2019年2月21日木曜日

買いますか?買いませんか?

2月も、あっという間にあと1週間。
夕方は17:30ごろまで日が伸びて、寒暖を繰り返しながら、
日に日にあたたかくなってきました。

今日の柏の日の出は6:20、日の入りは17:28だそうです。

ハウス内も暖房の消費が少なくなってきました。
母の日向けの花も、
2月中旬頃から地上部の成長スピードが速くなってきたように感じます。



母の日向けのカリブラコア‘ミリオンベル’3色ミックス




3月出荷のペチュニア3色ミックス


よく見ると、すでにきれいな花を咲かせている株もありました。

カリブラコア‘ミリオンベル イエロー’

形もよく、色も濃く、花も大きく
非常に奇麗に咲いています。

この画を見たら「この鉢ほしい」と
思う方もいるかもしれません。








では、少し引いて見てるとどうでしょうか?




主観にもよりますが、
なんだか寂しい印象の鉢花になってしまいます。


こちらの鉢と比べるとどうでしょう?


 



並べてみました。

同じ値段で販売していたら、
あなたはどちらの花を買いますか?



一つ一つの花はとてもきれいに咲いています。

でもこれから出荷までの間に、たくさんの花を同時に咲かせて、
多くの人から称賛される素敵な鉢花に育ってもらうように
花たちには頑張ってもらいます。

(長嶋)

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2019年2月20日水曜日

温泉気分?


 日中の寒さはだいぶ和らいできたように思えますが、朝晩はまだコートが手放せないですね。
 帰宅後のお風呂タイムでは、リフレッシュのために入浴剤を入れて温泉気分で温まりたいものです。

 しかし、先日は昼間から温泉気分?を味わうことになりました。
 …ただし、その香りのみの体験でしたが。


 冬の期間、キャンパスの多くの植物は葉を落とし寒さを耐え忍んでいます。
 葉を落とした木々も、冬芽をつけ春の訪れを待ち望んでいるようです。

 暖かくなれば、芽吹いた葉が緑で彩ってくれることでしょう。
 …と、同時に、困ったことに病気や虫たちも、気温上昇とともに活動を強めていきます。



 そこで、冬の間に行う病害虫の予防策として、石灰硫黄合剤を散布しました。

 この薬剤は、殺虫および殺菌作用をもつ農薬の一種で、枝に潜り込んで越冬する害虫、休眠しているカイガラムシ、さび病やうどんこ病など、様々な病害虫への予防策に用いられます。
 五硫化カルシウムをはじめとした強アルカリ性の成分が、植物体の上で反応して硫黄類を生じることで、害虫への直接作用、病原菌の酵素の働きを阻害する殺菌作用を示します。


 非常に強力、かつ高濃度での花芽への散布に気を付ければ薬害も残りにくい石灰硫黄合剤ですが…やっかいな点がひとつ。
 それは、とっても香りが強い!ということ。


 名前にもある通り、硫黄が主成分として混ぜられていることから、まさに温泉周辺で感じる独特な香りが辺りを漂います。
 また香りだけでなく、人肌への悪影響もあることから、全身防護の上、散布した液が目に入らないようにゴーグルをするなどの対処が必要になります。






 高濃度でたっぷりとまくことで、枝の色も少し変わったかと思えるほどに。
 葉のついている常緑樹へは少し濃度を落として。


 暖かくなりつつある日中に、噴霧器を背負いながら、風下に行かないように注意しつつ丁寧に散布して…と、散布が終わる頃には汗だくになっていました。

 散布の際に使用していた合羽にも、いくらか液が飛散していたため、入念に洗い流して作業完了。
 うーん、香りがちゃんと取れたか自分では分からない状態ですね。


 帰宅後には、入浴剤を加えた湯船につかりリフレッシュ!
 …と行きたいところでしたが、昼間の香りが思い起こされるようで、複雑な気分のまま湯につかるのでした。


(安藤匡哉)

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2019年2月19日火曜日

IS THIS FUJIYAMA?


           A:これはFUJIYAMAですか?
           B:いいえ、FUJIYAMAではありません。
             これは、植物栽培用の土壌です。

 先週は、修士論文と卒業論文の発表会が執り行われ、当研究室の卒業生も無事?に終了することが出来ました。4月からは人数も大幅に減り、寂しくなります。
 さて、そんな卒業シーズンですが、この季節は春へ向けた準備が慌ただしくなってくる時期です。SHIGOTO-NO-YAMAに押しつぶされないように、感傷に浸っている場合ではありません!


 今回は、オタネニンジンの移植・定植用の土づくりを行いました。もともとこんな感じの土を、重いものから順に積上げていくと、一番上の写真のようになります。伝家の宝刀、「気合と根性」で600Lの土を混ぜていきます!


 ジャーン!完成!

 学生さんの研究の指導を行っているときも思うのですが、やはり「良い準備」が一番重要です。生産も研究も「良い準備」をして、実りのシーズンを迎えたいですね。

黒沼





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2019年2月18日月曜日

静かに終わりを迎える

 今日のブログは、ちょっと寂しいタイトルです。今年度中に学内で、2つのことが終わってしまいます。

 ひとつ目は、静岡県賀茂郡東伊豆町にある海浜環境園芸農場(通称;熱川農場)が完全に閉鎖されます。今年度までは、実習は行われていませんでしたが、非常勤の職員が果樹園の管理を行なっていました。今年度中に園内の柑橘を伐採し、農場の入り口や建物を完全に封鎖することになりました。

園芸学部の学生さんでしたら、少なくとも1回は実習で行ったことがあるのではないでしょうか。お風呂が温泉でしたね。私自身、園芸学科の1年次にミカンの摘果に行きましたが、職員として採用されてから、5月下旬~6月上旬と11月下旬~12月上旬の年に2回、実習で行っていました。



そうしてもうひとつは、園芸別科の最後の学生さんが今年度で修了を迎えます。一時期は、花卉専攻だけで1学年に20名を超える学生さんが在籍していましたが、数年前から募集人数を減らし、一昨年に募集を停止して・・・。現在、在籍している学生さんは、花卉専攻に1名。220日(水)13時から、柏の葉キャンパス・シーズホールで最後の修了論文発表会が行なわれます。


(渡辺 均)
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2019年2月15日金曜日

金銀花


 こんにちは。研究生の林です。



 私は大学で花の色素成分の分析を行っているので、花色に興味があります。

 今回は、生育期と開花期により花色が変化するスイカズラを紹介します。



 スイカズラ(Lonicera japonica)は、スイカズラ科スイカズラ属の常緑つる性の木本性植物です。

スイカズラは、その甘い蜜を吸うことができることから、「吸い葛」と当てられることもあります。また、冬場を耐え忍ぶことから、「忍冬(にんどう)」とも呼ばれています。







 花は、57月に咲き、甘い香りがします。花弁は筒状で、先の方は上下2枚の唇状に分かれ、上唇はさらに4枚に裂けています。



 花色について、はじめは白いのですが、徐々に黄色くなるため、1つの枝に白い花と黄色い花が同時に存在しています。2色の花が咲くスイカズラは、非常に綺麗です。







 このことから、中国では乾燥させたスイカズラの花の蕾を「金銀花(きんぎんか)」と呼び、花茶などに使用します。







花茶に使用される、乾燥させたスイカズラの花の蕾は、細長い虫のようにも見えます。







 今までに学んできた色素に関する知識から、スイカズラの花色が変化したのは、色素成分の含量が変化したことが原因である、と考えています。



蕾の時はクロロフィルの含量が多く、またカロテノイドの含量も相対的に多いため、緑色を呈します。







 開花しつつクロロフィル、カロテノイド、フラボノイドの含量が徐々に減り、花色も最初の緑色から薄い緑色、そして白色になります。







 その後、カロテノイドの含量が急激に増加し、花色は白色(銀花期)から黄色(金花期)に変化します。







 銀花期から金花期にかけてが、スイカズラの見頃でしょう。





(研究生:林)



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2019年2月14日木曜日

桃とモモとさくらとサクラ

こちらペチュニア‘桃色吐息’


挿し芽も後半戦に差し掛かり、
綺麗に揃った苗が出荷のタイミングを待っています。




こちらモモ


苗木としての出荷を待ちわび、
ついに箱に詰められていきます。




以前ご紹介したモモ

年末の堀上げ作業




こちらペチュニア‘さくらさくら’

親株として、既にたくさんの‘子’を育てておりますが、
3月末までまだまだ現役です。




こちらサクラ



寒空の下、売店用に何本か枝を切ってもらいました。


暖かい苗テラスで2週間ぬくぬくと過ごし・・・
今や満開の啓翁桜です。


こちらの切枝は、売店で販売しています。

一足先に春をお届け~です♪



モモもサクラも、名だけで春を感じるような気がしますね。
早く暖かくなってくれると嬉しいなぁ~



(池田)




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2019年2月13日水曜日

花粉症には花蕾


 先週末は柏の葉にも雪が降り、薄くではありますが、一面の銀世界になりました。
 その後の快晴によってほとんどの雪は溶けてきましたが、一部残った可愛らしい遊び心が、キャンパスの入口にて出迎えてくれました。



 今週はまだ寒さが続く予報ですが、来週から昼間は10℃を超えるような暖かな陽気の日が増えてきそうです。
 それに伴い、風に運ばれる花粉の量もまた…。


 自身も大学に来てから花粉症が出始め、処方された飲み薬と目薬で何とかしのいでいますが、鼻づまりからくるぼーっとした熱を伴うような頭重感は、中々改善されませんね。

 そんな辛い花粉症に効果のある生薬が「辛夷(シンイ)」です。

辛夷はモクレン属Magnoliaのコブシやタムシバなど数種のまだ芽吹いていない花蕾を採取し、乾燥させたものです。


 この季節、キャンパスの薬草園のコブシにも、春を待つ柔らかい毛で覆われた冬芽がいくらか見られましたが、こちらを少々頂戴して乾燥加工しました。



 乾燥前の花蕾。




 乾燥後の花蕾。
 見た目上、そこまで大きく変わったところはありませんが、乾燥後は指で潰せば粉々に潰せる程度には乾燥しています。


 辛夷は特有の香りがあり、コクラウリンなどのアルカロイド類を含み、鎮静、鎮痛剤として、鼻炎、蓄膿症、頭痛等に対しての効果が報告されています。

 葛根湯に辛夷と川芎(せんきゅう)を配合した「葛根湯加川芎辛夷」は花粉症をはじめとする鼻づまりを抑え、「辛夷清肺湯」は炎症による熱感を伴う慢性的な鼻炎や蓄膿症に用いられます。


 以前に名前の由来にもなっているコブシの果実についてブログで紹介しましたが、こちらの実は薬用や食用には用いられません、残念。

 鼻水、鼻詰まりの症状に対する効能なので、花粉自体への効能ではないですが、花のつぼみが花粉症に効果あり、というのはなんだか不思議な感覚ですね。


(安藤匡哉)

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