今日も実習が始まりました。

ホワイトボードで今日の実習メニューを聞いた後、

必要な道具を用意し、ハウスへ。

実際に植物を見ながら、説明を受けます。




すでに色々な植物でピンチを経験していますが、

この日は出荷前の最終ピンチ。

鉢花の形をつくる、最も気を使うピンチです。




みんな少しずつ離れて、ピンチをします。

すべての鉢を同じようにするには、全員が最初の説明通りに

ピンチをしていく必要があります。



このまま花を咲かせて出荷してもよさそうですが、

苗生産ではもう一度ピンチを入れ、さらにボリュームを出し、

形を整えます。



周りを切っただけではなく、すべての天芽（生長点）を切り落とします。

さらに、鉢の周囲と中央で切る高さを変え、

真中にも花がたくさんつき、こんもりとしたボリュームに仕上がるように仕掛けます。



最初の10鉢を切り終わったころから、人によって個性が出がちになりますが、

そこからが実習本番です。

1～2鉢なら趣味でも出来ますが、20鉢30鉢となった時に

スピードとクオリティを保つには何が必要かを体感します。

その経験は将来、自分だけでなく、人に伝えるときにも役立ちます。




それを学ぶために、こんなに鉢があるんですね。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（長嶋）

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