2018年10月3日水曜日

まずは300属から


 先週の9月末に、花産業必修1000属検定が開催されました。

 暑い夏も少し落ち着いてきた季節、開花中の植物たちの顔ぶれも少し変わってきましたね。
 1年で最も短いのではないかと思われる秋に見頃の花や葉は、今月と来月くらいしか出題できなさそうです。



 冬はどうしても常緑の樹木や観葉植物が多くなってくるため、今がチャンス?

 1000属検定という名に怖気づいてしまいそうですが、最初のC級は300属。
 道端に生えているような名の知れた植物や、ホームセンターでよく見かける花、観葉植物が多くリストに入っています。

 流通名に学名が使われているものは比較的覚えやすいですが、スペルミスには気を付けなければなりません。
 r」と「l」の区別や、文字を重ねたり重ねなかったりと、11つの学名を注意深く覚えていく必要があります。


 Asparagus plumosus var. nanus …食用ではなく、観賞用のアスパラガス。
 「アスパラガス」→「Aspalagas」、など2文字分間違えてしまうと、その問題は不正解となってしまいます。(1文字ミスなら0.5点の加点です)

 実物問題で答えを理解しているにもかかわらず、スペルミスのために点数にならないのは非常にもったいないですよね…。
 研究を行う上でも、論文検索に植物の学名を打ち込むことがありますが、1文字間違えているだけで検索に失敗することもあるので、特に自分の研究植物はしっかり種小名も含めて暗記しなければなりません。


 今回の検定では、あと一歩で合格という学生も。
 新しく加わった学生も定期的にミニテストを行い、本番の検定を早く受けられるように、皆さん頑張って参りましょう!


安藤匡哉


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