2019年のスタート

2019年も今日で7日目。お正月気分もすっかり抜け、今日から講義も始まりました。すっかり平常モードになってしまいました。

花卉・苗生産部では、春のガーデニングに向けたセル成型苗やポット苗の仕込み、母の日向けの鉢花などが少しずつ場所を取るようになってきました。また、今年の12月のシクラメン祭に向けて、播種したシクラメンが発芽してきました。業務内容は、毎年それほど大きく変わっていませんが、少しずつ、その仕事の中身や苗の品質が改善されています。

園芸にとっては、冬は準備の季節かも知れませんが、春の出荷に向けて、ハウス内ではもう着々と準備が進められています。

卒業する学生さんにとっては、追い込みの時期です。自分自身で進めてきた研究内容を卒論としてまとめ、かたちにしなければなりません。1年間もしくは2年間にわたって準備を進めてきた成果をまとめる時が来ました。

とはいえ、何事も一朝一夕にできるものではありません。特に植物相手では、なかなか思いどおりにもなりません。時間をかけ、周到な計画と準備、さらに日々の観察と気づきの上に成り立っているものです。その結果、○でもなく、×でもないこともあり、正解があるようでないこともあります。でも、やらないよりは、やっておいた方が良いことがとても多いことに気付かされることでしょう。どうしてこうなったのだろう？　こうしたらどうなっていたのだろう？　気付きの上に次のギモンが生まれ・・・。

そのような長い積み重ねが、花卉・苗生産部の生産物の品質や作業内容の見直しにつながっています。

そして、できないことでなければ、とりあえず　やってみよう！　

今年一年もポジティブにいきたいと思います。本年も花卉・苗生産部を宜しくお願い致します。

（渡辺　均）

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