夏休み明けの1回目の花の実習はシクラメンの葉組みを行ないました。
一年間を通して、どのようにしてシクラメンが生産されるのかを理解するのも実習の一つの重要な目的です。園芸学科2年生の学生さんにとっては、シクラメンに触れるのは、5月末の4.5号ポットへの鉢増し、7月末の6号仕上げ鉢への鉢増しの実習に続いて3回目です。
葉組みの目的を説明した後に、実際に葉組みのやり方を見せ、細かなポイントを説明し・・・いざハウスへ移動して実習開始!
鉢を何度もぐるぐる回して葉を下に向けて押さえても、葉がすぐに元に戻ってしまう学生さんも・・・。短気な人は向かないのかな・・・。時間をかけて葉を1枚1枚丁寧に組んでいくと・・・。上手にできた学生さんも。
数時間の実習ですぐには手際良くできるものではありませんが、学生さんが社会人として業界にデビューする前に、どのようにして園芸植物が生産されているのか、たとえ自分で上手にできなかったとしても、園芸植物を生産するためには、相当の時間と手間、さらに確かな技術が必要なことを理解して貰えればと思います。
シクラメンの4回目の実習は、蕾や花を株の中央に寄せる出荷前の「花寄せ」が待っています。その作業が終わるといよいよ出荷です。このシクラメンは、12月1日(土)に柏の葉キャンパス内のシーズホールで行われるシクラメン祭で販売されます。
(渡辺 均)
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