先々週から3回にわたり園芸学科2年生の花の実習でアジュガ(シソ科
Ajuga reptans)の株分けとキルタンサス(ヒガンバナ科 Cyrtanthus mackenii )の分球を行ないました。
毎回のことながら、作業を始める前に繁殖方法には「種子繁殖」と「栄養繁殖」があって、その「栄養繁殖」には挿し木や株分け、接ぎ木、取り木などの方法があることを説明します。
コンテナに植えられているキルタンサス
説明後にさっそく作業開始!キルタンサスの分球では、一つの球根から増えた株の塊をコンテナから引き抜き、絡まった根を崩してから、球根の塊を少しずつ小さくする要領で分けていきます。
根をほぐしたら球根の塊を手で半分に分ける
根がついた状態で、分けられるものは大きさに関わらず1球になるまでひたすら分けていきます。一つの塊が二つに、その一つがまた二つに・・・・・。どこまで分けられるかの見極めも重要です。最後は、1球ずつに。
1球になるまで分ける
分球終了!
分球が終わったら、3.5号ポットに大球、中球、小球を混ぜて、球根の上部が飛び出さないように4球ずつ丁寧に植えつけました。
1ポットに大小混ぜて4球ずつ植え付け(仕分け中)
今回実習で行なったアジュガとキルタンサスは、それぞれ来春にはポット苗として出荷される予定です。講義で習う内容を実際にやってみることが実習の意味としてありますが、それが最終的に販売物になることも意識して貰いながら、慎重に丁寧に作業を行ないました。
渡辺 均
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