こんにちは。学部3年の下重(しもじゅう)です。
花卉園芸学研究グループでは、今週水曜日(12月25日)に、年末に向けた研究室や実験室の大掃除を行いました。気持ちよく新年を迎えられそうです。
さて、前回に引き続き、芳香性のある植物を紹介していきたいと思います。第2回は、皆様もご存知のラベンダーを紹介いたします。
千葉大学環境健康フィールド科学センターの1000属ハウスの前に、ラベンダーの株が植えられています。近寄って香りを嗅ぐと、フローラルな香りを感じることができました。
ラベンダーは、シソ科Lavandula属に含まれる植物の通称です。容易に交雑して交雑種を生じることから、品種改良が盛んに行われ、沢山の品種が作出されています。
現在、オーストラリア、フランス、ブルガリア等で栽培されています。
ラベンダーの属名のLavandulaは、ラテン語の「lavo(洗う)」や「lividus(青みがかった鉛色)」といった単語に由来しているとされています。ラベンダーと言えば、「紫色」をイメージされる方が多いかと思いますが、属名の由来を知ることで、「青色」のイメージを持つようになる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
1000属ハウスの前に植えられているラベンダーの花を観察すると、紫色(青色)の花が咲いていることが分かります(但し、ピンク色や白色の花が咲く品種もあります)。
花に続いて、葉にも注目してみると、対生(1対の葉が向かい合って1つの節に付くこと)であることが分かります。ラベンダーの精油(エッセンシャルオイル、植物の芳香物質を抽出したもの)を製造する際には、「花」だけではなく、この「葉」も使用されます。
ラベンダーの精油は、柑橘系の精油(グレープフルーツ、レモン等)と相性が良く、併せて使用することで、ラベンダーの香りをさらに楽しむことができます(私個人の感想です)。
また、ラベンダーの精油は、冷え性、咳・鼻づまり、肌の乾燥にも効果を示すとされています(個人差があります)。寒い冬も、ラベンダーの精油で乗り切れそうですね。
それでは、皆様、よいお年をお迎えください。
(学部3年:下重)
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