2011年5月31日火曜日

ジャメスブリテニア

先日、株式会社ハクサンの展示会に参加してきました。

そこで見たとってもきれいな品種を紹介します。




エントランスに大々的に取り上げていたジャメスブリテニアの新品種です。




この品種は、サンブリテニア ‘スカーレット’といいます。
今年から市場に出回っているようですが、
数がまだまだ少ないようでなかなか手に入らないみたいです。




花はとっても鮮やかな赤色です。
この植物は、ゴマノハグサ科Jamesbrittenia属ですが、
従来のものには無かった花の色と花の大きさが特徴です。

暑さにも比較的強いように改良されているようですが、
真夏は、半日陰くらいのところで管理をした方がいいです。
真夏は花が一旦おやすみするかもしれませんが、
少し涼しくなってくると、また花を一斉に咲かせるので、
長い期間楽しむことができます。


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2011年5月30日月曜日

マリーゴールドの出荷調整

今日は、マリーゴールドの出荷調整をしていきます。





自分たちでタネ播きから行った植物が、
いよいよ出荷です。

出荷調整しだいで、
値段も信頼度も変わってしまうシビアな作業です。





今回は同一の色の品種でトレー詰めをしましたが、、、





同じ品種なのに、
中には、赤色が強かったりする花もあります。
この色のばらつきも無い方が見栄えが良くなりますが、
どうして、同じ品種でこんなにも色味が違ってくるんでしょうかね~?
その理由はわかりますか~?



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2011年5月29日日曜日

どのくらいお花を買っていますか?

今日は、お花の動向についてお話しましょう。


みなさんは1年にどのくらいお花を購入されていますか??

昨年の1世帯当りの切花購入金額は1万111円だそうです。
��参考:2011年5月26日の日本農業新聞より)

みなさんも、そのくらいお花を購入されていますか?

1万円と聞くと結構な金額だな~って思うかもしれませんが、
1月当りであれば840円くらいです。
小さなミニブーケ1個分くらいですね。

ちなみに、、、
どこの都市がお花をたくさん買われている方が多いかというと、
2010年の第3位は、高松市、
第2位は、堺市、
そして、、、、第1位は、、、、どこでしょう??
��ご興味がある方は調べてみて下さいね)

この第1位の都市の購入金額は、
東京都区部での購入金額の約2倍もあります。
たくさんお花を使われている都市なんですね~。
どういった事に利用されているのか、
どうしてこんなにもたくさんお花を購入する機会があるのか、
調べてみると面白いことが見つかるかもしれませんね。


さらに、、、
��、5、6位は、仙台市、和歌山市、鹿児島市で
この3都市は昔から仏花の需要が多い県です。


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2011年5月27日金曜日

サンパチェンスの摘芯

今日は、サンパチェンスのポット苗の摘芯をしていきます。




摘芯前のポット苗です。




で、、、、




摘芯をしてスペーシングをしていきました。

この苗は、最終的には、




こんな形の鉢花に仕立てていきますよ~。


サンパチェンスは、
本当は摘芯をしなくても、株がしっかりとできる植物ですので、
ご家庭でポット苗から楽しむときは、
摘芯をする必要はありません。
ただ、植えおけば自然ときれいな形に纏まって、
大きく育ってくれます。



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2011年5月26日木曜日

別の温室に...

まだまだ終わらない八重咲きペチュニアの最終ピンチ、、、





昨日までは、ピンクの花の品種を摘芯していましたが、、、

今日は白花の品種を摘芯していきます。




今日中に終わらせますよ~。



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2011年5月25日水曜日

八重咲きペチュニア最終ピンチ

今日は、八重咲きペチュニアの最終ピンチ(摘芯)をしていきます。



鉢上げしてから、2回目の摘芯になります。


これが摘芯前の状態です。




で、、、、摘芯後は、、、、




こんなに切ってしまって、大丈夫なのって思うかもしれませんが、
これで、大丈夫です!!

摘芯にもどのように切ったらいいのかという意味は、
きちんとあります。
最終摘芯での切り戻し方は、
最終的な鉢花の出来上がりに大きく左右します。





この温室は終了~。



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2011年5月24日火曜日

カルセオラリア

今日、紹介するのは、これ↓。



カルセオラリアです。
ゴマノハグサ科のCalceolaria属の植物です。
このカルセオラリアは、
メキシコ~チリ~ペルー~アルゼンチンなどの
アンデス山系に分布していますが、
ちょっと離れたニュージーランドにも2種分布しています。
約400属くらいある大きな属なので、
草本のものから、低木のものまであったりします。




このカルセオラリアは、
Calceolaria integrifolia(異名:C. rugosa)という種です。
チリ原産の亜低木で、
日本では春先から初夏にかけて花を楽しむことができます。




少しだけ耐寒性があるので、
無加温の温室内でも越冬ができますが、
暑さには弱いので、
夏には株が弱ってきます。
木陰の涼しい所管理をすると、
また、秋から花を咲かせます。

この種のカルセオラリアは、
花が極小輪なので、他のカルセオラリアに比べて、
耐雨性に優れています。
庭植えの素材として使ってみても面白いかもしれませんね~。



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2011年5月23日月曜日

八重咲きペチュニアの摘芯~その2~

今日も昨日の話の続きですが、、、
八重咲きペチュニアの摘芯をしていきます。


ちなみに、、、
これが、八重咲きペチュニアの鉢花です。




かなりの数を摘心していかなければならないので、、、、



みんな真剣な顔で、摘芯に集中しています...


でも、、、、
実は、、、、
あまり掲載はしていませんでしたが、

普段カメラを向けると、、、、




こんな楽しい写真がほとんどだったりします。


ただガムシャラに作業をするのもいいことですが、
いかに楽しく作業をするか、ということを考えながらすると、
自然と早くできたり、きれいに出来たりします。
楽しくなっているのは集中していることでもあります。
なので、
あっという間に時間も過ぎていきます。


でも、、、
ぺちゃくちゃ喋って楽しくなるのとは違いますからね~。
作業を楽しくするっていうのは、
どういうことだか考えてみて下さいね~。



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2011年5月22日日曜日

八重咲きペチュニアの摘芯~その1~

さて、今日も実習はじめますよ~。


実習前のいつもの光景です。
実習前には、実習内容や扱う植物について解説します。
そんな事を頭に叩き込んだ上で、
体を動かして実際の実習をしていきます。


そんな訳で、、、
今日の話は、実は1ヶ月前の話なんですが...





八重咲きのペチュニアを摘心していきます。

これは、鉢上げ後の1回目の摘芯になります。
八重咲きペチュニアの鉢花は、来月に出荷を控えていますが、
合計2回の摘芯をしていきます。
��回目の摘芯では、一度分枝を増やして、
ある程度、鉢の中で均一に枝が出ている状態にしていきます。



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2011年5月21日土曜日

灌水

鉢上げが終わった後は、水やり(灌水)をしていきます。



灌水とはいっても、
ただ水をあげるだけではダメなんです。

植物の状態や土の状態、
それから、鉢の大きさにあわせて灌水していきます。
灌水するときの水の勢いも
いろいろ変えていかなければなりません。


この鉢上げ直後の灌水では、
植物が摘芯されたものを使っているので、
鉢から垂直に水がかかるように灌水していきます。





枝が伸びているときには、
特に気を付けて灌水しないと、
枝が折れてしまったり、
曲がってしまったり、
他の枝の中に潜ってしまったりして、
きれいな形ではなくなってしまいます。



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2011年5月20日金曜日

アンゲロニアの鉢上げ

今日は、アンゲロニアを鉢上げしていきます。




どのように鉢上げしていけば、
均一に整った鉢花を生産できるか、

でも、、、
大量に鉢上げしていくので、
スピードも大切です。
どうやったら、早く鉢上げしていけるのか、

自分たちで考えてもらいながら、
鉢上げをしていきます。




鉢上げが終わった後は、
上げた後の鉢花をチェックしていきます。

用土の量が均一か、
苗の大きさを揃えているか、
植え込みの高さが揃っているか、などなど。


鉢上げ時に、
バラバラになってしまうと、
均一な鉢花にならなくなってしまうので、
十分にチェックをしていきます。





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2011年5月19日木曜日

摘芯位置

先週、アンゲロニアの摘芯(ピンチともいいます)を行いましたが、
アンゲロニアの摘芯の際は、切り戻す場所を少し注意する必要があります。



これは、アンゲロニアの頂芽ですが、
アンゲロニアは、花茎の主軸の先端が成長しながら、
側面に花を徐々に咲かせていく『無限花序』という特徴をもっています。

アンゲロニアの花序は無限花序の中でも、
花の配置の仕方から『総状花序』という花序を形成しています。

無限花序は、茎の先端から遠い所から花が咲きますので、
花芽と葉芽の境界線が良くわかります。


ちょっと、難しい話でしたが、、、

写真で、丸い形をした芽が出ているのが花になる蕾です。

で、、、

その下のとんがった形の芽が、腋芽で、
これを残すようにして摘芯をしていかなければなりません。

花芽がついている節の脇からも、
稀に葉芽が出てくる事がありますが、
出来る限り葉芽がしっかり出ている位置で、切り戻すと、
そのあとの生育も順調になります。


さて、、、
無限花序があれば、、、
もちろん有限花序というのもあります。
どんな植物があるか調べてみて下さいね~。


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2011年5月18日水曜日

肩掛け刈払機

おはようございます、
花卉苗生産部技官の鈴木です。

今日は、昨日の話の続きです。

肩掛け刈払機は、、、





草を刈る機械で、機械の本体を肩に掛けたバンドのフックに取り付けて、
先端部刈刃(金属刃・ナイロンコード)が回転して草を刈る仕組みです。

草刈り機の中でも最も一般的に使用されているもので、
ホームセンターなどで簡単に手に入れることができます。

簡単に手に入れることができるからこそ、
安全に使用する方法を知っていなければなりません。

そこで、使用するうえでの注意点!

・作業前には刈刃の点検(ネジの緩み・ガタつき・ヒビはないかなど)

・周りに人がいなかいか注意

・複数で作業する場合は事前の打ち合わせ
 (刈る範囲の相談など)


そして、わかっていてもなかなか出来ないのが、




日頃のメンテナンスです!
��ギヤ・エアクリーナー・プラグの掃除・
 長期間使用しない場合は燃料タンクから燃料を抜く などなど)

機械を長持ちさせて、より快適に使用するためには重要なんです。

今回の講習を受講したからといって、
初めて使用する人は熟練者に付き添ってもらい作業しましょう。

また、自分の体調・体力を考えて
無理のない作業計画をたてましょう。


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2011年5月17日火曜日

農機具を安全に使う

おはようございます!
花卉苗生産部技官の石井です。

昨日、当センターで実習をする学生さん向けに農機具の安全利用講習会が開かれました。




この講習会は毎年行われています。

誰でも簡単に扱える農機具ですが、
安全を怠ると大きな事故を招きかねません。

事故が起きないよう、
安全な使い方について学生さんに習得してもらうのがこの講習会です。


苗生産部の職員も農機具を使用する機会が多く、
操作は熟知しているものの、安全な利用方法を再認識するという意味で
農機具の使用方法を学生さんに説明しながら、自分でも再確認しています。

機種は、運搬車、刈り払い機、乗用草刈機、耕運機、乗用トラクターの5機種で、
代表的な農作業の運搬、草刈、耕耘の3つについて歩行型、乗用型に分け講習しました。

はじめの講習は、
ブログ初執筆をしている私の出番です。



運搬車についての説明しています。

学生さんはまだ普通自動車の運転免許をもっている人が少なく、
説明だけで分かったでしょうか?。




エンジンの始動、キャブレター、チョークレバー、
サイドブレーキ、フートブレーキ、作業用アクセル、
舵取り構造がセンターピボット方式、
外輪差、内輪差・・・皆だいじょうぶかな?

自分では、あれも話していない、これも話すの忘れてる・・・。
安全利用は確認が第一なのに!!。反省しきりでした。
ぜひ、自分で使う機種は、
使う前にもう一度使い方を調べてみて下さいね~。


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2011年5月16日月曜日

これは、、、


たくさん花の咲いているポット苗ですが、
今日は、このポット苗を廃棄していきます。






花がこんなに咲いていてきれいなのに
どうして、廃棄するのでしょうか??


廃棄にも理由があります。

この苗は、鉢花を生産するために作った苗ですが、
植物はすべて同じ大きさに育つとは限らないので、
生産数量より少し余裕をもって苗の準備をしていきます。

生産した苗から均一な大きさの苗を選んで、
鉢上げが終わると、余剰苗は不要となります。

普通の苗であれば、
このままポット苗として販売をすればいいかもしれませんが、
この品種は、パテント品種で生産数量が決められているものなので、
勝手に販売をする事はできません。
なので、、、余ってしまった苗は、すぐに廃棄をしていきます。

他にも、植物の生産現場では、
廃棄をしていくことは多々ありますが、
廃棄する理由は上記以外にもまだまだあります。


冬の定番のシクラメンの生産では、
作った苗の半分以上を廃棄する事もあるくらい
廃棄が重要になってきます。

生産ロスを限りなく少なくする工夫とともに、
上手に廃棄をしていく事も生産上とっても重要になってきます。




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