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千葉大学 環境健康フィールド科学センター 花卉・苗生産部 では、
『高度化セル成型苗生産利用システム』を活用した実習教育や研究などを行っています。
本日、花卉・苗生産部の直売会を行います。
日時: 3/19水曜日
昨日(3月16日)、私が出演したNHK趣味の園芸(Eテレ)が放送されました。グリーンサムへの12か月、乙葉さんがMCをされている最終回でした。
最終回は「(12)続けよう! 植物のあるくらし」。 昨年11月の放送で冬越し対策についてご説明しましたので、今回はその後の春の管理についてご紹介しました。カリブラコアの切り戻しや植え替え、挿し木などをご紹介しました。昨年4月、7月、11月の番組にも出演したカリブラコアの同じ株を1年間栽培し続け、今回も3月らしい(?)株に何とか仕上がりました。
最終回の内容が決まったのが、昨年の12月。そこから大急ぎでテキスト用の植物の準備、放送用の植物の準備をして、テキストの撮影は1月上旬、放送の収録は2月下旬。3月に合わせた「春」を準備するのは結構大変でした。
カリブラコア以外にも3月らしい(?)マンデビラやアマリリスも何とか準備することができました。アマリリスはあと数日あったら、もっとたくさんの花をお見せできたのですが、ちょっと残念でした。
育成した収録用の花材
乙葉さんのあたたか味のある優しい語り口、和やかな雰囲気の中での収録でした。何とも言えない緊張感は毎度のことでしたが、スタッフの皆さんの優しい(?)ご支援もあり、放送では少しでも園芸の楽しさを皆様にお伝えできればと思いました。
スタッフの皆様から花束を頂戴し、収録後に記念撮影!
趣味の園芸のグリーサムシリーズは、今回で終了となりました。これまで、氷川きよしさん、稲垣吾郎さん、乙葉さんと出演をさせて頂き、私自身大変貴重な経験となりました。御礼申し上げます。
(渡辺 均)
昨年に引き続き、今年もアボカドの挿し木を行ないました。昨年10月21日のブログ(アボカドの挿し木)に挿し木の目的や背景、方法、挿し木の難しさなどが書かれています。
https://naeseisan2.blogspot.com/2024/10/blog-post_21.html
昨年のブログをお読み頂ければ、状況はご理解頂けたかと思います。今年も挿し木の依頼を受けましたので、昨年の反省を生かしてさっそく実施しました。
昨年からの改善点は・・・・・。
・上手く発根しなかった管挿し(枝の途中の部分使って挿す方法)を止め、すべて天芽挿
し(頂芽をつけて挿す)になるような枝を送って貰いました。
・発根しない品種があったため、耐寒性があって発根する品種のみ送って貰いました。
・挿し床を育苗箱からロングポットに変更し、やや深めに挿すようにしました。
・やや太めの枝を使った朴挿しにもチャレンジしてみました。
発芽室内でのアボカドの挿し木の様子
挿し穂は長さ15㎝~20㎝に切り揃え、下の葉を落として上部の葉を2~3枚残し、それぞれの葉は蒸散を抑えるために半分ほどに調整しました。良く研いだ接ぎ木ナイフで斜めに枝を切り、十分に吸水させた後、切り口に発根促進剤を塗布して鹿沼土の細粒に挿しました。十分に灌水した後、20℃、湿度70~80%、14時間日長の発芽室に入れました。
発根した苗を1本ずつポットへ移植できるまでに半年ほどかかりますが、今年は昨年よりも歩留まりの向上が期待されます。
樹上で完熟したアボカドの美味しさは格別です! その美味しさを皆さんにもお届けできるよう国産アボカドの普及が待たれます。
渡辺 均