こんにちは!学部4年生の佐藤です。
今年4月の薬草園施工時には、様々な植物を定植しました。
ユリの鱗茎(球根)も定植したのですが、その際剝がれてしまった鱗片が数枚あったので密かに鱗片挿しに挑戦していました。
いったいどうやって鱗片から増えていくのだろ~!?
楽しみだな~
といった期待とは裏腹に、挿して1ヶ月以上経ってもなかなか変化はありませんでした。
それでも辛抱強く2ヶ月半待っていると…
おやっ!?
おややややっ!!?
小さな緑色の芽があるではありませんか!
これは土の中も見てみたい!という気持ちが抑えられず掘り上げてみました。
内側の下半分、ちょうど埋まっていたあたりまでに新しい鱗茎が形成されているのが分かります。
そこからひょろひょろとしたモヤシのような新芽が伸びており、先ほどの写真で顔を出していた芽はモヤシの先端部分だったようです。
無事確認できたので、また優しく埋めなおしてあげました。
それからさらに1ヶ月後の姿がこちらです。
葉も大きくなり、養分を供給し続けた親の鱗片がしわしわになっていますね。
教科書や園芸雑誌では見たことがある鱗片挿しでしたが、今回実際に自分の手でやってみたことで、子株のでき方、できるまでの時間の長さ、親の鱗片の状態変化まで余すことなく経験できました。
何事もそうですが、知っているだけと、実際にやったことがあるのとではやはり大きな差があるものだなと実感しました。
残りの学生生活もこういう経験をたくさんして、将来も植物と真摯に向き合っていけるようになりたいですね。
学部4年:佐藤
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