2016年5月31日火曜日

春の展示会 ~パックトライアル~

例年この時期には、千葉県内で種苗会社が一斉に花卉の展示会を行う、「パックトライアル」
が開催されます。

このパックトライアルに、去る5月27日(金)、学生さんたちとともにお邪魔しました。

ハルディン様では、今年話題になった、花冠に散り斑の入るペチュニアが一気に多色化。



他にも数々のペチュニアをはじめ、多彩な新品種を見ることができました。



サカタのタネ様





M&Bフローラ様では、この春の花卉園芸学研究室の卒業生が、自社品種について案内をしてくださいました。



花卉類は観賞性も大切ですが、新規性もとても重要。
各社がこぞって新品種を発売し、花卉産業を盛り上げます。

私たちも常にこの産業の流れに目を光らせて、新たな品種の評価や生産、研究に取り組んでいきます。

(金谷)


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
花卉・苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、

人気ブログランキングへ

ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!

花卉・苗生産ブログに関するお問い合せは、
こちらからどうぞ→お問い合せ
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

2016年5月30日月曜日

見学会&交流会のご案内


千葉大学園芸学部の花卉に関連する卒業生・修了生で組織している花葉会(かようかい)では、71日(金)に花卉生産者と花卉種苗会社を訪問する日帰りのバス見学会、交流会を企画しています。


生産品目は異なりますが、新たな取り組みをされている群馬県内の若手花卉生産者を訪ね、生産品目や自らが品種改良に取り組まれている育種の現場を見学します。今回訪問するのは、(有)林園芸様、(有)さかもと園芸様、松原園芸様と種苗会社のカネコ種苗㈱波志江研究所です。見学後には、群馬県伊勢崎市内で見学先の方を交えての交流会(懇親会)も企画しております。


詳しくは下記をご参照下さい。申し込みの締め切りを過ぎましたが、残席が僅かにありますので、見学を希望される方はお早目にお申込み下さい。



(渡辺 均)

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
花卉・苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、

人気ブログランキングへ

ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!

花卉・苗生産ブログに関するお問い合せは、
こちらからどうぞ→お問い合せ
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

2016年5月27日金曜日

JFS花壇苗の植え付け

こんにちは。
5月下旬に入り、夏日一歩手前の気温になってきましたね!

本日の作業はJFSジャパンフラワセレクション)の花苗植え付けです。

以前の記事を読んでいただいた方ご存知かと思いますが、JFSジャパンフラワセレクションとはいい花の新基を合言花卉の新品評価しその推を行ものです

今回植え付けた品種は、ペチュニア3品種のほか、ニチニチソウ2品種、マリーゴールド、ダイアンサス、ダリア、ユーフォルビアとカリブラコア1品種ずつあります。

前回と同じ花壇に、同じ植物を植え付けることによって連作障害が発生する恐れがあります。特に夏季の試験では、例年ペチュニアの出品が多いなどの傾向があります。
そこで、今回は連作障害を防ぐための土壌改良剤を使用しました。




また、露地花壇に加え、ハウス内にプランターと鉢植えをし、そちらの株も評価の対象となります。



露地花壇に植え付けた苗の根と土を馴染ませるため、たっぷり潅水が必要です!



ハウス内で東側ベンチと西側ベンチに1反復ずつ設置します。



植え付けた花苗これからの様子が楽しみですね!どの品種が高い点数を得って受賞するでしょう!


学生:趙

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
花卉・苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、

人気ブログランキングへ

ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!

花卉・苗生産ブログに関するお問い合せは、
こちらからどうぞ→お問い合せ
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

2016年5月26日木曜日

夏のカーテン ver.アサリナ

グリーンカーテンシリーズ第三弾です。


定番ゴーヤはもう飽きた・・・
(http://naeseisan2.blogspot.jp/2016/04/ver.html)

フウセンカズラは実は可愛いけど花が目立たない・・・
(http://naeseisan2.blogspot.jp/2016/05/ver.html)


そんな方にオススメするのは、こちら!
アサリナ(Asarina)です!!

























(写真は種子袋から)

ゴマノハグサ科のつる性植物で、
夏の暑い時期にも花を咲かせてくれます。
開花期間も長く、霜が降りる頃まで楽しめますが、
耐寒性はそれほど強くなく日本では一年草扱いです。


4月上旬、小さな種子を播きました。

発芽率が低い可能性があったので、2粒播きに。

一週間ほどで発芽しました。






















暑さに強い植物の多くは、気温が低いと生育が緩慢になります。
生育が緩慢ということは、
特に灌水のタイミングに注意しなければなりません。
アサリナは病気にはかかりにくく、育てやすいと言われていますが、
気温が低い時期に、多湿気味になると根腐れを起こすことがあります。
水は、土の表面が乾いてからたっぷりと。



4月下旬には色鮮やかな本葉が茂っています。





5月中旬、あっと言う間に大きくなりました。
























5月下旬、つるが随分伸びました。



つる性植物は、主茎の伸びの速さに反比例するように
分枝性はあまりよくありません。
ピンチをしておくと、ボリュームが出ますし風の通りも良くなります。

絡まり出したら速いので、植える場所や向きはよく考えて。
ネットや支柱も早めに用意を。



さぁ、花が咲き始めるのはいつかなぁ~?



(池田)

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
花卉・苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、

人気ブログランキングへ

ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!

花卉・苗生産ブログに関するお問い合せは、
こちらからどうぞ→お問い合せ
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

2016年5月25日水曜日

マリーゴールド出荷調整&シクラメン用土作り


 朝晩は過ごしやすい気温ですが、昼の日差しが厳しくなってまいりました。

 温室内では、何もせずともジワッと汗が出てくるほどです。

 まだ5月ですが、水分補給はしっかりとりましょう。


 今日の3年生の作業は、まず播種から手掛けてきたマリーゴールドの出荷調整をおこないました。



 4色ミックス各6ポット、合計24ポットを選び、出荷用のトレイを作ります。

 たとえシリーズが同じでも、カラーによって生育状況には多少の差がみられます。

 今の時点ではイエローの背が高く、まだ咲きそろっていないタンジェリンの背が低かったので、イエローを真ん中に、タンジェリンを端に配置して、トレイ全体でこんもりとした形となるように並びを決めています。


 同じ色の株でも微妙な背の高さの違いがあるため、高さが揃うよう慎重に株を選んでいきます。

 株を変えたり、向きを変えたり…見た目重視、速さよりもセンスが問われる作業ですね。

 さて、市場ではいくらの値がつくのかな?




 出荷調整の後で、シクラメン用土の作成をおこないました。

 苗生産部では、基本的に用土は自動ライン上で作成した土を使用しますが、シクラメン用土は加える土や肥料の種類が多く、微妙な調整が必要なため、スコップによる手作業により、用土を配合・混合します。


 コンクリートの床に直接、土や肥料を積み上げていきます。

 ここでのポイントは、パーライトやバーミキュライトなどの軽いものを下に、赤玉土などの重いものを上に積むこと。

 逆にしてしまうと、土を混ぜ込む際に軽いものが上に集中して均一に混ざらなくなってしまいます。


 山のように積み上げたら準備完了。

 スコップを両側から交代で積み上げた山の端からすくい取り、スコップを返して混ぜながら少し離れた場所にもう一度積み上げていきます。

 2人の息が合わないとスコップがぶつかったり、山の形が崩れてしまいます。

 なんとなく餅つきを思い出してしまう光景です。


 自動化や市販品の多様化が進むなかにあっても、植物に合わせた土の配合や混ぜ方は、大切な技術として受け継いでいきたいものですね。


安藤 匡哉


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
花卉・苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、

人気ブログランキングへ

ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!

花卉・苗生産ブログに関するお問い合せは、
こちらからどうぞ→お問い合せ
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

2016年5月23日月曜日

定植適期のポット苗

先週末は葛飾区内で、区民向けの花壇づくりの講習会と実習を行ってきました。その中で、下の画像のようなペチュニアのポット苗(10.5㎝)をお見せして、どちらの苗を購入するかをお尋ねすると、多くの方が右側の花数の多いポット苗を選ばれているようです。その理由は、同じ値段で同じポットサイズであれば、株が大きくて、花数が多いほど良い苗だと思われているようです。お得と感じているようです。確かに花数が多くて綺麗ですが・・・。

このような苗を購入された後はどのようにされているのでしょう?


ポット苗の土を崩さず、地上部を切り詰めずに定植し、定植後の水やり頻度が少なく、長く楽しみたいのであれば、左側の苗をお勧めします。それ相応の手間をかける覚悟があるのであれば右側の苗でも良いですが・・・。右側の苗をただ植え付けただけでは・・・。花壇やプランターに定植し、改植するときに抜いてみたら、根鉢のままで全く根が伸びていないなんてことも結構ありますね。

ということを考えていたら、そういう苗を考えられて作っている生産者が近くにいらっしゃいました! 千葉県白井市の(有)高橋植物園! 

 
市場に出荷するという苗がこちら。



1ポットに1花、販売時は花色が分れば良いとの考え方で出荷されています。草姿も見事に整っています。おもにホームセンターに出荷されているようですが、もちろん、店舗(直売所)もありますので直接購入することも可能です。このような苗を初めて販売したときには、ホームセンターのバイヤーさんと相当話し合い、説得されたそうです。最初はやはり花が少ないと言われたとか・・・。

このような努力が、最終的には消費者の信頼を得ることにつながるのですが・・・。大手の量販店さんの方が、そのような考え方を受け入れてくれやすいそうです。街中の小売店さんは、まだまだということでした。

植物の成長を楽しむのが園芸の楽しさのはずでしたが、最近では綺麗に飾る、魅せることばかりが強調され、植物本来の成長を楽しむ余裕が無いように感じています。もっと植栽間隔を広げ、植物が健全に、その本来の特性を発揮した草姿を楽しむことを提案しても良いのではないでしょうか。
かなりのコストをかけて導入や開発した品種が、世の中に毎年数多く出回っていますが、実際に消費者の手元に届いて、その良さを発揮し、その品種を評価して頂ける品種はどれくらいあるのでしょう? また、そのような商品説明や栽培方法の提案などの努力をどれだけされているのでしょう? まだまだ花を植える場所はありますよ~!

4月のブログにも似たようなことを書きました。ご参照下さい。



(渡辺 均)




~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
花卉・苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、

人気ブログランキングへ

ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!

花卉・苗生産ブログに関するお問い合せは、
こちらからどうぞ→お問い合せ
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

2016年5月20日金曜日

カリブラコア更新計画


こんにちは。修士1年の井上です。
今回は私が管理を行っているハウスを少し紹介したいと思います。

こちらです!


こちらのハウスで、私の研究材料であるカリブラコア(Calibrachoa)とペチュニア(Petunia)の栽培を行っています。
今年の3月に伸びきった枝を切り戻し、あまり花芽も付いていない状況でしたが、現在は御覧のとおり次々と開花し始めています。

ハウス内を見渡してみると、入口手前になにやら寒冷紗(遮光シート)に覆われたスペースあります。

これは一体何でしょう?





こちらは「挿し芽専用」のトンネルです。簡易的に作ったものですので、生産者や園芸を趣味でされている方からしますと、注意したい点がいくつかあると思いますが、、、(換気・遮光率など)
挿し穂は高温や乾燥に弱く、水切れや強光下ではすぐに枯れてしまいます。そのためこのように寒冷紗で遮光し、直射日光や蒸散速度を抑えることで発根を促します。

カリブラコアは多年草の性質を持ち、上手く育てれば何年も花を咲かせますが、次第に害虫やウイルスの侵入によって株が弱ってきてしまいます。そのためトンネルを作り、現在、すべての株を挿し芽により更新を行っています。
※栄養繁殖で病害の因子が完全に消えるわけではありません。

3週間ほど前、一部の挿し穂が十分に発根したため、ポット上げを行いました。

ポット上げした様子

このポットでも根が回ってきたら、さらに大きめの鉢へと移植する予定です。


最後の鉢上げが終わったら、あとはピンチを繰り返し、写真左のように花を沢山咲かせるのが目標です。
左:鉢上げ後、右:鉢上げ前

お気に入りの個体を短期間で手軽に増やすことができる。栄養系の良さだと思います。

(修士1年:井上)

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
花卉・苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、

人気ブログランキングへ

ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!

花卉・苗生産ブログに関するお問い合せは、
こちらからどうぞ→お問い合せ
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

2016年5月19日木曜日

夏のカーテン ver.フウセンカズラ

先日、グリーンカーテンの定番、
ゴーヤについてお伝えしましたが、(http://naeseisan2.blogspot.jp/2016/04/ver.html)
他のおススメ品目をお見せします。



こちらは黒い丸に白のハート模様がかわいらしい、フウセンカズラの種子です。

















フウセンカズラの種子は硬く、通常の播種方法では、
発芽にバラツキが出てしまいます。

そこでゴーヤと同じように爪切りを使って種子を割れば、
吸水しやすくなり、発芽勢が良くなるのではと考えました。

が!しかし!!

爪切りでは、刃の部分に種子が挟まりませんでした(残念)

じゃあ、これならどうだ!と使ったラジオペンチでは、
胚まで割れてしまいました(無念)


そして登場するのが、、、

紙やすり!!!
















植物の種子を播くだけだというのに、様々な道具が出てくる不思議。。。

紙やすりで、種子の表面に少し傷を付け、
一晩水に浸せば、かなり発芽勢は向上します。


早いものでは、一週間もしないうちに発根してきました。




















ハートのちょうど上あたりから根が見えています。



子葉も出ればあとはアッという間。






















一月ちょっとでこんな大きさになりました。




















一月半で、小さな花が。

これから実が生るのも楽しみです。

暑い夏に備えて、窓辺に涼しげなカーテンはいかがでしょう?





(池田)






~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
花卉・苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、

人気ブログランキングへ

ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!

花卉・苗生産ブログに関するお問い合せは、
こちらからどうぞ→お問い合せ
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

2016年5月18日水曜日

農機具講習会&ペチュニアの交配


まだ曇りの日は半袖だと肌寒い日が続きますね。

今回の実習…の前に、年に一度の農機具講習会がおこなわれました。


学部生の花卉の実習において学生が利用することはほとんどありませんが、研究室に配属後には利用することもあるため、しっかりとメモを取って聞きます。
生産者にとって便利で不可欠な農機具ですが、操作法を誤ると非常に危険な道具です。
我々教員も今一度、操作方法や注意点、起こりやすいトラブルなどを再認識することで、事故のない1年を過ごせるように気を引き締めます。


講習会の後、ペチュニアの交配をおこないました。
こちらは生産者全員のおこなう作業とは異なりますが、座学で学んだ植物の構造を実際に見て学び、その特性にあった交配をおこなうことで、育種のさわりを覚えてもらいました。


この花の雄しべと雌しべはどこにあるかな?


えっ、これって花弁じゃないの?と言いたくなるアンスリウムとスパティフィラムの仏炎苞。


花の構造を理解したところで、実際にペチュニアの交配スタートです。
大きく咲き誇る花に花粉をつけたくなりますが、開花した花の柱頭には他の株の花粉がすでについてしまっているかもしれません。
そのため、まだ開花前のつぼみを裂いて、ピンセットで雄しべを取り除いた後、まっさらな柱頭に目的の株の花粉を擦りつけて交配します。


ペチュニアは自身の花粉では受粉しない自家不和合性という性質をもつため、雄しべを取り除く必要がないように思われますが、つぼみや萎れはじめの状態の花では、その性質が弱まり自家受粉してしまう可能性があるので、しっかりと取り除きます。
そして柱頭を挟まないように、裂いた花弁を閉じてホッチキスでバチン!

20日から25日後程度には、種子をたっぷり含んだ大きな実がついていることでしょう。
花色や草姿の様々な親をかけ合わせた子供は、どんな姿を見せてくれるか楽しみですね。

(安藤 匡哉)


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
花卉・苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、

人気ブログランキングへ

ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!

花卉・苗生産ブログに関するお問い合せは、
こちらからどうぞ→お問い合せ
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・