1000属検定リニューアル

　通勤の時間帯は少し肌寒さを感じるようになり、そろそろ上着や長袖のシャツが欲しくなってきました。
　昼の晴れ間が見られる作業時には、まだまだタオルが手放せなくもありますが…。


　少し間をおきましたが、先週、1000属検定が開催されました。
　今回の受験者は、以前にも検定を受けて見事合格された方。

　なぜ、再度受験されたのかというと、今年度から「1000属リスト」が更新され、内容がかなり変更されたために、新しいリストでの検定を受けてみたいという意欲的な理由。

実は今年度に入ってから、リニューアルされたリストでの検定は行われていますが、私自身が出題するのは初めて。
　そのため、新規リストとにらめっこしつつ、旧版のリストとの違いに混乱しながら、出題するテストを作成しました。

　新しいリストでは、旧版のリストが作成された時期に比べ、花壇苗などで利用され見かける機会の増えた植物や、現在は使用されなくなった学名をもつ植物の入れ替えがあり、よりメジャーな植物名が並ぶようになりました。

　旧版ではB級リストに記載されていたニチニチソウ属Catharanthusや、

　スーパーなどでも見かけられるわりに、A級リスト所属だったシソ属PerillaなどもC級リストへ。

　…とはいえ、新しいリストで増えたものも多く、自身も覚え直しが必要な植物名が数多くあり、なかなか大変です。
　また、遺伝子情報を軸に新たな分類が進んだことで、元の科名から変更されたり、大きな科名グループに組み込まれたりと、旧版リストとの違いに頭を悩まされます。

　かつての旧版リストの内容も忘れてしまわないように注意しつつ、リニューアルされたリスト内容を頭に叩き込んでいきます。

（安藤匡哉）

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