8月30日（木）～31日（金）に東京ビックサイトで開催されたイノベーションジャパン2018に出展をしてきました。
イノベーションジャパン2018については、下記をご参照下さい。
今回は、薬用植物、健康機能性植物の効率的な苗生産技術について、いくつかの品目の成果事例を紹介してきました。その様子は・・・。
スペース的にはそれほど広くはありませんが、ポスター2枚とイヌホオズキとオケラのセル成型苗とオタネニンジンの一年生苗を展示しました。種子の大きさや種子休眠の深さの異なる野生の系統を使って、ほぼ100％の発芽率のセル成型苗をつくることは簡単なことではありません。そういう思いで実物の苗を展示したのですが、良く出来過ぎていたせいか、播けば普通の野菜のように簡単に発芽するものだと思われてしまいました。この部分にも、相当なノウハウが隠されているのですが・・・。
トウキ：一年栽培による刻み生薬の販売を開始！
オケラ：播種から一年で約3年分の生育を実現！
オタネニンジン：播種から一年で2年分の生育を実現！
周年の播種・育苗が可能に・・・。
研究成果を説明する安藤特任助教
多くの方がブースを訪ねて下さいました。薬用植物や健康機能性植物の栽培の関心の高さを実感しました。お立ち寄りくださいました皆様には、この場を借りて御礼申し上げます。
（渡辺 均）
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