2016年5月16日月曜日

セルの相棒

おはようございます。

今日は、セル苗担当の相棒、
播種機をご紹介したいと思います。


ジャジャ~ン!
ドラムシ~ダ~~!!!!!(●ラえもん風に)




























こちらは、正式名称【ハミルトンドラムシーダー】という播種機です。

種子系のセル苗やポット苗の生産が多い苗生産部では
なくてはならない存在です。


使い方は意外と易しく、超簡潔に説明すると
種子をドラム(シリンダー)に吸着させ、
土の入ったセルトレイをドラム下に通すだけ。



 もう少し詳しく説明しましょうね。

 まずはドラムの上部に種子をセット。
 

 ドラムには、下の写真のピンセット先に見えるように小さな孔が開いており
 この孔に種子を吸着します。






















 ピンセット先の右と左で大きさが違いますが、
 種子径によって、孔を使い分けることができます。
























 ドラムの中でエアーが働き、種子を吸着します。
 上の写真左側に見える、2本の細い棒はエアーカーテンです。
 余分に吸着した種子を微弱な風を当てて落とします。

 ドラムの手前側にはセンサーがあり、
 コンベアがセルトレイを運ぶと、ドラムが回転して
 下部で種子を放し、セル1つ1つに種子が置かれるという仕組みです。






















種子の形や状態によって微調整するのが難しいですが、
この播種機を使うことで、
高速かつ安定的に播種をすることができます。
人の手で一粒ずつ播くと、15分かかるところが、
なんと5秒で終わってしまいます。



まさに播種機様様ですが、機械とトレイの規格があっているか、
微調整が上手くできているか、
きちんと種子が播かれているか、、、等々
最終的なチェックは人が行います。
それから、定期的なメンテナンスも重要です。


もっともっと機械を上手に使いこなせるように日々鍛錬中です。



(池田)



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