大変おいしい最中だそうですが、
奇抜な名前のその商品は「腹を切る」という意味合いもあり、
最初は全然売れなかったそうです。
しかし、店主がその商品の【使い道】を示したところ、
瞬く間に売り上げが伸びたというお話でした。
「最中」と「お花」という違いはありますが、
どんなに品質が良く、インパクトのある商品であっても、
なかなか販売数を伸ばすのは難しい。
しかし、その商品の【使い道】まで提案することができれば・・・?
こちらのお花はヘスペロジギス'ミンティア パープル'
というお花です。
このブログには何度も登場していますが、
「ヘスペロジギス」という名前は何度聞いても聞き慣れないかもしれないですね。
小さくかわいらしい紫色の花を春と秋に咲かせます。
他の鉢花のように葉を覆いつくすほど豪華に咲くわけではありませんが、
可憐に可愛らしく咲いてくれます。
そして、このお花の最大の特徴は、
葉を指で擦る(こする)と爽やかなミント系の香りが指先にうつることです。
しかし、
「どうぞ葉を擦ってみてください」と誰かに言われれば、
あまり植物に触れたことが無い一般の方々でも
躊躇なく葉に触れることができるかと思いますが、
積極的に葉を擦る方も少ないのでは?と思います。
かといって、ミンティアの前を通る人達全てに
声をかけるというのもなかなか難しいものです。
では、どのようなシーンであれば抵抗なく植物の葉を擦る(擦ってもらう)ことができるでしょうか?
例えば、
高級レストラン(には行ったことはないですが…)に行き、
フルコースの料理(など注文したことはないですが…)を注文した時に
「フィンガーボール」というもの(なんて見たことも無いですが…)が出てきます。
どうしても指を使う料理の場合、フィンガーボールの水で指先の汚れを落とします。
フィンガーボールには香りづけとして、
レモンなどが入っていることもあるようです(噂ではそうらしいです…)が、
アクセサリーや手荒れが気になる方も多いのでは?と推察されます。
また、
焼肉屋さんに行くとお会計の際に、
ミント系のキャンディをくれるお店がありますよね(これは知ってます)。
こちらも、お口の中はさわやかになりますが、
料理の臭いが手についた場合は
口臭だけでなく指先も気になるのではないでしょうか?
そんな時に店員さんから、
「どうぞ葉を擦ってみてください」とミンティアの鉢花を
差し出されたらどうでしょうか???
さわやかな秋空の下で、
そんなことを考えながら、ハウスの遮光カーテンを収納しました。
(長嶋)
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