パンジーの機械播き

　学部4年の五月女です。
　梅雨が明けて暑い日が続いていますね。午前中から既に蒸し暑く、柏の葉キャンパス駅から大学へ向かう数分が、非常に過酷な季節となりました。

　今週は、花卉園芸学研究グループに所属することになった3年生4名との顔合わせが行われました。今後、ゼミや実習で一緒になるのが楽しみです。


　さて、今週の実習ではパンジーの播種と補植を行いました。
　パンジー Viola はスミレ科スミレ属の秋播き一年草であり、様々な花色や形状をもつ園芸植物です。

　パンジーは、毎年、大量の苗の依頼を受けて生産しているため、機械播きをおこなっています。

　こちらは、機械播きされたセルトレイなのですが、よく見てみると、種子が中心のくぼみにないものや種子が全く入っていないもの、逆に種子が2粒入っているものがあります。

　これを人の手によって直していくことにより、無駄なく、均一な大量の苗を作ることができます。

(いくつかの種子が中心のくぼみからずれてしまっていますね)

(種子が2粒播かれているところがありますね)

　現在の生産現場では、播種の工程が機械化されている場所と、人の手で行う場所の両方が存在しておりますが、将来的に技術の進歩に伴って、どこまで機械化が進んでいくのかが楽しみですね。

(学部4年：五月女)

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