり花でしょうか?
先日紹介したトウキ、オタネニンジンでしょうか?
でもこれは根を用いる薬用植物でしたね。


その生産物や如何に・・・



��新藤)

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2013年5月21日火曜日

シクラメンたまごクラブポット増しH25



   シクラメン3号ポット苗がそろそろポット増しの時期になりました。



   4.5号硬質ポリポットを数千個、熱湯で滅菌しました。


   栽培期間の長い植物は、農薬を利用することが多いため


   少しでも使わない努力をしています!。



   80度前後のお湯に数時間浸し、乾燥のため一個ずつ積み上げていきます。








   この作業がまた大変でした。



   濡れているためポットどうしが引っ付いてしまい、なかなか外れません。



   試行錯誤の末、あみ出しましたよー 、簡単に外す方法 ・・・。


   しかし、それは企業秘密です。  ID方式(開発者の頭文字)といいます?。







   ようやく、数千のポットを積み上げ、終わりました。





   手前から、クフ王、カフラー王、そしてメンカウラー王の ・。



    その後ろにスフィンクスも ・ ・。







   あれもありますよー、  お決まりの・ ・ ・??








   ”真実の口 ” ・ ・ ・!!。






   
   しかし ・ ・ ・ 指先が痛い???。




   ポットが乾燥した次の日 ・ ・ ・。





   すぐに、ポット増しの始まりでーす ! ! !。





��石井)
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2013年5月20日月曜日

オタネニンジン(朝鮮人参・高麗人参)



花卉・苗生産部では花卉類のほかに
薬用植物や健康機能性植物の栽培に関する研究も行っています。

今日ご紹介するオタネニンジンもその研究対象植物です。





Panax ginseng C.A.Meyer

中国・朝鮮半島原生のウコギ科の草本植物で
植物体にジンセノサイド(薬効成分)を含み、
滋養強壮剤などとして 漢方薬やドリンク剤に利用されています。

日本では島根県、長野県、福島県が産地ですが・・・、
国内生産量の最盛期(1970年代)は約700t、4000戸、
それが現在では約30t、生産農家は100戸に満たないのが現状です。

その原因は
収穫までに5~6年かかること、
中国産などの低価格な輸入品に太刀打ちできなかったこと、
江戸時代と栽培技術がほとんど変わらず、
栽培に関する技術革新がほとんど行われて来なかったこと、
高齢化による離農などが挙げられます。

需要はあるものの・・・。




販売されているオタネニンジン(5年物)




伝統的な栽培方法(長野県)





そこで、私たちは
花卉類の苗生産技術をオタネニンジンに当てはめて
収穫までに5年を要していたものを
半分の2年半にすることにほぼ成功しました!!




1年目の株




4年目の株





効率的な生産技術を確立することで、
国産のオタネニンジンが復活することを願いつつ研究を続けています。





(渡辺均)





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2013年5月19日日曜日

舟を吊る?

花卉・苗生産部の生産品目からご紹介。

この花、ご存じですか?
この時期、よく園芸店の店先で見かけますね。



そう。インパチェンス(Impatiens walleriana)。
アフリカ原産の野生種に改良を重ね、できた品種群です。
お求めやすいお値段の品種が多いですが、直射日光と暑さには強くないので、半日陰で育てるのがおすすめです。

インパチェンスと言えば、他にこんなのもありますね。


ニューギニアインパチェンスです。南アジア原産のImpatiens hawkeriなどを元に、交配・育種されてきた品種群です。少しいいお値段の品種が多いです。やはり直射日光と暑さには弱いとされ、一昔前は主に鉢物用として栽培されてきましたが、近年では暑さや直射日光にも強い品種が作出され、ガーデン用としても人気が高まっています。

この両者、花を比べてみるとこんな感じ。

左がニューギニアインパチェンス、右がインパチェンスです。
よく似ていますね。

で、側面を見てみるとこんな感じ。

変な形をしています。下に伸びる尻尾。これ、「距(きょ)」と言います。Impatiens属の特徴の一つです。ここには蜜が溜まっていて、口の長いチョウやガに適した形になっています。

他にはホウセンカ(Impatiens balsamina)もこの属に含まれます。
もし、ご家庭や学校で育てていたら見てみてください。花の裏。「距」があるはずです。

ところで、日本にもImpatiens属の植物が自生しています。
ツリフネソウ (Impatiens textori)やキツリフネ (Impatiens noli-tangere)。変な名前ですね。
トレッキングなどで山に行くことがあれば探してみてください。標高の高いところなら7月中旬頃から、低いところなら9月ごろから川沿いの森林の下などでピンクや黄色の花を咲かせます。近寄って「距」があるか、確かめてみてください。そして花をよく見ればこの変な名前の由来がきっとわかります。
名付けた昔人は想像力が豊かです...

��金谷)


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2013年5月18日土曜日

ベゴニアの摘花

おはようございます。










今日は八重咲きのベゴニア‘ダブレット’シリーズ


ダブレットローズ(株式会社ハクサン)です。











花満開になっておりますが、もう一周り大きくボリュームを出して、

7月上旬に出荷します。











というわけで今日の実習はひたすら摘花をします。











蕾も小さいものを残して全て取り除きました。


出荷時には上から見ても鉢が見えなくなる予定です。














すっかり葉だけになってしまいましたが、

このベゴニアの葉は銅葉(ブロンズリーフ)と呼ばれ、

赤黒く光沢があり、とても綺麗です。










かといって、花を見たくないわけではありません。


3週間もすれば、また花一面の景色が広がるので、ご安心を。




出荷前だからまた摘花するんでしょ?


ってスルドイ!



次の1ヶ月後は出荷調整用の摘花作業があります。









それにしても、この「花がら」たち、何かに使えないかな?



                          (長嶋)

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2013年5月17日金曜日

ツンベルギアの摘芯

暑くなってきましたね。
もう半袖1枚の方も増えてきました。

今回の実習では、ツンベルギアの摘芯(ピンチ)を行いました。






ツンベルギアは東南アジア、アフリカの熱帯・亜熱帯に自生する植物です。
最近ではつる性の栽培種が、グリーンカーテンなどに利用されているのを見かけるようになりました。


苗生産ではそのつる性を利用した行燈仕立ての鉢花として出荷します。
そうです、昨日のブログに載せた大量の篠竹はツンベルギアの行燈仕立て用のものだったのです。

でも、まだツンベルギアの鉢には支柱を立てていません。







始めから支柱を立ててしまうと、株元が寂しい状態でつるが上に伸びてしまい見映えがよくないためです。
そこで、株元にボリュームを出すために伸びたつるをピンチして、土が見えない程度に株が育ってから、支柱を立てて仕立てます。






今回用いた品種は、よく見かけるツンベルギアと違い、花の中心が白くなっています。
中心が黒いものもアクセントとして映えますが、白いものは暑い夏を爽やかに彩ってくれそうです。


��学生:博士1年安藤)




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2013年5月16日木曜日

休む暇なし!

おはようございます。


先週5月10日に、今年度の母の日鉢花出荷が終了いたしました。


今回は新しい試みとして、ブログでも↓のような企画を実施しましたが、


たくさんのお客様から、大変好評をいただきました。

ありがとうございました。






千葉大学の卒業生と教職員の皆様へ

限定企画を開催致します!




大好評につき、


   販売終了いたしました。


 現在ご注文は承っておりません。




ご購入いただいた皆様、


   大変ありがとうございました。



��・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・








出荷の際には、お客様の住所・氏名・電話番号など、

どうしても個人情報が必要となりますが、








いただいた個人情報は必要がなくなり次第、こちらの機械で処理しております。








シュレッダーで大量に処理されました。(実は、以外に時間がかかります。)









さて、ハウスは空っぽになりましたが、

大量の篠竹が納品されました。その数3000本!








印をつけて、









決まった長さに切断します。


何に使うのでしょうか?お楽しみに。





                          (長嶋)

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