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千葉大学 環境健康フィールド科学センター 花卉・苗生産部 では、
『高度化セル成型苗生産利用システム』を活用した実習教育や研究などを行っています。
2024年3月16日(土)午後、一社)日本薬用機能性植物推進機構(JFPPA)主催「第5回 薬用機能性植物セミナー」が開催されました。
今回のテーマは、「薬用・健康機能性植物生産の動向とオタネニンジン栽培の今後の可能性」ということで、4名の講師の方にお話し頂きました。2020年以来、久しぶりの対面での開催となりました。
1.生薬見聞録 ~2023,2024年中国生産地の状況~ (佐橋佳郎先生)
2.温故知新~組織培養によるオタネニンジンの大量増殖技術と人参の機能性~ (正山征洋先生)
3.オタネニンジンの効率的な生産技術の開発~農林水産省委託プロジェクト研究 「薬用作物の国内生産拡大に向けた技術の開発」を振り返る~ (久保堅司氏)
4.オタネニンジン栽培への新規参入の背景と将来展望 (岩田政彦氏)
70名ほどの参加者があり、質疑応答、名刺交換会でも活発な意見交換、情報交換が行われました。この場を借りて御礼申し上げます。
JFPPAセミナー
当日の資料の残部がございますので、ご希望の方はJFPPA事務局(e-mail: info@jfppa.or.jp)までお問い合わせください。有償ですが・・・・・。
(渡辺 均)
2020年4月のブログにヒメキランソウ(シソ科、Ajuga pygmaea A. Gray.)のことを書きましたが、いよいよ市場出荷(豊明花き株式会社様向け)が始まりました。この植物の良さ、素晴らしさを市場関係者も理解して下さいまして、昨年から出荷に向けて準備を進めてきました。
2020年4月13日のブログは下記をご参照下さい。
https://naeseisan2.blogspot.com/2020/04/blog-post_13.html
オリジナルのラベルを付けた3号ロングポット
以前のブログにも書きましたが、この植物の魅力は何と言っても生育が非常に旺盛なこと。そのグランドカバープランツとしての被覆能力の高さです。九州や沖縄のやや乾いた場所に自生している植物ですので、耐暑性はもちろんのことですが、関東以西であれば露地でも冬越し可能なほどの耐寒性があります。また、キランソウのような小さな青色の花を4月~5月頃にたくさん咲かせますので、観賞性についても見劣りはしません。
ヒメキランソウの花
ポット苗は、ほぼ無加温のハウス内で栽培していますが、そのような環境でも次々とランナーを伸ばしてくれるので、暖房費もかからないとても経済的な品目です。
栽培ベンチ上で出荷を待つヒメキランソウ
今回の出荷では、おもに関東から西の小売店で販売される予定です。日当たりの良い水はけの良い場所やロックガーデンなどに植え付けると、この植物本来の特性を発揮してくれるでしょう。
ところで、何で第2弾?と思われるかも知れませんね。 第1弾はキルタンサスでした。メジャーな品目でもなく、あまり利用されて来なかった植物の中にも、まだまだいろいろな場面で利用できそうな植物はたくさんありますので、私自身が栽培してその特性を確かめ、花色の改良などを行なった上でもっと皆さんに広く使って頂こう!という豊明花き(株)様との企画です。
第3弾もお楽しみに!
(渡辺 均)