2019年1月18日金曜日

ストレリチア

はじめまして、研究生の室屋です。

1000属ハウスで咲いている、ストレリチアについて紹介します。
今回は、ストレリチアの名前の由来についてお話したいと思います。

 ストレリチア Strelitzia の属名の由来は、イギリスのジョージ3世(17381820)の皇后であるシャーロット・ソフィア女王の出身MecklenburgStrelitz 家に由来します。
 1000属ハウスで咲いているオレンジ花のストレリチア・レギネ(Strelitzia reginae、極楽鳥花とも呼ばれる)の種小名は、ラテン語で女王を意味する「Reginae」に由来し、いずれも気品のある名前だと言えます。



ストレリチアの花というと鮮やかなオレンジ色が一般的ですが、実は白花種も国内で流通しています。

白花種はストレリチア・ニコライ(Strelitzia nicolai)と言い、オーガスタの流通名で販売されています。
種小名のニコライはロマノフ朝第11代ロシア皇帝のニコライ一世に由来し、流通名のオーガスタは、ローマ帝国の初代皇帝アウグストゥスに由来しています。

ストレリチアは環境が合えば通年開花し、次々と花芽ができるのでいつでも花を楽しむことができます。
 皆さんもストレリチアを見かけた際は、この特徴的な花を観察してみてはいかがでしょうか。


(研究生:室屋)

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
花卉・苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、

人気ブログランキングへ

ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!

花卉・苗生産ブログに関するお問い合せは、
こちらからどうぞ→fc-naeseisan@office.chiba-u.jp
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

0 件のコメント:

コメントを投稿