2011年10月31日月曜日

とっても小さな苗

このセル苗は、播種をしてから20日程が経過しています。




このセルトレイは512穴の規格ですが、
苗がとにかく小さいです。
種子も粉のように小さくて細かい種子だったので、
学生さんも播種に苦戦していました。

このセルには播種に悪戦苦闘した結果が出ているようですね....
通常は、1粒づつ植え穴に播いていきますが、
ところどころ、種子がこぼれてしまって、
たくさん芽がでているところもあります....。

この小さくて播種がやっかいな植物は、
大きくなると、こうなります。





そう、カルセオラリアです!


花は、、、





小さな巾着のような花をたくさん咲かせます。


このカルセオラリアは、
Calceolaria integrifolia(異名:C. rugosa)という種です。
チリ原産の亜低木で、
日本では春先から初夏にかけて花を楽しむことができます。


少しだけ耐寒性があるので、 無加温の温室内でも越冬ができますが、
暑さには特に弱いので、 夏には株が弱ってきます。
木陰の涼しい所管理をすると、 また、秋から花を咲かせます。

この種のカルセオラリアは、
花が極小輪なので、他のカルセオラリアに比べて、
耐雨性に優れています。
庭植えの素材として使ってみても面白いかもしれませんね~。




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2011年10月3日月曜日

拝見させて頂いています(*^^*)

昨日の続きです。

良く研いだ切出しナイフを使って、
ナニワイバラの穂木を調整していきます。




穂木の切り口を切出しナイフできれいに揃えていきます。



調整した穂木は、殺菌剤で殺菌処理をして、、、

さらに切り口に発根促進剤つけてから挿していきます。


ナニワイバラは、バラ科のRosa laevigataです。
中国中南部や台湾に自生している野生のバラです。
常緑でつる性のバラで、 白色の一重の花を5月頃に咲かせます。

中国原産のバラですが、
一番最初に普及させたのが大阪の植木屋さんだったといわれていることから、
ナニワイバラと呼ばれているようです。




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2011年10月2日日曜日

最近更新が少ないですね

今日は、バラの挿し木を行っていく予定ですが、
まずは、挿し木の穂木の調整に使う道具の準備をしていきます。

使う道具は、、、切出しナイフです。

穂木の切り口を奇麗に切るために、
切出しナイフをしっかり研いでいきます。





普段、刃物なんて研いだことがないので、、、、
砥石の特徴と使い方から解説していきます。

砥石にもいろいろな種類がありますが、
今日は、砥石のきめの細かさが中くらいの中砥(なかと)を使います。
この砥石をまずはしっかり吸水させます。

ところで、、、
吸水性の砥石は、しっかり水を含ませてから使っていきますが、
どうして水を吸わせる必要があるのでしょうか??
��考えてみましょう)

吸水させた砥石が動かないように、
ぞうきんの上にのせて研いでいきます。

この切出しナイフは片刃(かたは)なので、、、
研ぐときは注意が必要です。

さて、、、どんな注意が必要でしょうか??

今日は質問ぜめです。。。。




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