2019年6月17日月曜日

樽プランターをペチュニアの花で埋め尽くす 2019

今年も始まりました! 毎年恒例となりましたが、園芸学科3年生の栽培・育種学専門実習の課題の一つとして、樽プランターへのペチュニアの植え付けの実習を行ないました。植物を育て、美しく魅せるのも花の重要な仕事のひとつですね。 

直径45㎝のまだ洋酒の香りが残る樽プランターを使って、ペチュニアの‘さくらさくら’、‘桃色吐息’、‘おゆきちゃん’のポット苗を植え付けました。計8ポット。

クリアすべき課題は以下の3つ。
7月末の最後の実習日に最も綺麗な状態に仕上げること。
② プランターの外側1/2が植物(花)で覆われること。
③ まんべんなく3色の花で覆われること。

日々の灌水は技術職員が対応してくれますが、それ以外の施肥、摘心、病害虫防
除などは、各々の学生さんの判断で対応してもらいます。もちろん、教員はアドバイスはしますが、直接植物に手を加えることはしません。あくまでも学生さんにお任せです。

最初に樽の底にネットを敷き、大粒のパーライト(20号)を樽の半分まで入れます。これは、持ち運びを考慮してプランターの重量を軽くすること、排水性を高めるため、さらに培養土の使用量を減らすためです。ペチュニアの根は直根性ではありませんので、樽底まで用土を入れる必要もありません。







用土を充填した樽の中央がやや高くなるようにならし、苗の植え付け位置を決めます。





分枝を促すため、伸びている枝を切り詰め、ポットの根鉢をピンセットを使って軽くほぐし、植え付けます。




最後に株間に用土を足し、表面の凸凹をならします。




最後に自分の名前を付けて、樽底から水が流れ落ちるくらい灌水して作業終了です!




7月末までの約2か月に渡って、じっくりと自分の植物と向き合い、その成長過程から様々なことを学んで(気付いて)欲しいと思っています。今年の出来栄えが楽しみです!


 (渡辺 均)
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