2013年9月20日金曜日

栽培計画の立案と実行

花卉園芸学研究室では、
今年も11月上旬に松戸キャンパスで行われる大学祭(戸定祭)で花屋の出店を行います。


戸定祭の様子



そのため、現在準備を進めているわけですが、
ただ市場で購入してきた花を販売するだけでなく、
自分たちで播種~出荷、販売までの全工程を大学祭を通して体験することができています!
栽培品目も自分たちで決めることができるため、
大学祭の客層や人気のある花色、栽培の難易度など、様々な視点で慎重に決定しました。


ガーベラの種子


現在は、ポット上げまで終了し、11月上旬に出荷できるよう管理を行っています。
順調に準備が進んでいるようですが、
栽培していくなかで、植物の各ステージに適した液肥の濃度や、置き肥の種類やタイミングなど、
日に日に自分の分からないこと、知らないことが増えていく一方です。
今まで受けてきた大学の座学とは異なり、植物の栽培知識に関して自分の無知が明確になるばかりでなく、
観察・調査・考察・判断などの一連のプロセスで物事に取り組むことができる点は、非常に貴重な経験です。


害虫による食害

そんな話をしていると、ガーベラに食害が発生していました。
写真の幼虫は後足が2対であることから、ウワバの仲間だと考えられます。
そこで、直ちに有効成分がアセフェートの薬剤(粒剤)を散布しました。
アセフェートは植物体に無害であると考えられており、浸透性も高いため、浸透移行性の薬剤として販売されています。
効果が持続するのが特徴です。
このように、課題を解決する度に、知識と経験を身につけながら、
よりよい大学祭・大学生活を目指していきます!


学生:黒沼





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