2010年1月31日日曜日

春爛漫ですね♪

先週、関東東海 花の展覧会にいってきました。




エントランスをくぐると、、、




スイートピーできれいに飾られていますね!


会場の中には、
関東東海地域の1都11県の生産者が育てた
自慢の切花や鉢花が出品されていて、展示されています。





毎年、沢山の人でにぎわっています。




やっぱり、
きれいな花は、人を魅了する力を持っていますね。







これは、ラナンキュラスですね。

う~ん、きれいだなぁ~♪




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2010年1月30日土曜日

本当に小さい・・・

このセルトレイは、もう植物の芽が出ています。





ちょっと、小さすぎてわかりづらいかもしれませんので、、、






これはペチュニアの種子発芽後の状態です。

とっても小さいですね。

ちなみに、もとの種子はこれです。




ペレット種子になっていますね。
��ペレット種子についてはこちら→http://naeseisan.dtiblog.com/blog-entry-168.html


ペチュニア(Petunia)は、
発芽するために光が必要な植物です。
��光好性種子または明発芽種子といいます)

だから、厚く覆土してしまうと芽が出なくなってしまうので、ご注意を!



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2010年1月29日金曜日

実習で伝えるために

今日は、園芸学科2年生の実習です。

ペチュニアの挿し芽を実習します。




実習指導の担当は、日野技官です。


『今日の挿し芽は、二人一組でセルトレイ1枚分を挿してもらいます。』


実際に、以前の実習で挿したセル苗の完成品を見せながら解説していきます。




『このセル苗では、製品としてお客様に販売することができません。』

『どうしてだかわかりますか~?』


そのセル苗はこれ。




生育が不揃いですよね。
これでは、鉢に植えた後も
生育がばらついてしまい、
均一な商品が作れなくなってしまいますね。


『今日は二人一組で挿し芽をしてもらいますが、
 2人のとった穂の大きさが違うとこうなってしまいます。』

『必ず、大きさをそろえて挿して下さいね。』






この均一な苗を作るというのは、
なかなか難しいことです。
一回の実習でどれくらい、
このことを理解して頂けるか、
指導する方も一人一人の手の動きに
注意を払って指導しなければなりません。



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2010年1月28日木曜日

答えは....

昨日の植物の答えは、、、これ。





ユウギリソウです。

キキョウ科のTrachelium caeruleumです。

この鉢花は、昨年作った鉢花に仕立てたユウギリソウです。

シックな紫色の小さな花が咲き乱れる姿は、
ちょっと大人の雰囲気を醸し出します。






このユウギリソウは、
地中海沿岸に分布しています。
南欧の植物だけど、
和を感じさせてくれる、
そんな色合いの花ですよね。

切り花で楽しむときは、
切り口から白い樹液がでるので、
水を替えながら、この樹液を取り除くといいですよ。


この植物は、長日植物なので、
日が短い時期には花が咲きません。
16時間以上、光があたっている時間が必要です。
普通に栽培すると6~7月頃の開花します。

地中海沿岸出身の植物なので、
乾燥気味の管理で、
比較的涼しい気候(15~20℃くらい)を好みます。



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2010年1月27日水曜日

なんでしょう?

何やら鉢上げをしているようですね~。




この鉢上げしている植物はこれです。





この植物な~んだ??

これでわかったらすごい。


鉢上げすると、、、

こんな感じですね...。






ヒントその1~...

 キキョウ科の植物です。


ヒントその2~...

 主に切り花で出回っていま~す。
 (ポット苗ではあまり出回っていないですね~。)


ヒントその3~...

 花は、とっても小さい花で、
 5~7月が開花期です!


さて、な~んだ?

答えは、明日発表しましょう~。



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2010年1月26日火曜日

ナニワイバラの挿し木

今日は、園芸別科花卉専攻の実習です。




今日の実習は、、、

ナニワイバラの挿し木です。

ナニワイバラは、バラ科のRosa laevigataです。
中国中南部や台湾に自生している野生のバラです。

ところで、、、中国や台湾のバラなのにどうしてナニワイバラなんでしょう~?


それは、一番最初に普及させたのが大阪の植木屋さんだったからだそうです。

このナニワイバラは、常緑でつる性のバラで、
白色の一重の花を5月頃に咲かせます。


そんなナニワイバラの挿し木を今日はやります。





大量の枝から穂木の調整をしていきます。





剪定鋏と切出しナイフを使って、
切り口をきれいに切っていきます。

あとは、発根剤をつけてセルトレイに挿していきます。




この苗は、完成した後、
ナニワイバラ街づくりプロジェクトに利用される予定です。






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2010年1月25日月曜日

ビンカじゃない???




これは、変わり咲きのニチニチソウです。

どこが変わり咲きかというと、、、
花が受けるように咲く、
受け咲きになる品種なんです。




だから、これが満開になった状態です。

ところで、、、
ニチニチソウのことをビンカといって売られているのを良く見かけますが、
もともとニチニチソウは、Vinca属に含まれていたので、
その名残でビンカとして流通しています。
今は、VincaではなくてCatharanthus属として分類されています。
だから、ビンカじゃなくてカタランサス!?
ちょっと、呼びづらいかな...。



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2010年1月24日日曜日

愉快なペレット☆

これは、アゲラタム(キク科:Ageratum属)の種子です。




とっても細かい種子なので、
播くのはなかなか厄介です。

でも、、、
品種によっては、
こんな種子もあります。





黄色い団子のようになっている種子ですが、
これもアゲラタムの種子です。

これは、特殊なコーティング剤で均一な形状に加工したペレット種子というものです。

小さくて細かい種子や、形が不規則な種子などを、
コーティングすることで播きやすいようにします。

ペレット種子のいいところは、、、

もちろん、種子播きがしやすいところです。
機械を使った播種も容易になります。

それから、種子を播いた後、
播いた場所を確認しやすいので、
播き残しやミスが減ります。

特に、
もともと微細な種子のものを播くときは、
作業性がぐっとあがります。



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2010年1月23日土曜日

楽しみで~す♪

今日は、オステオスペルマムのピンチを紹介。




長嶋技官がピンチの仕方を解説します。


これがピンチ前のオステオスペルマムの鉢です。




さて、早速ピンチ(摘芯)スタート。
高さを揃えて、開花をそろえるために摘芯していきます。




このオステオスペルマムの品種は、
サンドーラシリーズのマーベラという品種です。

3月下旬に出荷予定です。

お楽しみに~♪



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2010年1月22日金曜日

さくらさくらのセル苗出荷(実習)

今日はさくらさくら(栄養系ペチュニア)の挿し芽の出荷です。

出荷を園芸別科花卉専攻の2年生が実習で行います。

挿し芽をする母株の順化から始まって、
母株の増殖、、、そして大量の挿し芽、、、、
ようやく一つのセル成型苗としての製品までたどり着きました。




自分たちが作った喜びをかみしめながら出荷作業をしていきます。





出荷場ではダンボールで丁寧に梱包して、
苗が輸送で痛まないようにします。




中敷きのダンボールにくるんだ後、
出荷用の箱の中に入れていきます。




今日は5000本の出荷です。

まだまだ出荷は始まったばかり、
栄養系ペチュニアのセル苗の出荷は、
4月の最終出荷まで続きます。



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2010年1月21日木曜日

聴きたかったのです

昨日の講義の様子を一部紹介!





たくさんの学生さんがいますね。
園芸学科2年生の学生さんです。

これから始まる講義の講師は、
キリンアグリバイオ株式会社のブリーダー、
竹下大学さんです。




昨年もこの講義にご登壇頂いて、
学生さんに大変ご好評なお話をして頂きました。


昨年も大変勉強になるお話でしたが、
今年の内容もまた一段と面白いお話でした!

話の内容に触れる前に....、
ちょっと竹下大学さんのご紹介をしておきましょう。

竹下さんの職業は、花の育種家(ブリーダー)です。
日本が誇る世界一の育種家といってもいいでしょう。
その証拠に、、、
All-America Selections(AAS)が北米の園芸業界に貢献した品種を
育成した育種家に贈る「ブリーダーズカップ」第1回の受賞者が竹下さんなのです!!!
アメリカで誕生した賞で、、、
しかも記念すべき第一回目に、、、
日本人が選ばれ、、、それが、、、
竹下大学さんなのだから、そりゃ~すごいことですよ。 (ちょっと興奮しすぎっ!!)


さて、、、そんな日本がほこる世界のトップブリーダーの
竹下さんですが、実は、、、
この千葉大学園芸学部出身なんです。

今日は、母校の後輩たちのためであれば
喜んでお話ししますよー、という訳で来て頂きました。


今年の講義には、、、
とっても面白く、かつ園芸業界に必要なことの
替え歌まで披露して頂きました。

学生さんからは手拍子まで出る程の盛り上がりでしたね!

それから、、、

チャールズ・ダーウィンの言葉の重要な意味...。

『生き残る種というのは、
 最も○○なものでもなければ、
 最も○○なものでもない。
 もっとも○○に適応できる種が生き残れるのだ!』

��○○にあてはまる言葉を考えてみて下さいね~)

まさに社会人必須の言葉ですね。
これを学生のうちに考えながら行動できれば、
世界が広がって見えるようになるでしょう。


竹下さん本当に有り難うございました!


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2010年1月20日水曜日

栄養系バーベナの挿し芽

今日は栄養系バーベナの挿し芽。


海外から空輸されてやってきたカット苗です。




袋から出すと...





根がない、、、まさにカットされた挿し穂の状態です。


これをひたすら挿していきます。

バーベナは発根が容易な植物なので、
挿し芽も簡単です。




あとは、温度と湿度が一定の場所で管理をして、
バーベナのセル苗を作り込んでいきます。


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