先週は、道北に日帰りで出張に行ってきました。関東の猛暑を逃れ、涼しい北海道を想像しましたが、なんと33℃！ 日本中、涼しいところが無いようですね。
さて、実習の話題です。園芸学科3年生の花卉を選択した学生さんの課題として、ペチュニア さくらさくらシリーズ（‘さくらさくら’、‘桃色吐息’、‘おゆきちゃん’）を使っての樽プランターづくりがあります。
今年も5月末の実習でウイスキー樽のプランターに定植しました。その様子と課題の内容についてはの6月ブログをご参照下さい。
今年は、植え付け後から、低温と低日照が続き全体的に生育が悪かったのですが、追い打ちをかけるように7月の低温と長雨が続き、腐敗する株が続出しました。生長を促すより、いかに病気の進行を食い止めるのかに学生さんも苦労していたようです。最悪の場合には、傷んだ株を抜き取って補植をしました。農薬の散布と灌注、施肥、摘心（ピンチ）を繰り返して何とか7月末の実習最終日を迎えました。その作品の一部をご紹介します。
今年の悪条件の中でもボリュームのある樽プランターができました。個々の作品の出来栄えはともかく、その生長過程で得られた経験や知識を今後に活かして貰えればと思います。植物をじっくり観察することで。学生さんも植物から多くのことを学んだのではないかと思います。
（渡辺 均）
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