2012年2月29日水曜日

写真が小さすぎてわかりずらいかもしれませんが、、、



これは、先日まで東京ドームで行われていた世界らん展の会場です。


もう少し近づいてみましょう。



たくさんの方がらん展へ来場されていますね!!


こちらでは、、、、



ランを使った展示作品です。


こっちも、、、



日本には無いランを使っていますが、
和の雰囲気がでていますね。


らん展ではたくさんのランを使った展示作品もありますが、
植物そのもののを審査する部門もあります。



これは、シンビジウムですが、
和の要素が取り入れられた新しいタイプのシンビジウムです。


他にも、、、



パフィオペディラム(Paphiopedilum)です。
面白い花の形ですよね~。


それから、こんなランも、、、



とっても小さいランです。
デンドロビウムの一種(Dendrobium cuthbertsonii)です。



そして、ことしの大賞作品は、、、、



デンドロビウム(Dendorobium nobile)です。


この他にも、ここでしか購入することができない直売の売店が、100店舗以上あります。
いろいろ珍しいランも購入することができます。

ついつい私もいろいろ購入してしまいました....置く場所がないのに....


                                    (松原)


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2012年2月28日火曜日

セル苗と野帳の会

  セル苗の出荷準備としまして、まず苗の順化をし、大きさが適切に仕上がっているかが

一番大切ですが、その他に、本数の確認作業も大切な準備の一つです。




注文内容により異なりますが、セルトレイ1枚当たり成苗数として95%以上を保障します。

または、種子持ち込みで発芽した成苗数だけカウントする方法もあります。

出荷直前に、苗が保障どおりか、または、何本あるか確認をします。

カウンター片手に本数を数えます。



この時、話しかける事は厳禁です。

「ちょっとー~さん、あのー・・・。」

「あー、わからなくなっちゃう。話しかけないでー!!」



はじめから、やり直しになってしまいます。(野帳書き直し)


今回の注文は、種子持込で、発芽しただけの本数ですが、小さいもの、奇形、2本以上1箇所から発芽しているものなどはカウントしません。

適確に判断しながら、正確にカウントされ、野帳に記録されます。

��9種類、約2万5千本のセル苗をカウントし先様に出荷しました。

野帳の会は、まだまだ続きます。


 (石井)
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2012年2月27日月曜日

出版

今日は、本の紹介です。



つい先日、
渡辺均准教授監修の本が出版されました~!!

『園芸作業の便利帳』という本です。

内容は、




こんな感じで、
たくさんの写真で基本的な植物の管理方法を解説しているので、
とっても分かりやすいですよ~。

ガーデニング初心者にも、
もう一度基礎をおさらいしたい人にも大変おすすめです!

                           (松原紀嘉)


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2012年2月26日日曜日

切るに切れないバーベナ

おはようございます。


出荷まで1ヶ月を切ったバーベナ‘カーペットバイオレット’です。

すでに最終ピンチを終えています。





おや?左側のベンチと右側のベンチで少し大きさが違いますね。





左側のバーベナは、すでに鉢の縁を超えて茎が横に伸びています。

花も少し咲いてきていますね。






右側は、当初の予定通り、鉢の縁にこれから茎が伸びていくところです。

実は、ピンチの時期に1週間程のズレが生じたため、このように生育差が出来てしまいました。

すべての鉢が同じ納期なので、ピンチを一気にやらないとこのようになってしまいます。





すでに最終ピンチを終えているので、これから切ってしまうと花芽が間に合わない可能性があります。


そこで、この日予定していた、わい化処理の濃度を変更することにしました。

ギフト用鉢花のわい化処理は、小売店に並んでいる鉢花よりも濃度をかなり薄くしています。

市場出荷等から店頭で買われるまでの期間を待たずに、ダイレクトでお客様のもとに届くため、

コンパクトに固める必要がなく、品種そのもののパフォーマンスを楽しめるからです。




とはいえ、わい化剤をまったく使用しないと鉢の中央部に花が少なくなり、

伸びた茎の周りにだけ花がついて土星の輪の様になってしまいます。

上の写真のように花を咲かせ、お客様のもとに届くころ、わい化効果が切れている状態が理想的です。


                                                   (長嶋)   

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2012年2月25日土曜日

堆肥の選択

おはようございます。


突然ですが、花卉・苗生産部で使用している用土は

ピートモス・パーライト・赤玉土・堆肥を混合したものです。

さらに元肥を混ぜ合わせて使用しています。

植物によっては、他の用土も使用しますが、

基本的には上の4種類を混ぜ合わせて使用しています。





このたび、堆肥を変更することになりました。

少しでも違う土を使用すると、植物の生育が変わってしまい、

今までの栽培経験が通用しなくなってしまう恐れがあります。


そのため、用土を選ぶときは慎重になります。




苗生産部で使用している堆肥は、バーク堆肥と呼ばれる木の皮を発酵させたをもので、

動物の糞や生ごみなどを堆肥化したものに比べ、肥料成分はほとんどありません。

堆肥などの有機質を入れない用土は保肥力が小さく、

いくら肥料を与えても植物が肥料成分を吸えません。



今回は3種類の堆肥で栽培実験をしました。

①の写真は、新しい土にもしっかりと根を伸ばしています。






こちらの堆肥の場合は、新しい土に根がほとんど伸びず、

ポットの形(根鉢)のままです。地上部も生育が悪いようです。





③は ①と②の間といったところでしょうか。


なお今回 実験に協力していただいた植物は・・・

→ドラムロール♪























バーベナさんで~す。



発根しやすい品種なので、短期間で堆肥と苗生産の用土との相性診断ができました。

ご協力ありがとうございました~。

                                                   (長嶋)   

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2012年2月24日金曜日

冬の除草 効果あり?


 3週間前、除草目的で無加温ハウスへ移動した屋上緑化用タマリュウパネル。

大きな雑草は、除草しましたが、小さな雑草は省力的に残しました。
温室育ちの雑草を、温度差を利用して枯死させようと計画したのでしたが、

・・・結果は、



ハウス外側に近いパネルに生えていた雑草は、葉が褐変して枯死寸前。

イネ科の細葉雑草は、みごとに枯れていました。




しかし、・・・

ハウス内側の方のパネルでは、・・・




元気な雑草が生えていました。

0.5度~1度の差だと思いますが、ハウス内微気象では内側のほうが温度が高いことが証明されました。

思惑は、失敗でした。

次の手立ては、かん水で除草を考えてみようかな 。

かん水の省力化と除草。一石二鳥だ!。(思惑、超思惑?)

  (石井)

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2012年2月23日木曜日

ペチュニア繁殖母株の花

おはようございます。

毎日寒いですが、ハウスの中には一足早く春がやってきました。

でも、この花  実はあまり咲かせたくない花なのです!?






このペチュニアは挿し芽繁殖用の親株(繁殖母株)です。

挿し芽は200本の天芽を1枚のトレイに挿します。

そして出荷までの間、すべての芽が均一に育つよう厳重に管理されます。





このように花芽が大きくなった天芽は挿し穂として使用できません。

使用すれば間違いなく不均一になってしまうためです。





上の写真もまだ小さいですが、花芽が肉眼で確認できます。

これもダメです。






花芽の見えない健全な挿し穂をたくさん確保するには

適時にピンチを繰り返し、





花の咲いていない母株を維持していかなければいけません。






花芽がなければ、挿し穂も探さずに取れるので、挿し芽の作業も早く終わりますね。



                                                   (長嶋)   

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2012年2月22日水曜日

なにやら怪しい者が....





これは、決して怪しいことをしている訳ではありません。
農薬を散布しているところです。


農薬というと、
とっても悪いものというイメージがありますが、
植物を人が利用するためにはとっても重要なことなんです。

きちんと定められた使用量で農薬を使用する分には、
人体への影響はほとんどありません。
特に日本で使用されている農薬は、
とっても厳しい基準をクリアしているものだけなので、
適正量の使用であれば、安全です。

そんな農薬にも、
今では、いろいろな種類があります。




この農薬は、どちらも殺虫・殺ダニ剤ですが、
標的の害虫に対する作用機構が異なっていたりします。

例えば、ここにあるもので、
ロディーは、合成ピレスイド系の農薬で、
サンマイトは、ピラゾール系の農薬で、
標的は似ていますが、作用機構が違っています。

こんなように、
いろいろな作用機構の農薬がどうして必要かというと、、、、

いつも同じ農薬ばかり使っていると、
害虫の中に、突然、
農薬の抵抗性をもったものが出てきてしまうことがあります。

抵抗性が出てしまうと、、、
もう、その農薬で防除することができなくなってしまいます。

なので、、、
いろいろな作用機構の農薬で
ローテーションしながら、抵抗性の害虫が出てこないように、
工夫をして防除をしなければなりません。

その他にも、
農薬は使い方次第で効果が変ってしまうこともあります。
その辺は、またそのうち話しましょう~。

                              (松原紀嘉)


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2012年2月21日火曜日

 
 挿し芽も後半に入り、関東以南へのセル苗作りから、北海道向けの生産へと推移しています。

北海道はまだまだ寒さがきびしく、凍ってしまうのでクール便の超速便を使っています。
冷蔵して苗を送るのです。外気温度が零下でもクール便は5~8℃ぐらいの冷蔵温度なので、
植物が凍ってしまうことはありません。

そして航空便なので翌日には先様にとどきます。
��すこしでも早く植物に光を当て輸送のダメージを少なくするため)

しかし、大きさが限られていて、縦横高さの合計が120cm以下という規定があります。
現在使用している規格の箱では大きすぎるので、中に入れる枚数は変えず外側の寸法だけ小さく加工します。
数が多いときには業者さんに注文しますが、量が少ないので規格品の下側を切り加工します。

取扱注意の文字が取扱注になってしまいました。



中敷きも低く切り直します。



そのままでは3枚しか入らないところを、4枚入るように加工します。



これで1枚当たりの運賃が安くなります。
少しでも安く、消費者様にお届けできればと思います。
小さなことですがその思いを実習で伝えていきたいと思います。

��石井)
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