冬に備えて

　2018年も残り20日をきり、年末に向けて慌ただしくなる今日この頃。

　しかしながら、それに合わせて寒さが強くなり、身体の動きがだいぶ鈍くなったように思います。

　明け方、地上部が多くの植物において枯れて、うら寂しい薬草園の土を見てみると…

　立派な霜柱がいたるところに。

　なるほど寒いわけですね…。

　まだ日の当たっていない場所では、植物にもびっしりと霜が降りていました。

　さらに温度の下がるこれからの季節に向けて、苗生産の比較的寒さに強い植物を置くハウスにおいても、内張りを下ろしたり、暖房機を稼働させ始めたりと、寒さ対策の準備をおこなっています。

　薬草園においても、今年から設置した灌水チューブやスプリンクラーの水抜き、取り外しをおこないました。

　スプリンクラー用のホース内が水で詰まっていると、内部で凍ることで体積を増して割れてしまうことがあるため、水抜きをおこないます。

　スプリンクラー自体はそのまま置いておこうかとも思ったのですが…

　なんと千切れている箇所が。

　動物（うさぎ？）に齧られたのでしょうか。

　地面に近い場所であっても黒いホース部分は齧られていなかったため、白いホース部分に反応しているように思われます。

　来年度は齧られないように対策するとして、被害を広げないためにも、チューブごと引き抜きつつスプリンクラーごと回収して保管を。

　毎年問題なく使えるように、しっかりとメンテナンスしていきます。

（安藤匡哉）

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