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2017年2月7日火曜日

立つ鳥、跡を濁さず

園芸別科2年生の実習は、昨日が最後でした。

このあとは、論文発表会と卒業式を待つばかり。

最後の実習はロッカールームの清掃です。
園芸別科だけでなく、園芸学部の実習に参加する皆さんが利用する共同のロッカールーム。
次の人たちが気持ちよく使用できるよう、これまで使わせてもらった感謝を込めて、掃除していきます...

が、、、
ロッカーの上を掃くだけでそれはそれはたくさんのゴミが...


私が学生だったときに綺麗に使っていたかと言えば自信はありませんが、
「誰かが掃除してくれるだろう」という汚し方はやっぱりよろしくないですね。

「立つ鳥、跡を濁さず」

ロッカーの上も、床も綺麗にして終了です。

2年生の皆さんは2年間いろいろな実習に取り組んできました。
社会へ出たときに、実習で学んだことが直接役には立たなくても、仕事の工夫の仕方や、人とのつきあい方、いろいろなことに間接的にでも役立ててくれることを願っています。
掃除の仕方も含めて...

次回から新入生を迎えるまで、1年生だけの実習になります。
さあ、また新しい1年が始まります!


(金谷)

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2017年1月31日火曜日

春物をポット上げ

昨日の柏は小春日和。
暖かい一日でした。
今日からは冬に逆戻り。

さて、昨日の園芸別科の実習は、
ガザニア(Gazania)、サルビア(Salvia)、ペチュニア(Petunia)のポット上げ。
いずれも種子系品種のセル成型苗を3号(9cm)ポットに定植していきます。
どれも春~秋の花壇苗の定番ですね。


機械で用土を充填したポットに、セル成型苗を移植していきます。


この時期になると2年生はもちろん、1年生も手慣れたもの。
経験を活かして、品種を間違えないように、手早くどんどん移植していきます。

2年生は3月には卒業。実習もあと僅かです。
1年生は4月になれば2年生。入学してくる後輩を指導できるほど、いろんなことを覚えてくれたでしょうか。

鉢物生産も多い苗生産部ですが、昨日ポット上げを行ったこれらの植物は、ポット苗として出荷されていく予定です。
実習を通して、様々な形態の花卉の生産方法を身につけていってもらいたいですね。

(金谷)



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2017年1月24日火曜日

カリブラコアのピンチ

ここのところ、「カリブラコアの・・・」というタイトルのブログを書くことが多くなっています。

昨日の園芸別科の実習は、「カリブラコアのピンチ」。
枝を切り戻して腋芽の伸長を促すための作業です。
分枝がよくなれば結果的に、花数が多くなり、草姿も見栄えよくなりますね。

先週、別科の学生さんたちの手で鉢上げされたばかりのカリブラコア。
3株植えで、それぞれ5本程度の枝が出ていますが、まだまだ枝数は少ない状態です。


これを一鉢ずつ、ハサミで切り戻していきます。



ピンチ後は、こんな姿に。

なんだか貧相ですが、枝が伸長してくれば、ボリューム感のある株に仕上がっていきます。
5月の出荷までにこのピンチの作業を数回繰り返して、より枝数を多く、まとまりのよい姿に仕上げていきます。

文頭にも書いたように、ここのところ、立て続けに、「カリブラコアの・・・」ブログを書いています、播種や挿し木、定植から出荷まで、一連の作業を体験し、時には同じ作業を何度も繰り返しながら、作業をより丁寧に、より速くするにはどうすればいいのか?
植物の種類が違えば、作業上、留意すべき点も少しずつ違ってきます。
でも、いろいろなことを経験していれば、初めて扱う植物に応用する力も身につくはず。

いろんなことを見て、感じて、自ら考えて作業をできるように、自分の技術を磨けるようになって欲しいな、と願いながら、実習をしています。

(金谷)


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2017年1月17日火曜日

カリブラコアの鉢上げ

すっかり暖かくなって、ポカポカ陽気。

いやいや、そんなことはありませんね。
ここ数日、とても寒い日が続いています。

ポカポカなのは温室の中だけ。

昨日の園芸別科の実習は、「カリブラコアの鉢上げ」。
例年と同じく、母の日に向けて、カリブラコア鉢物の生産が続いています。

今回は2.5号ポットで育成した苗を8号鉢に定植する作業。


今はまだ短日期。
苗がまだ幼いこともあって、開花はしていません。
葉だけの状態では、品種の違いはわかりにくいものです。

3色混色の鉢物を生産しますが、この鉢上げ作業の時点で定植する品種を間違えては、
「咲いてびっくり!!」、取り返しのつかないことになってしまいます。

細心の注意を払いながら、丁寧に、1鉢にポットで色分けされた3品種を、間違いなく、真ん中にバランスよく定植していきます。


今はまだ植物も幼く、気温も低いので、灌水の頻度はそれほど多くはありませんが、株が大きくなり、出荷が近づく頃には、ほぼ毎日灌水が必要になります。


ウォータースペースを十分にとって、灌水をしやすくすることも大切ですね。

3時間弱で500鉢余りを鉢上げすることができました。

今年は燃料費も値上がりして、施設栽培には厳しい環境ですが、春にはより良い生産物をお客様にお届けできるよう、このあともいろいろな作業を施しつつ、カリブラコアの鉢物生産は続いていきます。


(金谷)




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2016年11月16日水曜日

寄せ寄せ


 上着を1枚羽織るくらいがちょうどいい…そんな季節はどこにいってしまったのでしょうか。
 陽射しも緩やかとなり、毎日水をかけていた植物たちも、水やりの頻度が落ち着いてきそうです。


 さて、最近のブログでも宣伝しておりますが、来月初めに毎年恒例のシクラメン祭が控えています。
 今回の実習では、その準備として、シクラメンの花寄せを行いました。



 今の時期、花はまだほとんど株の上に姿を見せてくれません。
 しかし、葉をかき分け中を覗いてみると…



 塊茎から多くの花芽がにょきにょき出始めているのが見えます。
 この花芽がゆっくりと生長し、みっしり詰まった葉の間からひょっこり顔を覗かせてきます。

 この伸びてくる花茎、実はそのまま何も手を加えずにおくと、株全体からばらばらに出てきてしまいます。

 売られているシクラメンは、株の中心部に綺麗に花が集中してついていますね。
 この状態にするために、花茎をせっせと中心に移動させる作業が花寄せです。




 さらに花を寄せると同時に、中心部の葉も少し外側に移動させ、塊茎に光を当ててあげることで花芽の生長を促します。

 シクラメン祭の直前にも、最終調整として花寄せをして準備します。


 まだ花茎が短く花色も見えないので寂しくも感じますが、シクラメン祭のころには賑やかな姿を見せてくれることでしょう。

 是非ともお楽しみに!


(安藤匡哉)


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<シクラメン祭2016 開催のお知らせ>
今年も千葉大学環境健康フィールド科学センター
花卉・苗生産部で生産したシクラメンの即売会、
「シクラメン祭2016」を開催します!

多彩で良質な鉢物シクラメンを多数出品致します。
ぜひ、ご来場下さい!!

日時: 2016年12月3日(土) 9:30 ~ 13:30
場所: 千葉大学環境健康フィールド科学センター内 シーズホール



詳しくはこちら↓
「シクラメン祭2016」


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2016年9月8日木曜日

夏休みの実習

8月9月と、大学生は長ーーーーーい夏季休暇ですが、
時たま農場実習が入ります。

8月末と9月頭に園芸学科と食料資源経済学科の
一年生の実習がありました。

学部一年生の間は、教養の授業のため
ほぼ西千葉キャンパスにいますおり、
柏にはまだ馴染みのないです。
たまにしかj来れない分、丸っと二日、
圃場や加工棟で生産や食品加工の現場に入ります。



花卉・苗生産部では、まずは、施設の見学。
播種ラインから発芽室、閉鎖型苗生産施設、移植ライン、育苗ハウスを
順に見ていきます。









発芽室って涼しい~












土の積上げ機がユーフォ―キャッチャーみたいな動き!


一年生ということで、
専門的な質問は多くありませんでしたが、
植物の名前や、閉鎖型施設のCO2は大気と比べてどうか、など
素朴な疑問を口にし、色々と考えながら回れたようです。



そして、ヘデラの栄養繁殖。
挿し芽です。
今回は白斑と黄色斑を使いました。
ヘデラは緑化や観葉、寄せ植えとして人気があります。
一般にはアイビーの呼び名で流通していることが多いです。














親株から穂を採り、一節を
土の入ったセルトレイに挿していきます。















こっ!これは・・・!!












なんとも珍しい(?)ヘデラの葉挿しですね!?
・・・もちろん問答無用で抜きました。

ヘデラは、発根が早く、管理も容易なため、
基礎実習にはもってこいの植物です。
一週間ほどで、発根し始めています。












写真右下


今日の実習は、園芸のほんの一部に触れただけ。
これから知識も技術もどんどんレベルアップしていきます~




(池田)




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2016年8月25日木曜日

夢チャレンジ

毎年8月に千葉県教育委員会が実施している
『夢チャレンジ体験スクール』
その一部を苗生産部も担当しています。

夢チャレンジ体験スクールとは、
県内の多様な企業や大学、研究機関等と連携を図り、児童・生徒が、先端的な科学・技術体験や様々な就業体験を行う機会を得るとともに、研究者や職業人との交流を通して、職業に必要な資質や能力等について学び、将来の職業に対する夢をはぐくむことを目的としています。
(千葉県教育委員会HPより)

科学講座や技術体験、就業体験などいくつかのコースがあり、
夏休み中の多くの小・中・高の生徒が参加します。

千葉大学が入っているコースには、
1~3年の中学生8名が技術体験を目的にやって来ました。
苗生産部の滞在は一時間半。
短い時間の中で施設の見学と、ケイトウの播種、
ニチニチソウの整枝を体験してもらいました。

ほぼ知り合いはいない状況で、3日間の日程。
しかも初っ端ともあり、みんなかなり硬い表情・・・
こちらにも緊張が伝わってくるほどでしたが、

ケイトウ種子の小ささに苦戦したり、














ニチニチソウの切る節を迷ったり、















実習を進めるにつれ少しずつ打ち解けた様子が見られました。










あっという間の見学・実習でしたが、
来た時よりも、ちょっとでも興味が拡がっていれば良いなぁ~と思いながらお見送り。
















普段対応しているのは、園芸の大学生や大人の見学者がほとんどで
さほど気にしていませんでしたが、
今回は園芸用語をあまり知らない中学生。
言葉選びにはとても気を遣いました。
光合成という単語一つとっても、
既に学んでいる生徒と全くピンとこない生徒がいます。
なるべく分かりやすい単語に言い換え、
スムーズに進められるような説明順を考え、
私自身も大変勉強になりました。





(池田)

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2016年7月27日水曜日

パンジー播種


 先週の痛い経験から、冷房をつけたまま寝てみたところ、カラオケ帰りの喉調子になってしまいました。

 何事もほどほどが大切ですね…。


 今回の実習では、秋~冬に出荷予定のパンジーの播種をおこないました。


 実はこの作業、2年生の時にも1度おこなっています。

 ただ、その際はセルトレイに11粒、ピンセットを使って播いていましたが、今回は文明の利器『播種ライン』の力を借りて播いていきます。


 まずは、われら苗生産を支えるイかした仲間、『ドラムシーダー』です。



 何度かブログでも紹介していますが、流れとしては、中心で回転するドラムに種子を吸いつかせ、下を通すセルの間隔に合わせて排気することで、各セルに播種されます。



 特筆すべきはそのスピード。


 もちろん最初にセルに合わせたドラムの選択や吸う力の調整が必要ではありますが、2年生の時にピンセットを使った手播きで、512穴セルトレイを1人当たり30分程度かかっていたのに対し、下を通すだけで…



 ウィイィィィイィィィン…(動作音)


 5秒程度で完了です。


 このまま先に進みたいところですが、よく見てみると…


 1つのセルに2粒の種子が入っているところがあったり。


 これは手播きでも起こりうることですが、機械でも完璧な播種は難しいものです。


 なので一旦ラインから外して、播き忘れや多粒播きしてあるセルがないようにチェックします。



 チェックが済んだら、次は、湿度を保つためにバーミキュライトで覆土します。

 これも手で握って少しずつ振りかけても、ムラなく播くのはなかなか難しかったのですが…



サ――…………(わりと静か)



表面に薄く均一に播かれていますね。



覆土が完了したら表面を湿らせるために、上からシャワーを浴びせます。



長い旅路もあとわずか。


端に到着したら横にピストン。


2枚揃ったら奥へ移動して、



 2枚ごと横にピストンで、下から順番に台車に移動します。

 ピ○ゴラスイッチみたいで面白い光景ですね。

 後は台車をラップでくるんで湿度保持をすれば完了です。


 実習の時間だけで24枚×3品種分の播種が完了しました。
 もし手播きだったら…日が暮れるというよりも朝日が拝めてしまうかもしれません。

 もちろんこれらの機械は高価でメンテナンスも大変ですが、効果的に利用することで人の何倍もの作業を、短時間で可能にしてくれます。

 機械の偉大さを感じる実習でした。
 ありがたや、ありがたや。


(安藤匡哉)

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2016年7月20日水曜日

シクラメンの栄養診断



 夜も暑い日が多くなってまいりました。
 節電のため冷房をつけずに寝ることは、身体にとっても良いことかもしれません。
 …が、暑苦しさから寝返りが増え、首を痛めてしまうことにはお気をつけください(首にタオルをきつめに巻きながら)。



 今回の実習では、シクラメンの栄養診断をおこないました。

 シクラメンにとって辛いこの季節、灌水の頻度も増えがちで、土のなかの栄養もどんどん流れ出てしまいます。
 しかしながら、冬のシクラメン祭に向けて株を大きくするために、葉をたくさんつけてもらわなければ困ります。

 そのため、適正な肥料分が土にあるのか、そしてそれらの栄養分がきちんと植物に吸収されているのかを確かめるべく、定期的に栄養診断をおこない、適切な肥培管理に努める必要があります。


 土のなかの肥料分を測るためには灌水後に鉢底から流れ出た水を測る方法もありますが、


 今回は植物体内の栄養分を測る方法として、RQフレックスという機械を用いました。



 測る部分は栄養分の通り道である葉柄部分。
 特に、リアルタイムでの吸収状況を知るため、まだ展開していない若葉の葉柄を採取します。




 この葉柄をラーメン屋や焼肉屋さんで見かけるようなアイテムでプレスして、染み出した液体を薄めたものに特殊な紙を浸します。



 これによって昔懐かしのリトマス試験紙のように紙に色が染まるので、これを機械本体にセットすると、色の染まり具合にリンクした数値データが出てきます。



 この数値データから、現在の植物の状態を確認していきます。


 得られた数値は、植物種だけでなく、品種によっても異なる範囲を示すことから、正常に生長している個体のデータを蓄積しておく必要があります。

 また、シクラメンのように栽培期間が長い植物では、季節によって必要な栄養の量や組成が変化するため、それに応じた数値に合わせた肥培管理が重要です。


 今回は窒素の量を測りましたが、染色する専用の紙を変えることで、様々な物質を測ることができます。

 植物の様子を見て対処するような経験と勘による栽培は、人に伝えることも難しく、年月が必要となりますが、こういった客観的に植物の状態を確認できるアイテムは、これから農業に関わる若者にとって非常にありがたい存在になりそうです。


(安藤 匡哉)

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