先週、雪にも負けなかったハボタンの様子をご紹介しました。
ハボタンは寒くても霜が降りても雪が降っても、
特に傷みもなく病害虫もなく育ちました(害虫はそもそも少ない季節ですが)。
今年は暖冬でしたが、でもやっぱり、
寒さや霜で傷んでしまった植物たちもあります。
スミレ科パンジー(Viola)
下葉が紫というか茶色に近い色に変色してしまっています。
サクラソウ科プリムラ マラコイデス(Primula)
霜や寒さで葉の縁が茶色く枯れてしましました。
キンギョソウやストック、ナデシコ、アリッサムも枯れはしないものの
真冬は少し縮こまってしまっていました。
意外と戸外でも元気いっぱいだったのは
キク科クリサンセマム ムルチコーレ(Coleostephus)
他に食べ物が見つから無いのか、ムクドリらしき鳥たちが、
何度も花をついばみにやってきていました。
また、同じサクラソウ科でも、マラコイデスよりポリアンサの方が
寒さには強い印象でした。
サクラソウ科プリムラ ポリアンサ(Primula)
同じ植物であっても、どのくらい耐寒性があるのかは
品種や株の大きさ、根の張り具合、日当たりや風の当たり方などで、
大きく変わってきます。
今回紹介した植物も、少し傷みはありましたが、
どれも寒さには強い方の品目です。
寒さで植物が傷むのを防ぐためには、
①耐寒性の強い品目・品種を選ぶ
②霜が降りる前に根が張るよう植付け時期を考える
③敷き藁を敷いたり不織布などを掛けたりして防寒する
④軒下など雨・霜・雪・風のあたりにくい場所で管理する
⑤極寒期、移動できる鉢は、夜だけでも室内に取り込む
⑥夜に灌水しない
などなど。
ハボタンを抜いて代わりに植え付けたのは、
秋~春までのパンジーやキンギョソウ、プリムラなど。
あまり長持ちはしない予想ですが、
実際にいつ頃まで保つものなのか、検証してみたいと思います。
今度は暑さに強いのどーれだ?ですね。
※余り苗を寄せ集めたので、センスがイマイチというご意見は
聞こえない仕様になっています悪しからず(笑)
(池田)
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