学会シリーズ第3弾をご報告します。
9月27日(金)~ 9月28日(土)に鳥取大学で開催された第44回日本緑化工学会大会に参加しました。今回の学会参加者は私と修士2年の黒沼君です。発表は屋上緑化に関する課題です。
発表内容は・・・、
水耕栽培システムを用いた屋上緑化の検討
これまでの研究によって、降雨や灌水によって屋上緑化の土壌から、栄養塩類が植物に吸収されることなく、相当量が流亡していることを明らかにしてきました。そこで、灌水量と施肥量を抑え、また栄養塩類の流亡を抑えることを目的として、貯水型の屋上緑化栽培システムの有効性を検討しました。
その結果、植物の生育と観賞性を維持しつつ、従来よりも灌水量を最大1/11に削
減することが可能になりました。また、施肥量は窒素で1/3、リン酸は1/11、カリ
ウムは1/4まで削減することができました。
本研究により、屋上緑化のメンテナンス費の削減や都市域周辺の河川や海の富栄養
化防止にも役立つことが期待されます。
砂のガーデン
鳥取大学に隣接した湖山池(こやまいけ)公園では、第30回全国都市緑化とっ
とりフェアが9月21日~11月10日まで開催されています。砂像と植栽の組み
合わせはなかなか斬新で面白かったです。
9月上旬から始まった今シーズンの私たちの学会発表は今回の発表でお終いです。長かった(?)夏休みも終わり、10月からは後期がスタートします。また講義やゼミ、実習が始まり、新3年生が研究室に配属されます。
(渡辺均)
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