明治大学で開催されました。
その研究集会で花卉・苗生産部の池田技術職員が
「Meconopsisの種子発芽に及ぼすジベレリン処理の影響」という内容で発表を行いました。
ヒマラヤの青いケシなどで知られているMeconopsis 属の種子の発芽率を向上させること、
それに発芽の揃い(発芽勢)を良くさせることがとても難しい植物です。
そこで、池田技術職員は18種のMeconopsis の発芽率と発芽勢の向上を目的に
、他の植物で報告例のあるジベレリンを使って発芽実験を行いました。
ケシ粒と言われるくらい小さな種子を一粒ずつカウントしていくとても地道な研究です。
通常の業務をこなした後に、
いつもながらの池田技術職員の超人的なスピードで資料とパワーポイントをまとめ、
前日の発表練習をクリアして当日の発表に挑みました。
詳細は割愛しますが、これまで栽培環境下ではほとんど発芽しなかった種でも、
ジベレリン処理が発芽に有効であるという内容を報告しました。
Meconopsis は発芽率の低さにとどまらず、発芽後の耐環境性の問題などから園芸植物としてそれほど普及していません。
しかし、一つずつその問題点をクリアし、生産技術を確立することで、
近い将来の園芸品目になることを私たちは期待しています。
話は変わりますが、上の文章中にもありますが、
生物学では種子(しゅし)はタネのこと、種(しゅ)は生物の基準単位のことです。
通常、「種」と書くと「タネ」とは読まず「しゅ」と読みます。
(渡辺均)
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