ベニバナはエジプト原産のキク科ベニバナ属の一年草です。
皆さんご存知の通り、ベニバナは染料や食用油として有名ですが、生薬としても花弁が紅花(コウカ)として利用され、血液の流れを良くする働きがあるとされています。
4月上旬に、'最上紅花' という品種を播種し、1週間もすると子葉が展開してきました。
露地植え後、本葉が展開した様子(4月30日)。
鋸歯があり、どことなくベニバナらしくなってきました。
一ヶ月後には、立派な株に成長(5月31日)。
そして現在の様子
花は、咲き始めは黄色を呈していますが、徐々に赤色へと変化していきます。
まさに収穫適期です!
収穫した花弁は、乾燥させ、
その後、煎餅状の紅花餅(はなもち)に加工されます。
ベニバナの有名な産地である山形県では、江戸時代には、収穫した紅花餅が船で京都まで運ばれ、京都の女性の唇を彩るとともに、美しい衣装の染料となっていたそうです。こうした背景もあってか、松尾芭蕉は以下のような句を詠んでいます。
「行く末は誰が肌ふれむ紅の花」
黒沼
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