2013年11月30日土曜日

パンジー2013

今年も大量のパンジーが出荷されて行きました。







思い返せば、3ヶ月

8月に大量の播種をし、





9月には大量のポット上げ、


10月には置き肥や液肥を大量に与え

11月には欠株の入れ替えや除草などの手入れをし

約5万5千ポットの集荷は、あっという間です。



広い露地圃場がスッキリ・・・

う~ん

見た目がちょっと寂しい・・・かな?



毎年、作られているものでも、
気象条件や管理の仕方によって、生育に様々な影響が出ます。

今年の栽培を見返し、また次に繋げていかなくては!

今回出荷のパンジーは柏市の農業公園に植栽されます。



(池田)



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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よく見る顔

こんにちは!


はじめまして、花卉園芸学グループに配属になった学部三年の村岡 巧です。

本日よりこのブログの仲間入りしますのでよろしくお願いします。




さてさて早速ですが、実習でやったことを紹介したいと思います。

今週はズバリこれです!!






何の花でしょうか、、、
少し離れてみましょう。





そう、パンジーですね。

今週はパンジーの移動と摘花を行いました。




まずは移動です。
出荷が近づいてきたパンジーをハウスから路地に移動します。

運搬車に乗せて




路地圃場に移動です。




出荷後に路地に植えられる予定なので、早めに路地に出して外の環境に慣らすことを目的としています。

これを順化と言ったり、ハードニングと言ったりします。


慣らしておかないと急に環境が変わったことにより、弱ってしまうことも!

だから大切な作業なんですね。






続いては摘花です。

寄せ植え鉢をこちらも出荷のことを考えて出荷調整していきます。

今回は

タキイ ナチュレ フロスティローズ・クリアレモン・ブルーインプ

三品種の三色MIXになります。





こちらが摘花



一つ一つ丁寧に




手で摘み取っていきます。

つぼみまで!




終了です。

花が無くて寂しくなってしまいましたが、出荷時には大きく育った株が綺麗な花を咲かせてくれることでしょう。



こちらはショップチャンネルでの販売になります。

テレビでのライブ放送があるので是非ご覧下さい!


ショップチャンネル「お花のある生活!フラワー頒布会」

��2/3 (火) 22:00~

��2/4 (水) 13:00~




(学生:学部3年 村岡)



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2013年11月28日木曜日

消毒マット

人工光・閉鎖型苗生産装置(苗テラス®)に

消毒マットを取り付けました。







苗テラス内の様子







足用の消毒マットです。

これを踏むことによって、靴の裏の殺菌効果があります。







こちらが消毒液。






                    長嶋

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2013年11月26日火曜日

スプリンクラー収納H25




    露地に所せましと栽培していたパンジー、ビオラ、葉ボタン、ダイアンサスなど ・ ・ ・。







    秋冬花壇苗向けに8月から生産していたポット苗が9割がた出荷終了となり、

    8月から活躍していたスプリンクラーの出番がなくなりました。



    ここで行われる実習は、機械化大量生産と手作業少量生産の技術的違いや、

    生産管理、販売方法などについて実践的な実習が行われます。

    その中の1つとして、潅水の種類や方法、液肥の施用など、

    代表的な散水装置をあげ実践的な実習を行いました。








    今日は、すこしだけになった売店販売用のポット苗を端に移動し、管理しやすくしました。








    ポット苗の移動が終わり、スプリンクラーは来シーズンが来るまで、


    ひと時の休憩です。



      来年もまた、実習に、散水に大活躍することでしょう!。 お疲れ様でした。!!





��石井)


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2013年11月25日月曜日

コオニユリ?

今年も出張でいろいろな所へ出かけてきましたが、その中で、東北のとある地域でコオニユリを観察してきました。




コオニユリはユリ科( Lilium leichtlinii var. maximowiczii )に属し、本州~九州の湿原や湿った草原に自生する球根植物です。夏に鮮やかなオレンジ色の花を咲かせます。


オニユリの近縁種ですが、オニユリに比べやや小型で珠芽(むかご)を作らないのが特徴です。



ここに自生するコオニユリは、花被片が細く、大きく反り返っていません。ふつうは、花被片が反り返るので、花全体が丸く見えるのですが・・・。さらに、花被片の大きさや、斑の入り方も少なかったり(画像上)、多かったり(画像下)とまちまちです。

















さらに、まったく花被片に斑のない鮮やかな朱色の花も見られました! ヒメユリとの雑種のようにも見えましたが・・・(?)。









まだまだ、日本の野山には貴重な植物(遺伝資源)が残っていますね。大切にして行きたいですね。



  (渡辺均)





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2013年11月24日日曜日

展示会

去る11月12日、(株)サカタのタネ 掛川総合研究センターで開催された展示会を、学生さんたちと一緒に見学させて頂きました。

世界的に見ても大手の種苗会社さんですので、非常に多岐にわたる品種が展示されています。
国内外の動向を睨んで、緻密に戦略を立てて育種を進められていることがよくわかります。


ペチュニア


球根ベゴニア


匍匐性のキンギョソウ・花茎の立つプリムラ ポリアンサ


パンジーやビオラ


トルコギキョウ




担当者の方々に、大変詳しく、品種説明や育種についてお話をお聞きすることができました。
ありがとうございました!!

新たな商材を見つけ出すためにも、研究のためにも、参考になる大変良い機会となりました。

学生さんたちにとっても実際の現場の生の声を聞くことができる、とてもいいチャンスです。
研究でも、社会に出てからもきっと参考になることがたくさんあります。

��金谷)


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2013年11月22日金曜日

取扱い注意!

こんにちは!

花卉園芸学研究室に配属になりました、3年生の芳垣航輔(よしがきこうすけ)です。

初ブログですので乱文ご容赦ください。



さて、今週の実習は盛りだくさんでしたが、その中のひとつ、ペチュニアの順化作業をご紹介いたします。



今回扱った品種は、ペチュニアの中でも立ち性の品種 ‘とき’ ‘うすずみ’ ‘かすみ’ ‘かさね’ ‘きりむらさき’ です。


近年ペチュニアは、横に大きく広がるタイプが多く見られますが、こちらは上に立ち上がり、少し山野草のような風情があります。

品種名も日本的で美しいですね。



順化の手順は、他の培養苗と同様で、プラントボックスに入っている植物を取り出し、培地の寒天を洗い流します。
��寒天をつけたままだとカビが生えてしまいます)




その後、発根している部分はそのままポットやセルに植え付け、




地上部がある程度の大きさに成長しているものは、適切な長さの挿し穂に切り分け、




下の方の葉を取るなどの調整をしてセルに挿していきます。






増殖する際の最初の段階ですので細心の注意を払って丁寧に挿していきます。




同じ品種でも、今月に入ってから挿したものはほとんど地上部が成長していませんが、7月に挿したものはプラントボックスいっぱいに生長しています。

暖かい培養室から外に出したのでプラントボックスが曇っていますね。



培養苗もまだ外気に慣れていないので、いきなり低湿度や低温・高温に当てると弱ってしまいます。


そこで、これからしばらくは発芽室で植物体を外気に慣らしていきます。

発根が始まれば順化は完了です。



今回挿したものは見本鉢に使われる予定です。

それぞれの品種の魅力をアピールできるような元気な開花鉢に育てなくてはいけませんね(^^)





培養物で一番気を付けるのはウイルスの感染を防ぐこと。


せっかく培養でウイルスフリー(ウイルスがないこと)の苗が出来ても
増殖や生産の段階でウイルス感染してしまうと意味がありません。


そのため、この作業の間は手袋をつけ、挿し芽に使うカミソリはボックスごとに取り換え、使用する器具や机に至るまでアルコールで消毒してから使用します。


美しい花を咲かせる苗にするためにはこんなに細やかな注意が必要なんですね。










ちなみにこの日の別作業としてシクラメンの花寄せも行いました。


作業中、一番うまく花が寄せられたのはこの株です。


うーん・・・技官さんと比べるとまだまだ。

研鑽をつんでいかなくてはいけませんね(+o+)



(学生:学部3年 芳垣)



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2013年11月20日水曜日

オタネニンジンの冬芽


オタネニンジンの葉が完全に枯れ上がりました。
冬到来ですね。





地上部が枯れ上がったしまったオタネニンジン、
しかし、完全に枯れてしまったわけではありません。



地下部はしっかり生きています。



葉の基部をよくみてみると冬芽が観察できます。
冬芽とは夏から秋に形成され、冬季の休眠を経て翌春に芽吹きます。



これがオタネニンジンの冬芽です。
まるで一つに塊にみえますね。


写真の上から、
左に昨年に着生した葉痕、右に今年着生した茎葉、右に冬芽、
左にやや小さい冬芽、中央にさらに小さい冬芽が確認できます。
bud in bud という感じですね。


オタネニンジンは単茎といって1年に1本の茎しか伸ばしません。
右に見える冬芽が翌春に芽吹くところで、他の冬芽は休眠を続けます。

ということは、左のやや小さい冬芽は再来年に芽吹くもの、
中央のさらに小さい冬芽は再々来年に芽吹くものということになります。



もちろん多茎の個体もみられますので何とも言えませんが、
改めてオタネニンジンって不思議な植物だなあと思います。


��新藤)






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