7月上旬にツンベルギア‘スージー’シリーズ3色ミックスタワー仕立てを花卉・苗生産部から出荷しました。
出荷の様子は以下のブログを御参照下さい。
http://naeseisan.dtiblog.com/blog-date-20130711.html
鉢花に仕立てなかった余剰苗を5月末に当センターの管理棟南側の壁面花壇に植え付けました。
定植作業
定植直後の苗
植え付けてから3カ月近くが経過し、最近の猛暑で多少花数は減りましたが、3m近くも伸長しました。
開花中のツンベルギア‘スージーイエロー’
緑のカーテンとなったツンベルギア
ツンベルギアは、この猛暑に負けずに旺盛に生育を続けています。さすが、熱帯原産の植物です。
ただし、最近の千葉周辺は極端に雨が少ないため、ハダニの被害が見られるようになりました。下の画像のようにハダニが葉の汁液を吸ったため、白くかすれたような症状が見られます。ハダニは乾燥した環境を好み、最近の少雨の影響で戸外でもその被害が見られるようになりました。
ハダニの被害を受けたツンベルギアの葉(白くかすれた部分がハダニの吸汁痕)
下の画像はナスですが、ハダニの個体数がさらに多くなると、若い芽や葉にクモの巣を張ったような症状が見られます。この画像中のやや黄色味を帯びたものがハダニです。糸を伝って移動しています。
ハダニの防除方法として、市販の薬剤散布が最も効果的です。定期的な散布をお勧めします。また、ハダニはおもに葉裏にいるので、ホースなどを用いて葉水(葉に水をかけること)をすることで、個体数をある程度コントロールすることもできます。雨が少ない時は打ち水を兼ねて、ベランダや庭の植物に散水をするのも良いでしょう。
それにしても、そろそろ暑さよりひと雨欲しいですね。
(渡辺均)
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