夏休みの集中実習

9月に入りましたが大学は9月末まで夏休みです。

夏休みなのは学生さんだけですが、学生さんも夏休みに集中講義や集中実習がカリキュラムとして組まれています。

先週は園芸学科1年生の集中実習が行われました。1年生の実習は花卉・苗生産だけではなく、果樹や蔬菜の実習メニューも組まれています。より細かな実習対応ができるようにと、例年、1学年約70名の学生さんを3班に分けて2日間で行います。

ということは・・・、2日間で同じことを3回説明して、3回同じ実習を行うということです・・・。

実習メニューは、

①高度化セル成型苗生産利用システムの概要説明

②挿し木の基本（ヘデラの挿し木）

③ヘデラのポット上げ

安全を考慮してハサミを使っての採穂

挿し穂の吸水（水揚げ）

ピンセットを使った挿し芽作業

挿し終えたら灌水後、発芽室へ

ヘデラセル成型苗のポット上げ

1年生の実習では、苗生産の一般的な流れを理解し、実際に挿し木やポット上げ、水やり等の基本的な方法を理解することを目的に行なっています。また、安全に実習を行い、実習に必要な用具や資材の名前を覚えることも目的としています。

例年のことながら、暑い中、実習を2日間受ける学生さんも大変ですが、3回同じ説明をして、同じ実習をする教職員もかなりハードです。そろそろ、AIロボットの登場かな～。

（渡辺　均）

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