2011年6月30日木曜日

トルコギキョウで鉢花をつくる

今日紹介するのは、これ↓




トルコギキョウの鉢花です。

これは、、、、ただの鉢花ではありません!!

このトルコギキョウの品種は、本来は切花として使う品種なんです。
それを鉢花に仕立てたということです。

つまり、、、、
切花を、根がついている植物として楽しめるっという訳です!

もちろん、トルコギキョウは、
ポット用の草丈が高くならない矮性の品種も有りますが、
ここまで豪華な花の品種がないですし、
株にある程度の高さを出すことができません。




この品種は、八重咲きで大輪フリンジ咲きなのでとっても豪華!




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2011年6月29日水曜日

八重咲きペチュニア出荷

今日は、、、、




この八重咲きペチュニアの鉢花を出荷していきます!!


元気にやっていきましょう~。





出荷場では、、、




出荷前の最後の品質チェックをしていきます。

咲き終わった花がらや満開に咲いている花は全部摘んでいきます。

えっ!?満開にきれいに咲いている花まで摘んじゃうの~??っと思うかもしれませんが、

これから箱詰めされて、
出荷されていったお花が
実際にお客様のお手元に届くのは、1日~2日間かかります。

満開に咲いた花をそのままにしておくと、
お客様に届いたときには、花が終わってしまっている、、、ということにもなります。
なので、、、満開に咲いている花は、摘んでしまいます。

このペチュニアの鉢花は、
蕾がたくさんついているので、
届いてからも、たくさん花が咲きますので長く楽しめますので、ご安心を。



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2011年6月28日火曜日

出荷用のダンボール作り

今日は、出荷用のダンボールを作っていきます。


今、箱作りをしているのは、
園芸別科花卉専攻の2年生です。



1年生のときから何度も出荷用の箱作りをしていますので、
箱作りもどのように行っていけばいいかわかるはずです。

箱作りは、ただ組み立てていくだけでは全く早く出来上がりません。

今日は、大量に作らなければいけないので、スピードも重要になってきます。
もちろん、スピードだけでなく、きれいに組み立てるのも当然です。


どうやったら、早くきれいに作れるか...

常に考えながら作業を行わないと、
ただの単純作業になってしまいますし、
楽しくもなくなってしまいます。

この日は、4人で1つのチームを作って、
2班に分かれて行っていました。

どちらのチームも、同じ数を最終的には作ることを目標でしたが、
1つのチームがとても早く終わりました。

さて、このチームはどうして早く終わらせることができたのでしょうか??

人数は同じ、作る数も同じです。


同じ作業をするときでも、
いつもどうしたらいいか、
次の行動をどうすればいいか、
あの人がこうしているから、私はこれをしようとか、、、

常に色々なことを考えながら、周囲の動きを気にしながら行動すると、
2倍にも3倍にもスピードと品質があがります。


というわけで、、、、、





箱のタワーができあがり!




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2011年6月27日月曜日

八重咲きペチュニアの出荷調整

今日は、出荷が始まった八重咲きペチュニアの出荷調整をしていきます。

これが八重咲きのペチュニアの鉢花です。




咲き終わった花や古い葉を取り除いていきます。




このペチュニアは八重咲きなので、
��つの花の観賞期間が普通のペチュニアに比べて長いのが特徴です。

なので、、、
咲き終わった花かどうかを見分けるのも、
なかなか難しいんです....。

でも、、、
花が終わりかけの頃になると、
花の色がすこし白っぽく淡い色になってきますので、
それを見分けられれば、
これからまだまだ見頃を迎える花を間違ってとってしまうことも無くなります。
でも、実際に良く観察してみないと
なかなか判断が難しいのですよ~。



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2011年6月22日水曜日

この~木なんの木~♪

今日は、この~木なんの木のCMで出てくる植物のポット上げをしていきます。




この木なんの木は、マメ科のSamanea samanという植物です。
CMに出てくるこの木なんの木は、
アメリカ合衆国ハワイ州オアフ島にある
モアナルア・ガーデンパークにあります。


発芽したばかりの苗は、、、、




ちょっとたよりない感じがしますが、、、


1週間もすると、、、




しっかりと本葉を出して、
すくすくと大きくなっていきます。

この植物は、熱帯から亜熱帯に原生している植物なので、
あったかい気候が大好きです。
生育適温は、20℃以上です。

暑さにはものすごく強いのですが、
逆に寒さにはとっても弱い植物です。
10℃以上は必要なので、
晩秋~冬は、室内の明るい窓際に取り込んで管理をして下さいね~。



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2011年6月21日火曜日

出荷間近~八重咲きペチュニアの鉢花~

今、温室の中は、、、、




出荷を間近に控えた八重咲きのペチュニアの鉢花がきれいに咲き始めています。




この品種は、八重咲きで、
しかも這性なので、株が横にどんどん大きくなっていきます。




白花の品種もあります。





ピンクの品種にくらべて、
白花の品種の方が、こんもりとした草姿になります。

どちらの品種も強健なので、
とっても育てやすいですよ~。



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2011年6月19日日曜日

ムーンワルツ

今日、紹介するのはこれ。




ダリアの『ムーンワルツ』という品種です。

この品種は花の大きさが20cmくらいになる
『中大輪』の品種です。


えっ!?

花の大きさが20cmもあるのに
大輪じゃないの~??、、、、って思うかもしれませんが、、、


ダリアは花の大きさで7通りにも分類されています。

一番大きなのが、超大輪とよばれ30cm以上のものをさします。

それから、、、
巨大輪 28cm前後
大輪 24cm前後
中大輪 21cm前後
中輪 17cm前後
中小輪 13cm前後
小輪 10cm前後、、、というように分類されています。

そして、花型も細かくタイプ分けされています。

ちなみに、
このムーンワルツは、スイレン咲きとなっています。
花型も色々な呼び方がありますが、
また、今度話す事にしましょう~。



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2011年6月18日土曜日

アサリナ

今日、紹介するのはこれです。





これは、ゴマノハグサ科のAsarina属の植物です。
サントリーフラワーズさんが販売している『グラリオ』という品種です。

このアサリナは、
つる性の植物で、暑さにも強く、
蔓をのばしながら、きれいな花をどんどん咲かせてくれるので、
グリーンカーテンにもってこいです。


花は、、、




この品種はグラリオシリーズのラージローズという品種です。
アサリナの中では、かなり大輪の花になります。


横から見ると、、、





花は秋まで楽しめるので、
とっても長い間楽しむことができます。

この品種のつるを這わせるポイントとして、、、

つるを何かに這わせたいときは、
あまり太い支柱などは使わない方がいいです。
出来る限り細い支柱やネットなどを利用すると、
うまく絡んでよじ上っていってくれます。

太い支柱だとどうしてダメなのか....は、
また今度お話ししましょう~。




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2011年6月17日金曜日

デュランゴ!

デュランゴっていうのは、これの事です↓



マリーゴールドですが、
これはデュランゴシリーズの品種で
『デュランゴ オレンジ』という品種です。




この品種の特徴は、早生でシリーズで色々な色が揃う事ですが、
特にすごいのが、草姿がとっても均一な点です。

このポットには3株を植えていますが、
3株がしっかり高さが揃って、花も一斉に咲かせています。




花は平弁の大輪タイプです。

とっても作りやすい品種なのでおすすめですよ。




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2011年6月16日木曜日

立ち性アンゲロニアの出荷調整

今日は、アンゲロニア(Angelonia属)の鉢花の出荷調整をしていきます。

まずは、出荷する鉢を選んでいきましょう~。




選んだ鉢を出荷場で出荷調整をしていきます。




咲き終わってしまった花がらや
枯れてしまっている下葉や、
傷んだ枝などを丁寧に取り除いていきます。

この品種は、立ち性のタイプで、
茎が硬くしっかりしていますが、
強く曲げてしまうと折れてしまいますので、
出荷調整は丁寧に行っていかなければなりません。





植物の調整が終わったら、
最後に鉢をきれいに拭き上げていきます。

これで、出荷調整のできあがりです。





これが今回出荷するアンゲロニアです。
‘アデッサ パープル’という品種で、
これから、晩秋にかけて、ず~っと咲き続けてくれます。

花は、どんどん先端が成長しながら咲かせていく無限花序という性質ですが、
ある程度、側芽が伸びてきて、側枝から花が咲きはじめたら、
最初に咲いていた頂芽を摘芯した方が、
花数もどんどん増えていきますので、試してみて下さいね~。



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2011年6月15日水曜日

培養土作り

今日の実習は、壁面緑化(グリーンカーテン)用の培養土つくりです。

水もち、排水性が良く、長期に使用しても固くならず、肥効が長持ち、軽量化!
そんなスーパー培養土を目指し、組成を考えます。
��ちょっとオーバーかも知れませんが...)

市販されている屋上緑化用の培養土を参考にしながら、
赤玉土を中心に、軽量化にはピートモス、パーライト、
肥料にはロングタイプの100日から140日タイプを、
一番重要な物理性を良くするためのバーミキュライト、
ゼオライト等の組成で混ぜ合わせていきます。

しかし、最も重要なことは、混ぜ合わせる時に、
やりすぎて粒の大きさを細かくしてしまわないように注意することです。
微塵が多くなるにしたがって、排水性、物理性が悪くなっていきます。
また、孔隙率(土と土の間のすきま、空間)が下がり重い培養土になってしまいます。

実習では、1000リッターまでの量は、スコップによる切り返しで混ぜ合わせます。



二人向かい合わせになり、交互にスコップで切り返しながら放てきし、
混ぜ合わせていきます。
これを3回繰り返します。

今回は、袋詰めにするため、




バケットエレベーターという機械(培養土等を上に移動させる機械)を使用することで
3回目の切り返しを代替させています。




培養土は機械の上部から、フレコンの袋に放てきされ混合されます。


スコップによる混合作業を最小限にし、なるべく微塵を作らない工夫をしています。
みなさんの培養土、物理性を悪くするような作り方していませんか?





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2011年6月14日火曜日

スタンド鉢


今日はスタンド鉢の足「スタンド」を取り付けます。





鉢花に使う鉢には、いろいろな種類がありますが、

枝が横に伸びるタイプの花や、

下に枝垂れるタイプの花では

「スタンド鉢」という優勝カップのような

鉢を使うことがあります。




スタンドは栽培中は邪魔になるので、外せるタイプのものは

出荷が近くなってきたときに初めて取り付けます。



さあ、出荷が近づいてきました。

どんどん取り付けていきましょう。






きれいにベンチの端まで並べて、あとは出荷を待つばかり。

この鉢の花が満開になるころ、鉢を手にしているのは誰でしょう?

きっと笑顔でいっぱいですね。
 
      
                                          (文・長嶋)

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2011年6月13日月曜日

シクラメンの鉢増し

今日はシクラメンの鉢増しの実習を行いまーす!



千葉大学のシクラメンは

セル苗→3号(9�)ポット→4.5号(13.5�)ポット→6号(18�)仕上げ鉢

と3回も鉢上げや鉢増しを繰り返します
また、鉢増しごとに用土の中身の割合が違っていたり、基肥の量が違ったりもします


今回は3号から4.5号ポットへ鉢増しをします

シクラメンの鉢増しの特徴としては

こちらの道具を使用します


さて、どのように使用するのでしょうか??


こちらが鉢増し前の苗です・・・

鉢増し前に・・・移植する方のポットの準備をします



まずは鉢底に土を少しつめます。そこにこの道具を置きます



周りに土を詰めて・・・抜き取ります



このとおり3号ポットをくり抜いたような状態に!

そこに苗を入れて、完成です!



シクラメンは専用の道具や色々な栽培方法があって
本当に奥がふかいんですねぇ



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