発表ポスターの様子
以前より、本研究室では、屋上緑化について、研究を進めており、屋上緑化芝地には「炭素を固定する効果があること」や「窒素溶脱(肥料成分が流れること)が発生してしまうこと」などを明らかにしてきました。
これらの「炭素固定」や「窒素溶脱」は、土壌微生物の活動や活性に大きな影響を受けるため、森林などの緑地では、微生物活動について調査が行われています。そこで、本研究では、屋上緑化芝地について、「炭素固定」や「窒素溶脱」と「微生物活動」の関連性を調査し、「屋上緑化芝地のこれら環境改善効果や環境負荷が、今後どうなると予想されるのか?」を考察しています。
その結果、施工後15年以上たっても、炭素固定能は維持され、窒素溶脱は元肥量の削減により、大幅に負荷を低減できると考えられました。
屋上緑化の単年当りの施工面積はピークを過ぎ、減少傾向にあります。今後は、メンテナンスや植え替え等に関するニーズも増えていくはずです。そうした際に、このようなデータが少しでも貢献できれば、嬉しいですね。
黒沼
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