2019年3月26日火曜日

平成最後の園芸学会

 3月23日、24日と明治大学生田キャンパスで園芸学会が開催されました。当研究グループでも、2件のポスター発表を行ってきました!

・オタネニンジン一年生苗の光合成産物の蓄積と動態(王さん)
・ファインバブル酸素水がシクラメンの生育に及ぼす影響(長嶋さん)

長嶋さんの発表の様子

平成最後だからといって特段の変化はありませんでしたが、近年は遺伝子研究に関する実験環境が整備されたり、技術が飛躍的に進化しているため、全体の3~4割程度は遺伝子に関連する研究(花の色に関連する遺伝子や病気の発現に関連する遺伝子などなど)だったのではないでしょうか?また、最近のテーマとして、遺伝子発現と収量の関係性の解析・モデル化など、今まで不可能だったことが、一歩ずつ明らかにされてきています。さらに、AIやICTなどの研究開発が進めば… 夢は広がりますね!

 次の年号は、何がスポットライトを浴び、飛躍的に技術革新が起こるのでしょうか?研究でも、「時代の流れをつくる」、「時代の流れにのる」ということは非常に大切です。しかし、その根底には、園芸生産や園芸植物をつかった豊かな暮らしがあることを忘れず、淡々と粛々と、自分たちのミッションを遂行していきたいものです。



(黒沼)


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