来年度に向けて

　元日は過ぎましたが、まだまだ三が日は折り返し地点。

　とはいえ、寒いながらもハウス内は暖かいため、植物たちには水やりが必要です。

　ご家庭での水回りの家事でも、この時期にはハンドクリームがかかせませんね。

　さて先月末の話になりますが、一般社団法人、薬用機能性植物推進機構の2018年度の全国各地の委託栽培における、全ての収穫物を加工したものが袋詰めされて到着しました。

　一昨年にも苗生産のハウス内で試験的に栽培を行い、収穫物を得ることができましたが、それに比べて10倍以上の収穫量となった今年の成果物を見ると感慨深いものがあります。

　機械によって細かく刻まれ、製品として使用可能な状態になったものが、大量に袋詰めされています。

　これらから少量採取したサンプルを作製し、生薬としての検査や重金属などのチェックを行った後に、問題がなければ全国の漢方医の方へ出荷を開始します。

　収穫量を増やすことのできた2018年度ではありますが、先日行われた生産者懇親会でも栽培面における反省点や改善点は数多く挙げられました。

　それらを改善・変更しつつ、2019年度において更に収穫量を増加できるよう、栽培計画を立てていきたいと思います。

(安藤匡哉)

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