2018年9月11日火曜日

花の実習

 8月末から9月上旬は、大学生の夏休みど真ん中ですが、園芸学科や食料資源経済の1年生には、実習が組み込まれています。ちょうど10年前、自分もこの実習を受けていたと思うと、何だか変な気分です。学部1年生ということもありますので、私の優しさと明るさは、通常サイズの2倍でのご提供とさせて頂きました。笑

 一方、花卉研の学生さんはというと、夏休み中も毎週実習が行われています。先週は、播種機を用いたパンジーの播種です。今回は、128穴のセルに播種を行います。

播種機の使い方を真面目に聞く花卉研の学生さん達


 通常は、512穴で播種することの多いパンジー・ビオラですが、何故128穴に播種するのでしょうか?その背景となるニーズは?栽培期間は?利益率は?などなど、私の質問は続きます。
 実習では、座学で習った知識が生産現場でどのように活用させているのか?ということに加え、お金を稼ぐことや働くということについても、考えるきっかけになればと思っています。
 花卉研の皆さんには、早く・正確に実習に取り組むのは当然であり、常に周りをみて、自分のやるべきことを考えながら取り組むよう指導しています。厳しい実習ですが、その厳しさこそが生産現場のリアルであり、お金を稼ぐこと・働くことのリアルでもあります。

 こんな偉そうなことを言って大丈夫なのでしょうか?汗
 自分の言葉に責任を持つ大人を演じるためにも、襟を正して、一生懸命、働かなくてはなりませんね。

黒沼

 


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