はじめまして、研究生の室屋です。
1000属ハウスで咲いている、ストレリチアについて紹介します。
今回は、ストレリチアの名前の由来についてお話したいと思います。
ストレリチア Strelitzia の属名の由来は、イギリスのジョージ3世(1738〜1820)の皇后であるシャーロット・ソフィア女王の出身Mecklenburg・Strelitz 家に由来します。
1000属ハウスで咲いているオレンジ花のストレリチア・レギネ(Strelitzia reginae、極楽鳥花とも呼ばれる)の種小名は、ラテン語で女王を意味する「Reginae」に由来し、いずれも気品のある名前だと言えます。
白花種はストレリチア・ニコライ(Strelitzia nicolai)と言い、オーガスタの流通名で販売されています。
種小名のニコライはロマノフ朝第11代ロシア皇帝のニコライ一世に由来し、流通名のオーガスタは、ローマ帝国の初代皇帝アウグストゥスに由来しています。
ストレリチアは環境が合えば通年開花し、次々と花芽ができるのでいつでも花を楽しむことができます。
皆さんもストレリチアを見かけた際は、この特徴的な花を観察してみてはいかがでしょうか。
(研究生:室屋)
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