いつもご覧いただき、ありがとうございます。
花卉・苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、
人気ブログランキングへ
ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!
トレイ販売を始めました。
詳しくはホームページへ!
花卉・苗生産部トレイ販売ページ
花卉・苗生産ブログに関するお問い合せは、
こちらからどうぞ→fc-naeseisan@office.chiba-u.jp
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
今回の話題は栽培用土です。まずは下の画像をご覧ください。
上の画像は、量販店で売られている栽培用土(培養土)などにハーブのオレガノのセル苗を植え付けて2週間ほど経過した画像です(定植時に摘芯をしています)。左から野菜用の用土、次は多肉植物用の用土、3番目は花と野菜の用土として売られていたものです。縦に4ポットがそれぞれ同じ土で植えられています。野菜や花の用土には、どれも元肥入りでそのまま使えると書かれていました。ちなみに右端は花卉・苗生産部で使用しているポット苗用の栽培用土です。
ご覧のとおり野菜や花用の市販用土は、多肉植物用の用土よりも生育が劣る結果となりました。葉の色が薄く、芽数も芽の伸長も劣り、土は固く締まってしまいました。この結果では、実際に使用する前に腐葉土や元肥を入れ、土壌改良が必要です。また、少なくても植え付け後、すぐに液肥や置き肥を与えて生育を促す必要があります。
量販店で山積みになって売られている培養土の袋の表には、いろいろと良いことが書かれていますが、この培養土にどのような土(赤玉土、ピートモス・・・)や肥料が使われているのか、袋の裏側まで確認してきちんと表示されている培養土を購入するしかないですね。栽培用土で失敗はしたくないですからね。
(渡辺 均)
放送大学で非常勤講師をお引き受けしていますが、全8回の講義のうち最後の2回を柏の葉キャンパスで行いました。園芸の楽しさは座学だけではわかりません。まずは生産施設を見て自身で作業をやってみることも大切です。ということで、今回は苗生産施設と薬用植物園の見学、ペチュニアの切り戻しとハーブの寄せ植えを行いました。盛りだくさんの内容で2回分の講義時間内で終えられるのか・・・・・。
ペチュニアの切り戻しでは、草姿の乱れてしまった8号鉢のさくらさくらシリーズ3色ミックスを切り戻してもらいました。枝先に花がけっこう着いているので、「こんなに咲いているのに切ってしまうの?」と思われましたが、鉢内(株元)に葉があるうちに切り戻すと株元からの萌芽も早く、鉢姿も元のようにきれいに整います。
さっそく実習! まず、鉢の周囲の葉の付け根で切り戻し、さらに株元から伸びた枝を約5㎝で切り、鉢内の枯れた葉を取り除きます。粒状の肥料を追肥して作業は完了です。「こんなに切るの?」の声も。
ハーブの寄せ植えは、花材をフレンチラベンダー、シルバータイム、パイナップルミント、スイートメキシカンハーブを使って行いました。株の高さや向きを考えながら、根鉢を丁寧に崩し、ウオータースペースにも配慮して植えていきます。いろいろなことを考えながら植えることが大切です。
実習の成果物は持ち帰って頂き、ご自宅で「宿題」として栽培を続けてもらいます。今回の講義が園芸入門として、植物と楽しく向き合うきっかけになって頂ければ幸いです。
限られた講義時間の中、画像を撮る余裕がありませんでした。ご容赦ください。
(渡辺 均)
今日のタイトルは?かもしれませんが、研究温室内で全国各地から収集した200株のヨモギが大きく生長してきました。茎が分枝して花を着ける前のちょうど今が各地で集められたヨモギの葉の特徴を観察するにはもっとも良い時期なのです。生長したものでは草丈が1mを超えてきましたが、同じヨモギでも生長が遅いものはまだ30㎝ほどです。
先週は各鉢に支柱を立て、麻ひもを使って株の誘引を行いました。年によっては株の高さ1mくらいのところでもう1回誘引することもありますが、栽培用土の影響で今年の生育は今ひとつ。2回目の誘引の前に花が咲きそうです。花が咲いたら交雑を防ぐため、切り戻しを行います。
ヨモギ(カズサキヨモギ)やオオヨモギの特徴を表している系統もあれば、一見するとヨモギには見えない葉をつける系統もあります。外来種の導入やその外来種と在来種との自然交雑が進み、日本に本来自生している典型的なヨモギを探すのが難しくなってきました。ヨモギが風媒花ということも交雑を容易にさせているのでしょう。
私たちの暮らしの中で食材や薬用などとして古くから馴染みのあるヨモギですが、「昔ながらのヨモギ」の味や香りを探して維持することも、それなりの努力が必要になってきました。ヨモギを食材などに利用する際は、まずは香りを確認しましょう。
(渡辺 均)
どんよりとした曇りの日が多くなってきました。時おり日が照ると急に気温が上がるので、ハウス内の遮光カーテンを開けたり閉めたり・・・。そろそろ、関東も梅雨入りかもしれませんね。
先週、先々週の土曜日は放送大学で非常勤講師を務めて参りました。5年ごとのお休みはありましたが、お引き受けしたのが2010年! 16年も長くやったものです。来年はお休みの年になります。
今回の講義のテーマは「ハーブ」。講義のほかに「バジルの種まき」と「レモンマートルの挿し木」を行いました。講義でいくら説明しても、やってみないとわかりません。それに種まきなどの基本的なことが理解できていれば、ご自分で簡単に色々な植物を増やすことができますからね。
発芽したバジル
レモンマートルの大鉢2つを教室に持ち込んで(講義前)
実習で行ったものはご自宅に持ち帰ってすぐに実践! 宿題(?)として植物と向き合って頂きます。
今週の土曜日にもう1回講義があります。この回は、柏の葉キャンパスに来て頂いて、生産施設と薬用植物園の見学、切り戻しとハーブを使った寄せ植えを予定しています。大学の講義とはいえ、少しでも園芸の楽しさを理解して頂けたら何よりです。
(渡辺 均)
ときどき、ちょっと変わった相談を受けることがあります。今回はシンボルツリーだった樹齢数十年のクスノキを増築のためどうしても伐採しなければならず、その株の増殖についての相談を受けました。それも、切り倒した後に!!
ご自分たちで挿し木を行ったそうですが心配になり相談を受けました。クスノキの挿し木は、ふつうに行ってもなかなか難しいですからね。特に5月はまだ枝が柔らかく・・・・・。
これから伐根するということでしたので、季節的にはよくありませんが根を送って貰い、こちらで挿し木(根挿し)をすることになりました。
送られてきたクスノキの根
送られてきた根は、重機で掘り取られたためか、皮がめくれ傷だらけでした。これは挿しても無理?と思いつつ、根の調整を行い傷の少ない部分を選らんで切り分けました。
調整した根
大型のプランターに赤玉土を入れ、根の上下を間違わないように斜めに挿し、灌水後に切り口に融合剤を塗布して25℃の発芽室に入れました。
根挿し完了!
その後の管理として、1日1回ファインバブル水を灌水し、ごく薄く希釈した液体肥料や微量要素を与えて萌芽を促します。変化が見られたらご報告します。報告がなかったら・・・・・。
(渡辺 均)