半袖でも過ごせていた日々は何時の事やら、防寒具を引っ張り出してこなければならない季節となりました。
そんななか、私を含む花卉園芸学研究グループの3名は、もっと寒い地方へ出向いていました。
タイトルにもありますように、ロシアはウスリースクへの訪問です。
訪問の目的は、文部科学省における支援事業に採択された「極東ロシアの未来農業に貢献できる領域横断型人材育成プログラム」のため…というと全く分かりませんが、簡単に述べるなら、日本とロシアの大学間での学生交流および研究協力に向けての派遣団として向かいました。
第一次派遣の滞在日数は10日間。
こちら側は、わたくし安藤のほか、特任研究員・博士後期課程である新藤さん、学部3年生の本田くん、そして主に通訳をお願いして同行いただいた特任研究員の野口さんの4名です。
訪問先の大学における相互の大学紹介や、ロシア極東沿岸地方における農業・他関連施設の見学を行い、その過程で学生同士の交流が行われました。
今回から数回分に渡って、訪問目的の内容のほか、ロシアでの興味深かった出来事など、いくらかご紹介できればと思います。(園芸と無関係な話題も多々ありますが、ご了承をば…)
こちらはお昼の写真ですが、現地では薄暗くなっている頃に到着です。
時差はなんと1時間のみ、ほとんど時差ボケもなく日暮れほどには入国手続きを済ませました。
空港では、今回の訪問先である「国立沿岸地方農業アカデミー」の学生さんがお出迎え。
車に乗り込み、農業アカデミーのあるウスリースクへと向かいました。
皆様はウスリースクという地名をご存知でしょうか。
正直、私自身は全く知りませんでした…。
極東沿岸地方では、ウラジオストックに次ぐ第二の都市と呼ばれているようです。
ウラジオストックが海に面した水産業の盛んな地方であるならば、ウスリースクは交通の要所として農業や交易の盛んな地域です。
そのウスリースクにある農業アカデミーでは、沿岸地方における農業生産ほか、動物学、エンジニアリング、土地活用など様々な分野について教育・研究を行っています。
こちらの農業アカデミーの学生寮が今回の宿泊先です。
日本の学生寮よりも大きく、多くの人が過ごせるようになっています。
これはロシアの大学において、新卒の高校生だけでなく、新たな事業を起こすために仕事を一旦終えた方なども入学することが珍しくないためで、ご家族も一緒に住まうことができるようになっているのではと考えられます。(単純に学生数も多そうですが…)
寮に到着後、農業アカデミーの食堂にて夜ご飯をいただきました。
初日の夜は、ロシア料理というよりアジア向け?の料理ということでしたが、ここの食堂の料理は全てとても美味しく、滞在中の食事が楽しみで仕方ありませんでした。
その後は寮にて、次の日の農業アカデミーでの千葉大学の紹介を行うための発表内容を確認しながらロシア初の夜をゆったり過ごしていました。
そして次の日の朝、思いもよらぬ衝撃が…。
と、何も始まっていないと思いつつ次回へ引っ張ったところで、今回はここまで。
安藤匡哉
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