柏の葉も数日前から秋の空気に入れ替わり、夜になるとスズムシが鳴き始めました。このまま秋になるのか? それとも猛暑がぶり返すのか・・・。
さて先日、薬草園に自動灌水装置(スプリンクラー)が導入されました。これまで、教職員やシルバー人材の方のご支援によって、猛暑の中でも手灌水(ホース灌水)で水管理を行なってきましたが、大幅に管理の手間と作業者の負担を減らせるようになりました。
植物の高さに合わせて散水位置(高さ)を変え、ひとつのスプリンクラーで4mの範囲をカバーします。
また、日陰を好む植物が植えられている寒冷遮ハウス内には、頭上灌水装置を取り付けました。
灌水が自動化されたとはいえ、天候と土の乾き具合、植物の生長を見ながら、タイマーによる散水時間を調整し、過不足のない灌水条件を設定します。灌水作業は楽にはなりましたが、これからも日々のチェックは欠かせません。
(渡辺 均)
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