トルコキキョウの播種が始まります。
トルコキキョウは、数ある花の中でも
特に播種に気を遣う品目の一つです。
種子は、かーなーりー小さいです。
クシャミなんてしたらもう・・・
そのため、種苗会社から販売される大抵の種子が
コーティングされています。
とても扱いやすい形状になっています。
反面、このコーティングが曲者で、しっかり溶けていないと、
種子本体への吸水が妨げられることもあります。
会社によってコーティングの素材や製造方法が違うため、
同じように播種しても溶けきっていないことがあります。
上からミストを断続的に掛けて、バッチリ溶かします。
一般的な花苗の場合、播種→覆土→吸水→発芽室という流れですが、
トルコキキョウは、光好性であること、発芽が揃いにくいこと、
ロゼット化を回避する必要があること、などから、
ここでは、播種→吸水→低音処理→発芽室という流れにしています。
空気が入らないようキッチリとラッピングして、
冷蔵庫へ。
2〜3週間置いて、発芽室へ移動します。
播種から発芽まで、約一月。
とーっても時間と手間がかかります。
問題なく播種できたかどうか分かるのは
まだまだ先なので、芽が出るまでドキドキです〜
(池田)
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