昨年の9月5日のブログの続編です。
http://naeseisan2.blogspot.jp/2016/09/blog-post_5.html
2015年の夏に播種された札幌大玉系のキャベツは、2回目の冬を何とか生き延びています。丸々と大きく結球していた面影はなく、太い茎を伸ばし結球することなく冬の寒さに耐えています。その時に一緒に育てられた仲間のキャベツは当の昔にこの世からいなくなってしまいましたが、この株だけが2017年の春を迎えようとしています。
2015年11月
2017年2月
2017年2月
昨年の夏に伸びた枝先を切り取って、ポットに挿してみました。キャベツの挿し芽ですね。すべて活着しましたが、こちらも結球することなく、ただ緑色の葉を次々と展開しています。
挿し芽をした苗
野菜は専門ではないので良く分かりませんが、2年目以降のキャベツの結球する条件は、1年目のキャベツとは違うのか・・・? いずれにしてもこのまま結球せずに春には2回目の開花を迎えそうです。その先は・・・?
また、昨年の秋に、蔬菜の畑からムラサキキャベツの収穫後の株を譲って貰いました。下の画像が今の状態です。すぐに多数の芽が吹き、ふつうのキャベツよりは観賞性がありそうですが、もう蕾が出てきました。キャベツより開花が早いようです。
何のためにこんなことをやっているかって? 結球や開花のスイッチが株の齢で異なるのではないかという興味と、講演会などで植物の一生についてお話をする際に使う画像として残しておきたいこと、それと野菜の観賞植物としての可能性を見るためです。食べられて長く楽しめるのであれば、それも新たな用途になるのではないでしょうか。
(渡辺 均)
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