2017年2月22日水曜日

春期実習


 気温としては暖かな日も増えてきましたが、最近は強風吹き荒れる日が多いですね。
 ビニールハウスの天井が破れてしまわないか心配な季節です。


 研究発表も終わり、学生は春休みに入って授業はお休みとなりましたが、別科生の1年生は週に1度、花卉苗生産部での実習が続きます。
 現在、実習に参加する学生は2人のみ。
 来年度の新入生たちが入ってくるまでは、少数精鋭で手早く作業をこなすことを心掛けたいところです。


 本日の作業ではカリブラコアのポット上げを行いました。
 6月に出荷を予定しているカリブラコア‘カメレオン サンシャインベリー’は開花初期から花色がだんだんと変化し、開花の始まりと咲き終わりに近い花色の両方が楽しめる、色鮮やかな品種です。


 見本鉢は見事な状態ですが、現在はまだセル苗の状況ですので、まずは3号鉢に移植します。

 何度も繰り返してきた動きではありますが、


  ピンセットでセル苗を取り出して



 ポットの土に指で穴をあけて




 入れ込んだら、ピンセットを外して土をよせて次へ

 というのが一連の作業です。



 注意する点は、開けた穴が小さいのに、苗を無理に押し込むことで根を潰したり、苗の根が見えてしまうぐらい浅く植えることで乾燥しやすくなったりしないようにすることです。


 秋期のパンジー・ビオラのポット上げで鍛えた経験からか、1年生の作業もかなりスピードアップしていました。

 それぞれの道具の場所などを各人で自身に合わせて配置することで、疲れにくく素早い作業が可能となります。



 ずらりと並ぶポット苗。



 年度末までは別科生2人で実習作業をおこないます。

 これまで以上に、各人の作業における役割を理解して実践することで、より効率的に作業が行えるように努めていきましょう。

(安藤 匡哉)


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