柏の葉キャンパスの花卉園芸学研究グループの学生は現在毎週水曜日に実習を行っており、来月からは毎週火曜日に実習を行う予定です。
今回は、今週の実習の内容を紹介したいと思います。
学部4年生の先輩の卒論の研究材料である、オケラの種子精製をしました。
オケラ(Atractylodes japonica Koidzumi ex Kitamura)は、薬用植物の1つです。
以前のブログで紹介したように、昨年末にオケラが種子をつけました。
オケラの痩果(乾いた果実で、中に種子が入っている)には羽毛のような冠毛が顔をのぞかせているので、そこから種子を取り出します。
このように植物体から取り外した毛まみれの物体について、ふるいを用いて種子と冠毛、未熟なしいなとを分離していきます。
そうすると、このようにまだまだ冠毛は混ざっていますが種子が分離してきます。
これをピンセットなどで種子だけを集めて保存します。
このように種子のみの綺麗な状態にすることで、播種機を用いた機械播きに利用できることに加え、カビや虫の発生を抑えることに繋がります。
本年の4月からは学部4年生に進級します。
来月には先輩方の卒論発表もあり、私も卒業研究の準備をすすめていこうと考えています。
(学部3年:五月女)
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